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 昭和61年(1986)8月30日から10年間、名寄市政のかじ取り役を果たしてきた桜庭康喜市長が平成8年(1996)9月25日に辞職し、当時市助役として桜庭市長3期目の行政執行の一翼を担っていたこともあり、後継候補として各界から推挙され、平成8年10月27日告示の市長選挙に急きょ立起をしました。幸い11月3日無競争で当選の栄に浴しました。

 平成8年12月発行の名寄市広報に「市政を担当するに当たって」と題して、市長就任の挨拶を載せてもらいました。

 〜桜庭市長の任期半ばの退任による名寄市長選挙により、図らずも5代目の市長に選ばれ、今後4年間、名寄市政のかじ取りをすることになりました。

 名寄市は市制施行40周年を迎えましたが、私は昭和32年(1957)5月から退職まで、39年余にわたり、初代名取市長から4代目桜庭康喜市長に仕え、名寄市の歴史と共に仕事をすることができました。

 歴代の町長、市長が整然とした都市計画、生活、社会基盤などつくりあげてくれましたが、時代のニーズに合わせ再整備が必要なものも出てきております。

 名寄市は3次にわたり総合計画をつくり計画的な行政を進めてきており、現在の第3次総合計画は平成9年度で終わります。この期間の総括をしながら、続く第4次の総合計画を、市民の皆さんに参加をいただきながら平成9年12月までにつくり上げたいと思います。

 これからの施策は、ハード事業からソフト事業へと移りますが、市議会、市民皆さんの合意を求め、地域経済の振興や医療、福祉などの総合的な充実、教育施設の整備、文化、スポーツの振興など、暮らしよい地域の環境整備を第4次総合計画の柱に据えて取り組みます。また、高齢化、少子化など社会的な課題にも、地域や町内会のネットワークを高め、取り組みを強めます。

 どうぞ市民の皆さんのご支援とご鞭撻をお願い致します〜

 私の市長選挙に臨んでの基本的な考え方は、平成6年(1994)9月、名寄市助役に就任して以降、桜庭市長が進めてきた名寄市第3次総合計画の推進について着実に実施することであり、助役の立場で財政上無理で取り組めなかった施策を、市長になったら出来ますと公約で訴えることは出来ず、「たしかな歩みで名寄2世紀の扉を開こう」を基本テーマに「市議会や市民の皆さんとの話し合いを重視し新世紀のまちづくりを進める」考えのもと、活力のある産業の振興、暮しよい地域の環境整備、心のかよう福祉、保健医療の充実、個性を伸ばすのびのびとした教育とまちの個性化、市民とともに進める姿勢運営の5項目を基本政策の柱としました。

 当時の名寄市の財政事情は、平成7年度を初年度とする市立総合病院の経営健全化計画により通常繰り出しに3億円をプラスしての一般会計における各種施策は厳しい選択を余議なくされていました。

 身の丈(たけ)に合った行財政運営をすることを信条に、市議会における各種施策の推進に理解を求めました。近年各自治体の選挙公約に身の丈に合った行財政の運営を公約に見かけるようになりました。

 名寄市の首長選挙が統一地方選挙と離れたのは昭和29年(1954)の名寄町、智恵文村の町村合併によるもので、町村合併促進法により8月1日に合併し、新名寄町が誕生し首長選挙は8月20日告示、同月30日投票、名取忠夫氏が無競争で当選、昭和31年4月北海道内21番目の市制施行に伴い名寄市の初代市長を歴任されています。

 名寄市からの国政に挑戦の記録については、昭和20年(1945)12月15日衆議院議員選挙法が改正され、婦人参政権が実現しました。当時の衆議院議員選挙は大選挙区制を採用し、北海道は道南、道央を第1区、道北、道東を第2区として3名連記式投票でした。

 この改正による初の選挙は昭和21年4月に行われ、第2選挙区に名寄から協同党の元町長太田鉄太郎氏と日本自由党の弁護士岡本勝氏が出馬しています。太田氏は3万3905票を得て定員9名中第6位で当選し、初の衆議院議員の議席を得ましたが翌昭和22年公職追放で資格を失っています。

 昭和22年3月選挙法の改正があり、北海道は5区制の中選挙区、単記制となり、以降47年間、中選挙区制が続きました。名寄市は北海道第2区に属しており、第2区の代議士は保革各2名のバランスの取れた選挙区として知られていました。

 平成6年6月に公職選挙法が改正されて、小選挙区比例代表並立制が取り入れられた最初の衆議院議員選挙が平成8年10月20日実施されました。桜庭康喜前市長は旭川市を除く上川管内、留萌管内、宗谷管内と広い7区選挙区で国政へ挑戦されました。

[ 2011-10-14-19:00 ]

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