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2 指導とお世話になった方々(2)

 昭和32年(1957)名寄市の職員採用試験に幸いにも合格して初出勤は5月1日でした。当時の名寄市は財政再建団体に指定されており、現在の夕張市と同様な行財政の運営を行っていました。市の年間予算も事前の計画の範囲内で作られているかどうかの審査が必要で、新たな投資的事業の取り込みや職員採用も国(自治省)と協議が必要で私は11ケ月間の臨時任用。名取忠夫市長のもと清野栄惣吉助役、山本政平助役の2人制で昭和29年8月1日名寄町、智恵文村の合併後の臨時的措置でした。

 最初の配属先は財政課財政係で財政再建団体指定に伴う財政関係事務量の増に伴う係員の増で箭原義雄課長、石崎忠夫係長の下でスタートを切りました。係長の下に係1人で仕事の内容は毎年の予算、決算、財政再建計画の変更申請調書づくりなど徹夜の書類作りを体験しました。

 昭和33年8月30日、池田幸太郎市長就任で助役は国府光雄氏が選任されました。昭和36年度で財政再建団体から脱出し、昭和37年10月1日行政組織に部制を導入。初代の総務部長に中尾忠司氏(後の名寄市教育長)を迎え、後任も山谷藤松氏と昭和45年4月10日まで3代にわたり道職員の派遣を受けています。

 昭和38年5月1日市立総合病院会計課に配属となりました。一般病床の改築が37年7月に完了して6階建ての新病院舎は市内で初のエレベーターを取り付けた建物で、当時も道北一円をエリアとする総合病院でしたが、改築に伴う経営は患者の受け入れ増に伴う看護、管理部門の人件費増や医療材料の増加で収支の均衡が取れず、道庁保険課、国保連合会、国府助役を筆頭に市役所からチームを組織して経営実態調査が行われました。私もこのチームに入っていました。

 会計課保険係在職中に、これまで採用の診療報酬甲表適用から乙表が有利との試算で昭和40年4月からの乙表移行や、料金カードの中央管理システムへの変更など企業会計の増収対策と事務処理の合理化に若い同僚職員と力を合わせ取り組むことができました。

 昭和45年12月、池田市長4期目に道庁OBの蠣崎道行助役を迎えました。短期間での人事異動、行政組織の改革を実施。総務部理財課が誕生したのが昭和46年4月1日、初代理財課長に中田一良氏が命ぜられ私は経理係長でした。1年3ケ月後の機構改革で理財課の名称は消えましたが、現在も理財課時代の職員が集まり中田元課長を囲み思い出を語り、酒を飲む機会をつくっています。

 昭和49年8月30日、石川義雄市長の就任に伴い建設部長新田進氏が総務部長となり、翌50年3月開催の定例市議会で助役に選任されています。

 昭和51年1月市立総合病院は三品政朝院長が退任し、菊地完院長に変わり、旭川医大から出張医の派遣も増えた時期でした。4月1日付で市立総合病院事務管理課長の辞令を受けました。前職の税務課長と2回岡本肇氏の後任の発令で、岡本さんから後処理を頼むと事務引き継ぎを受けて同じルートを歩みました。病院は2度目の勤務で自主健全化の経営努力が続いていました。

 昭和57年7月1日民生部次長兼じん芥処理場担当主幹を命ぜられました。部長は木村鉄蔵氏、石川昇氏と代りましたが老人医療費無料化の施策と自主財政健全化の取り組みとの兼ね合いを市議会や市民に説明する時期でした。じん芥処理場はすでに埋立量の限界にある日進埋立処分場の後処分場の候補地として市内の数ケ所の中から最終候補地を確定する時期でした。現内淵処分場の底地の所有者は追分町(現安平町)の商工会長も勤めた不動産関係に精通された方で札幌市に事務所兼住宅を構えていました。 

 前任者の交渉経過は日本列島改造の時代に入り取得した土地で、購買価格を示しての購入予定額との歩み寄りがない状況でした。背水の陣で交渉に当たり、これまでの交渉を白紙に戻した交渉となり、近隣の土地売買実例を参考にこぎつけました。内淵埋立処分場は防衛省初の補助事業として採択となり、周辺住民の皆さんの同意を得るため木村部長や田畑義孝主査と昼夜説明に当たったことを思い出します。

 昭和61年8月30日、桜庭康喜市長が就任、岡本肇氏が助役に選任され、私は経済部次長兼畜産課長として主に畜産基地の対応に当たっていましたが、農業生産法人名寄ヘレホード牧場の解散後の対応など大幅な参加農家の負担軽減策の提示の必要性と参加農家の肉牛経営から複合経営転換の方針を建議して関係者との協議に当たりました。

 経済部での4年間は名寄の1次産業や2次産業の振興策を打ち出す取り組みをしましたが、昭和57年からの自主財政健全化の中で、財源確保がならず、第3次総合計画に盛り付けたピヤシリヘルシーソーン構想も夢の部分がありましたが、現在の日進地区発展は夢が実現した思いです。

[ 2011-10-11-19:00 ]

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