
|
 |
| 2005年8月1日付 |
 |
氷河上にてのどを潤す
四月二日快晴。今日もまた、別の斜面へ新雪を滑りに行く予定。いつもの時間にスタートし、一気に標高三千三百メートルまで上り、新雪の斜面へまっしぐら。今日は写真を撮る。全員ほぼ元気。それぞれのフォームで三千メートル付近を自由に滑れます。今日も氷点下八度。粉雪のまま。四つ切りに伸ばせるような写真がいっぱい撮れました。もうカメラを向けてもだれ一人として固くならず、皆が自由に滑っている中でシャッターを切る。いいですね、練習の成果というものは。
さて、写真が終わり、楽しく滑って下りてきて、小さなくぼ地で一休み(標高二千六百メートル付近)。太陽の光の強さで、少々暑く感じている。そのとき、ふとそのくぼ地に水らしき物。さっそく私は飲んでみる。うまい。子供たちに教える。皆びっくりしながらひざを付き、はいつくばって飲んでいる。皆、やめようとしない。うまいのでしょう。その上、こんな氷河の上で、粉雪の真っ只中で水が飲めるなんて。私も初めての体験でした。「何でこんな所に水が湧くのですか?」と聞かれ、いろいろ考えてみたのですが。私たちのいるこの氷河は、厚さ約百メートルから二百メートルくらいは氷でしょう。そして、少しのくぼ地になっていて、強い太陽の光で雪と氷が解けて、ここに貯まっているのでしょう。いやはや、驚きと水のうまさ、自然の大きさや素晴らしさを味わった瞬間でした。
さあ今日の夕食は、女の子全員でのハンバーグです。横山、山崎、外崎(妹)はハンバーグ。向山(姉)、吉田はコーンスープとサラダ。
いつものように、それぞれのメニューに合わせて、午後四時ごろスーパーへ。そして、五時より始まりました。昨日までに残ったパンで粉を作り、タマネギを刻み、塩、コショウ、牛乳などなど。これもまた本格的です。タマネギを刻む人は目が痛いので、ゴーグルを着けて。別のキッチンの向山(姉)、吉田も同様、スープのタマネギを炒め、コーンも入れてサラダも色取りよく作っている。男の子たちは部屋で遊び、また、スポーツ店、ピザ屋などそれぞれです。役割分担、いいですね。もう私たちはほとんど手助けなし。午後七時過ぎ、ディナーが出来上がり、コールされてテーブルへ。すごいすごい、レストランそのものです。
今日で自炊も三日目。子供たちもここの生活にすっかり慣れて、表情にもゆとりがある。スキー場、街のシステムなど自由に行動できている。お金の大切さ、物の大切さ、自分たちで作ってみて買い物の量も多過ぎるとか、これで我慢しようとか、これで代用しようとか、まるで主婦そのものです。旅も後半、私が最初に掲げた目標も、ほぼ達成された感があり、とてもうれしいですね。
さて、次回は男の子のみのディナー、そして自由に好きな所を滑る。
(写真上=氷河上のわき水)
(写真下=手作りハンバーグでディナー)
[ 2005-07-31-19:00 ]
|