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2004年7月19日付

ペットボトルを集めて

第5回

 道すがら西湖周辺のカフェと言っていいんでしょうか、小さな店の前にテーブルといすが並んでいて、そこで茶を飲んでいる人たちがたくさんいました。麻雀をしている人でもいればと思っていたのですが、今は麻雀よりもカードゲームが主流のようです。テーブルを囲んでいる人たちの側にも必ずと言っていいほどポットが置いてあり、生活の中にお茶のある風景を垣間見ることができました。

 帰り道の高速道路で、トイレに寄ろうと車を止めたら、数人の年配の女性たちが空っぽのペットボトルを片手に持って車に迫ってくるのです。どうして空のペットボトルを売りつけようとするんだろう?と不思議な気分でいると、運転手さんとガイドさんがその人たちを追い払ってくれて私たちは無事にトイレに行くことができました。後でガイドさんに聞いたのですが、実はその方たちは空のペットボトルをもらおうと思って集まってきていて、観光客からもらうペットボトルを集めて売って生活を立てているそうです。「リサイクル、資源を大切に」と日本でも言われ始めていますが、昔の日本では当たり前に資源が集められ再利用されていたのに、その光景をとても珍しく思ってしまうのは物余りの日本に慣れてしまいすぎているのでしょうか?

 その日は上海に帰り着いたのが午後9時過ぎで、それから夕ご飯。再び言葉の分からない私たちは夜の町を彷徨、辛いもの好きの結城の強い希望で、「火鍋」を食べました。「火鍋」とは中国風のシャブシャブで、鍋が半分に仕切られていて、半分はとても辛い赤いスープ、半分はダシのおいしい白いスープで好きな方のスープに色々な素材をシャブシャブして食べるものです。素材としてびっくりだったのは「凍った豆腐」。凍み豆腐ではなく本当に凍っていました。そこでも訳が分からずメニューを指して注文をしましたが、そんなにハズレは無かったように思います。

 ここでまた上海豆知識。上海料理は特に辛い物はなく、私たちの口にもとても合いました。特に上海カニが有名ですが、海のある都市なので海鮮料理が多かったです。チャーハンもさすが本場という味でしたが、ただし白いご飯だけを食べると日本人には少し抵抗があるかもしれませんが。ご存知のようにお米の種類が違って中国圏は長粒米です。長粒米は、炊き方によってはとてもおいしく食べることができるのですが、日本のお米のようなモチモチした感じが少ないため、どうしても日本人にはバサバサしたご飯と言う印象になってしまうようです。上海ではチャーハンを食べることをお勧めします。

(写真上=西湖で寄ったお茶の博物館)
(写真下=中国風シャブシャブ「火鍋」)

 猪原ひろみさんは、精神障害者の雇用の場である茶房「かれんと」(名寄市西1南7)を運営する、カレントハウス運営委員会代表。店で提供する茶葉の購入に、5月5〜9日まで上海へ行った様子を伝えてもらいます。

[ 2004-07-18-19:20 ]

 
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2004年7月

第1回「茶器と茶葉を求めて」
第2回「メニューが読めない」
第3回「茶葉は安く味も最高」
第4回「軍管轄の茶葉販売所」
第5回「ペットボトルを集めて」
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