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| 2003年8月23日付 |
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観光では、韓国の三国時代に栄えた、まぼろしの都、百済(くだら)を訪ねて忠清南道へ向かう。古代の日本に仏教や先進文化を伝えるなど、交流のあった百済王朝の都、扶余(ぷよ)の古跡、定林寺址の優雅な5層の石塔、錦江の下流白馬江のゆったりした流れは、百済王朝の終焉、日本から出陣した援軍も、古代に渡来した日本人も眺めた風景だとか…。
首都扶余も百済王朝の滅亡と共に消滅し、現在は人口10万人の、どこか日本の古都に似た感じの、静かな街に見えたのは気のせいだろうか。
水源(スウォン)は京畿道の中心都市Wカップの会場ともなった、Kリーグ三ツ星の本拠地でもあるが、世界文化遺産に登録されている水源華城は素晴らしい。型式で見れば山城だが、周囲5.5キロを石積みの壁で囲み、見事な桜門や市内を一望出来る西將台など、周囲の風景とも調和して、見事な佇まいである。
ソウルでは最古の故宮、景福宮(キョンボックン)は壬辰の乱で焼失したが、焼失を免れた殿閣も多く、それらは雄大な景観を見せていた。同じく焼失した昌徳宮(チャンドックン)は、有名な庭園と共に後に再建され正宮として使用されたとか。秘苑の他見どころが多い。97年には世界遺産にも登録されている。
また、観光コースにもなっている南大門市場は、朝鮮王朝時代から600年もの歴史があると聞いて驚いた。1日50万人もの人が行き来するそうで、その熱気に溢れた賑わいは実にパワフルだ。「スリが多いから」という添乗員の注意も喧噪に巻き込まれ忘れてしまう。ここでも「冬ソナ」グッズが多くよく売れているそうだ。他に衣料品、革製品が安く、日本語も通じる対面販売で、ついつい乗せられてしまう。
韓国グルメは大いに期待していたが、期待は外れるものだ。ガイドさんお勧めの「海鮮寄鍋」は、同行の人曰く「ザッパ鍋」。日本だと客には出さないような食材で、小さい帆立貝、沼から掬ってきたような小エビ、割り箸のようなカニの足、香辛料その他韓国風な味付けで何とか食べたという感じ。
他でも、何度も食べたいとは思わないが、キムチとお代わりが滅法高い焼肉カルビ、隣の人がホルモンを注文すると、長い姿のまま出てきたのには驚いた。焼いたところでハサミで切ってくれる、「味はどう」と聞くと、「何とも微妙」という返事。
ハングル語にも困った。街の看板も漢字や英語が禁止されているそうで見当たらず、何が書かれているのか意味が解らない。
文字どおり「異国の旅」という感じだった。
(終わり)
(写真上=故宮・景福宮前にて日本参加者全員で記念撮影)
(写真下=定林寺址、石塔は1600年前のものだとか)
| 佐藤豊藏さん(72)=名寄市西2北3。名寄パークゴルフ協会長、NPO国際パークゴルフ協会理事を務める。名寄代表として5月に韓国交流パークゴルフ大会へ参加した。その様子を伝えていただきます。 |
[ 2004-08-22-21:45 ]
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