 |
 |
|
 |
| 2004年10月11日付 |
 |
私達2人は、アンダーソン家にお世話になることになりました。妻にとっては、ホストファミリーの経験こそ何回かあるものの、ホームステイは初めてで、リンゼイに着くまでは、やや緊張気味でしたが、2人一緒と分かり、少し安心した様子でした。
夫のピーターさんは、リンゼイにあるロスメモリアル病院のファミリードクターです。ファミリードクターとは、主として一般患者の初期治療と、ときにはコンサルタント的役割を担当する医師のことで、カナダなどを中心に最近、多くなってきた専門分野とのことです。日本流に言えば「総合」担当のお医者さんというところでしょうか。
妻のキャシーさんは、リンゼイから少し離れた町、ウッドビルの小学校の先生です。生徒数は320名とのこと。ちょうど学年末休業中でしたので、3日間、私たちのお世話をしてくれました。
長男のイアンさんは20歳で大学3年生。専攻は政治学とのことでした。彼は3年前に交換学生で名寄に来ており、名寄のパンフレットや冬のカレンダーを見て、大変懐かしがっていました。
妹のエイドリアンさんは18歳で大学1年生。昨年、ロータリークラブの交換留学生として本州でホームステイをし、その後、大阪や京都を訪れたことなどをいろいろ話していました。
2人とも休み中はアルバイトで家を離れていたのですが、私たちがホームステイすることになり、アルバイトを休んで家に戻ってきたとのこと。4人家族全員で歓待していただいたことに感激しました。
夕食は全員で赤ワインを飲みながら、トラウトの蒸し焼きとポテトサラダ、野菜の一杯入ったグリーンサラダ、そして、手作りのパン、デザートは新鮮なイチゴとエイドリアンさんの焼いたレモンスクエアをいただきました。
静かな雰囲気の中で、ゆっくりと会話を楽しみながら、ワインボトルが空になったころ、夕食は終わりました。
その後、妻がこちらから用意していった急須や湯飲み茶碗などをプレゼントし、日本茶と羊かんを皆さんに振舞うなど、少しばかりですが、日本文化を伝授しました。お茶はイアンさん、エイドリアンさんともに日本滞在時に経験があり、皆さんでおいしく飲んでいただきました。
朝食はマフィン、イチゴ、そして、私はオレンジジュース、妻はクランベリージュース、その後にコーヒーで、疲れと寝不足で朝はやや食欲減退気味の私にとっては軽い食事で、大歓迎でした。マフィンにメープルシロップをかけて食べたのがとてもおいしかったことが記憶に残っています。
夕食の時などは、夫のピーターさんが手まめに料理をしたり、イアンさんが食卓の準備や後片付けを自然な形でしている姿を見て、普段、男ぶって何もしない私は反省させられました。しかし、名寄に戻ったら、その反省の気持ちもすっかり消え失せています。
もう1人?大切な家族を忘れていました。愛犬のスコーガア、愛称スコッギーです。紹介されたときは覚えたつもりでしたが、家族四人の名前を覚えるのに精一杯で、愛犬の名前まで記憶に残っていませんでした。朝の食事で姿を見たとき、名前が出てこず、「ごめんね。名前忘れちゃった」と英語で言って、頭をなでたのですが、意味が通じたかどうか?
アンダーソン家の邸宅は、住宅街のボンドストリートに面していて、築75年という由緒ある雰囲気を漂わせていました。両隣の家は、リンゼイ市史に写真が掲載されているほどの歴史ある邸宅でした。20年足らずで既に傾きかけているわが家と比較して、ここにも文化の違いを感じました。
(写真=お世話になったアンダーソン一家と)
[ 2004-10-10-19:00 ]
|
|
 |
 |
|