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2004年11月15日付

ドイツと言えば…

ドイツ-フランス編 第1回

 「お城」「黒い森」「ビール」「ソーセージ」「サッカー(タカハラ)」…。ドイツに新婚旅行に行くことを知らせると、だいたいこの辺りのキーワードが返ってきた。妻だけは「バームクーヘン、バームクーヘン」と騒いでいたが…。

 それはそれで非常に興味がある、というよりむしろ積極的に楽しみたいところだったが、ビールとソーセージを軽く晩酌した以外は、多くの人々がイメージするドイツを満喫することはなかった。

 私たち夫婦の旅の目的はただ一つ、森林療法の海外事情を身をもって知ること。単なる知的好奇心からの行動ではなく、私たちの思い描く未来への投資だ。

 タイミングよく森林セラピー研究会の第1回海外視察研修があったので、団体行動は好きではなかったが、2人とも初めての海外旅行ということもあるし、通訳も付くので聞きたいことも正確に聞けるし…と思い参加することにした。フランスも日程に入っていたのが余分な気がしたが、結果はまた後で。

 総勢28名という大所帯で、全国各地から、町長、森林組合長、議員、NPO法人の代表、自然学校のスタッフ、中学校の相談室の先生etc…と非常に多様性のあるメンバー。日本での森林療法に対する関心の高さ・多様さを物語っている。

 公費で来ている役場の職員もいて「よくそんな予算が通るなぁ」と内心思ってしまった。それだけ将来性があり、投資した分は回収できるという判断なのだろう。私も役場の職員で公務として森林療法を担当しているが、今回はもちろん自腹だ。

 さて、前置きはこのぐらいにして舞台をドイツへ移そう。

 2004年10月16日(土)12時20分発ルフトハンザ航空715便で成田を後にした私たちは、13時間近い空の旅を経て、ミュンヘンに到着した。整然として美しい空港にドイツを感じた。目的地バート・ヴェリスホーフェン(以下、BW)へ向けて大型バスでアウトバーンを走る。

 BWは、クナイプ療法という水療法、運動療法、植物療法など5つの柱からなる自然療法のメッカで、ミュンヘンから南へ75キロ、オーストリアとの国境に程近い人口1万6000人の都市である。運動療法のコースとして森林を活用しているので、森林療法の先進事例として日本に紹介されている。

 途中ミュンヘン市街を通ると、灯りの少ない夜の街にBMW本社の展示ビルが輝いていた。ミニカーのショーケースのようなガラス張りの建物の中に実物の自動車が展示されている。自分が小人になったような錯覚に陥る。シンプルだが鮮烈なデザインだ。

 BWに入り、この先3泊するクアペンション「エミリエ」に着いたのは20時頃だったと思う。機内食を含めると本日2度目の夕食が待っていた。スープにパン、メインディッシュの肉料理、デザート、別注文でビール…。食事療法についても学べると思っていた私たちにとっては、吸収すべき点に欠ける内容だった。カロリーは満点だったが。

 明日の午前中は自由時間だ。早速、療養のための道=セラピーロードを歩いてみよう。

(写真=市街地から切れ目なく続くクナイプ療法のための散策路)

[ 2004-11-14-19:00 ]
 
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2004年11月

第1回「ドイツと言えば」

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