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2003年6月30日付

イタリアに昼食とスキーに

第4回(最終回)
 子供たちとのフランスでのスキー体験を、名寄市内在住の日本職業スキー教師協会A級教師・富井弘さん(65)にシリーズで伝えてもらいます。スキーツアーには、横山拓也君(名寄中3年)、山崎桂輔君(風連中3年)、土志田裕治君(名寄東中2年)、高橋擴充君(名寄東中1年)、山崎ももこさん(風連中央小5年)、土志田研治君(名寄豊西小5年)が参加しました(※学年は旅行当時のものです)。現地で、富井さんの生徒でもあったイギリス在住の横山恵美さん(52)が参加、引率で富井さんの妻・宏江さん(36)が同行しました。
※文中の写真はクリックすると大きく表示されます。
※写真説明、専門用語(※印)説明は下段にあります。

 クールメイユールはモンブラントンネルを抜けたイタリア側にある。モンブランの南に位置し、シャモニー側の女性的な山容に比べ荒々しい岩壁と氷河。国境はトンネル内にある。出口のアントエレーネ村はモンテビヤンコ(4808メートル)(モンブランのイタリア名)山系の景色が一番良い所。バスはそんな素晴らしい景色を右に左に見せながら、クールメイユールまで下る。標高1224メートルの街です。
 4月3日曇り。私たちは第1目標のバレブランシュ大滑降を無事成功させ、第2目標のこのクールメイユールに来ました。
 シャモニーを8時50分に出発。モンブラントンネルを通りイタリアへ。途端に景色は一変する。屋根は石のスレート。言葉も顔も陽気さも物価も(シャモニーに比べ約20%は安い)。その上、空の色も黒ずんだ青空へ。
 9時、クールメイユール着。バス停のモンテビヤンコ広場からの、ダンデジュアン(4013メートル)、ロッシュフォール山稜(400メートル)は朝陽に白く輝き、特にダンデジュアンが黒い青空に向かって聳えているのが印象的。
 早速、ガイドの斉藤さんの案内でゴンドラに乗り、一つ目のゴンドラ下り場にあるクールメイユールレストランに荷物を預け(昼食はここで取る)、2600メートルの山頂へ。そこから見るモンデビヤンコは、シャモニー側のモンブランとは思えない姿です。茶色の岩壁と荒々しい氷河、そしてダンデジュアン、ロッシュフォール山稜、グランドジョラス(4208メートル)などイタリア側からも目を疑いたくなるような景色です。
こぶや新雪を何本も滑りいよいよ楽しい昼食。斉藤さんお勧めのランチコース。
 レストランに入って、まず、陽気な雰囲気にびっくりする。早速、注文。店の奥でピザの生地を作っている。私たちもちょっぴり参加させてもらった。
 いよいよ料理が出てくる。40センチメートル以上もあるピザが3種類、エビ、貝、ベーコン。パスタが3種類、カルボナーラ、ナポリタン、ラザニアなど。
 もう、みんな目を丸くして食べている。もちろん笑い声とおしゃべり、隣の席のイタリア人とも、何語かはっきりしないけれど(たぶんイタリア語でしょう)、ウエイターも茶目っ気たっぷりで頭をつついたり、ウインクしたり、特に可愛いももこちゃんに。みんな言葉や顔の違いなど全然気にせず堂々としている。周りのイタリア人たちも東洋の子供たちは珍しいようで、しきりにこちらに目を向けて写真を写したりしている。デザートのケーキそして、シュナプスをプレゼントしてくれて皆で少しずつ飲む。アルコール度が強くて皆で大騒ぎ。そんな楽しくおいしい2時間があっという間に終わりました。
 午後はクールメイユールの街、モンテビヤンコ広場や、メーンストリートのローマ通り。
 しかし、お店は16時30分まで昼休み。ウインドウショッピングとなりました。ローマ通りのテラス状の広場にスキーを置く。その広場には1380年代に建てられた古い教会、ガイド事務所などがある。そこからのダンデジュアン、ロッシュフォール山稜、グランドジョラスなど見ながら、昼寝やアイスクリームなどを食べての約3時間。この広場では周囲の風景を見たリ、道行く人々を見たりして、とても時間が短く感じました。
 17時のバスでシャモニーへ。陽気でおいしい食事、青空でのイタリアの楽しい1日は終わりました。シャモニーに着くとどんより曇り空。イタリアにいた私たちはとても幸運でした。

 今回のスキーの旅も今日で終わりました。  
 振り返ってみると、今冬からの技術的なことや心構えが実り、氷河大滑降、買い物を含めた街での生活、体調の維持などなんのトラブルもなく目標を達成しました。前回に比べ、数段の進歩です。特に体調の維持には、食事の量、休養など十分に取り、12日間を考えていたようです。私は、初日に食事や毎日の行動について説明しただけでした。子供たちの成長にはびっくりです。  
 帰り際には、もう次の旅のことを口にしていました。機会があれば、また計画したいと思います。

 長い間お読みいただきありがとうございました。

〜写真説明〜
1 モンテビヤンコ(4808メートル)。シャモニーからは到底想像のつかない荒々しさの岩壁です。雲海が私の足元にある。クールメイユールスキー場(2600メートル付近)
2 クールメイユール山頂付近の新雪を滑る。誰もいなく自由に思うがまま(2400メートル付近)
3 昼食後のシュナプスをちょっとすまし顔で飲んでいるももこちゃん。裕治君と拓也君はどの位飲んだのか?クールメイユールレストランにて
4 シェフのピエトロ。私たちのピザを作っている。生地もその場で作ってサービスに具をいっぱいのせてくれました。その上一枚サービスも。クールメイユールレストランにて。
5 スパゲティーも三種類。それぞれ好きなものを味わっている。量も多くとてもとてもおいしい。クールメイユールレストランにて
6 ローマ通りへ。拓也君、土志田兄弟でショッピングに出掛けていく。もちろん初めての街ですが、不安はまったくないようです。クールメイユールローマ通りにて
7 土志田兄弟、擴充君、桂輔君、拓也君。何の相談?スレートの石屋根、いかにもイタリアという感じ。バックにはダンデジュアンやロッシュフォール山稜が聳える。こんな景色なら何時間見ていても飽きない。ローマ通りのテラスにて

[ 2003-06-29-21:40 ]

 
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2003年6月


2日付「3カ所のスキー場と街」

16日付「世界一広いとされるスキー場」

23日付「バレブランシュ氷河大滑降」

30日付「イタリアに昼食とスキーに」
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