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2003年7月28日付
 平成14年11月5日から27日にかけて、第28回JA北海道青年部海外農業視察が行われました。本紙管内の風連町から、JA青年部日進支部の金子孝雄さんが参加し、オーストラリアを中心に、シドニー、リートン、クライストチャーチ、ロトリア、ハミルトン、ケンブリッジ、オークランドの7カ所を巡り、視察研修を行いました。本欄では、金子さんがまとめた報告を紹介します。(内容は、金子さん、風連農協の承諾を得て、同農協広報に掲載されたものを一部修正して掲載しました。写真は研修中の記録から無作為に選んだもので、文章と直接関連がないものも含まれています)

※写真はクリックすると拡大表示されます

土づくりの重要さを再認識

(下)

◇7日目◇
研修三昧

 この日は、研修のみ。
 まず、リンカーン農業大学にて講義・大学の話・ニュージーランドの牧畜の話、そして乳製品の輸出市場の話。これらの話の中で凄いなと思ったのは、搾乳は、600頭を1時間で行う。家畜は年中放牧して、穀物は与えない。畜舎もないためコストを低く抑えられるということでした。ニュージーランドも雨は少なく、雪は山に降るぐらいなので可能な方法らしいです。大学の外を見て回っていたら雨が降ってきましたが、これは恵みの雨だったそうです。
 “牧場も  緑ますなり  初夏の雨”
と、こんな感じらしいです。
 昼からは、野菜農家視察ですが、まず、機械の古さに驚きでした。「機械に投資するくらいなら土つくりにお金をかける」そうです。そのためキャベツなんかは、3年に1度のローテーションで輪作するらしいです。あと、収穫物は3割が市場で、7割が家の前での直売でした。家の前の店では、常にお客がいました。この日の最後は花き農家の視察でした。ここも最近では市場より直売主体になってきていました。直売だと市場の七倍くらいで売れるそうです。
 視察後、みんなでスーパーへ行きおやつを買いに行きました。マーブルチョコを手違いで1キロ以上買ってしまった28歳のKさん、かなりの甘党ですね!笑わせてもらいました。

◇8日目◇
北島へ
そしてマオリ料理

 一路北島ロトルアへ。ここでは、観光も兼ね現地の文化を知るべくマオリ族と触れ合い…。が、夕食のマオリ料理の口に合わなかったこと。「嫌がらせ?これは歓迎されているの?」と思うほどでした…。(名物料理に旨い物なしか?)
 夕食後?温泉に行きました。ロトルアは別府と姉妹都市です。温泉は日本人だらけでした。

◇9日目◇
ファームステイ

 午前中は、ワイトモの豊かな自然の観光で土ボタルを見ました。昼から野菜農家視察、ここではイモや豆などは自分で収穫をして買ってもらうシステムでした。
 ブリーフィング会社視察は、交配会社でした。勝れた牛の継 続を目的とし精子・卵子の輸出入にも手掛けてきました。家畜を精子卵子で輸出入するのは色々な面で安全らしいです。
 視察後、トレバーさん宅へファームステイしに行きました。

◇10日目◇
観光そして孝雄192メートルから

 朝からT君が、ファームステイ先の牧場のどこかに携帯電話を落としてしまい、探しに行きました。見つかって良かったです。朝食後、仔牛のえさやりを見学して、ファームステイを終了しました。1泊で何もしなかったけど楽しかったです。ただ英語はペラペラ(?)…くらいしか話すことが出来ず言葉の壁は厚く感じました。
 昼過ぎにオークランドにつき昼食。食後、自由行動。スカイタワーへ行き高さ192メートルからスカイジャンプ。「飛んじゃいました!」さらに「逆バンジー、やっちゃいました!」楽しかったです。夜はカジノへ行きました。今回は短パンでなかったので入れてもらえましたが、どうやら僕が若く見えるらしく、パスポートの提示を求められました(感激!)。結果は、今回の研修生一の若手、H君が、勝っていました。カジノはすごく楽しいので、東京都石原知事だけでなく、北海道知事にも頑張ってもらい「北海道にもカジノを」と、思いました。

◇11日目◇
ラストの研修そしてラストの夜

 日程が少し変り、午前中は観光。午後にプケコヘリサーチセンターでは、農作物の研究、技術開発を行っていました。プケコへの農業事情のお話しも聞かせてもらいました。
 研修終了後は、オークランドへ戻り夕食。今日までの11日間の思い出話で盛り上がりました。そして、夕食後は思い思いの夜へ…。

◇12日目◇
家に着くまでが海外研修だぞ

 最終日、というか移動日でした。
 みんな、前夜は遅くまで遊んでいたのに、早朝集合。30分しか寝ていない人、飲み過ぎてしまい、記憶が断片的な人(両方ともI君)楽しかったです。
 日本に帰る飛行機の中は、日本人だらけ(当然か)でした。
 無事帰国しました。
 長いようで、振り返ると短かった研修。日本語を忘れるところでした
 日本とオーストラリア・ニュージランドの農業の取り組み方、考え方の違いを見てきました。その違う部分は、気候的な問題などで、まね出来ない部分もありますが、これから自分が誇りを持って農業をするということには、参考になる数多くの物を得たと思っています。






写 真 説 明
牛の精子。細い管に入って冷凍されている。この状態で世界に輸出
リートンのブドウ畑でのひとコマ
シドニー上空の飛行機から。とても美しい景色が広がる
リートンでの麦畑で黄金色になった麦
シドニーの海岸から
客船やボート、ヨットが数多く海原で行き交う
視察先の農場で、みんなそろってパチリ
豪州で食べた「ごはん」
かわいいカンガルー。間近で撮影

[ 2003-07-27-18:30 ]
 
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2003年7月

(上)7月21日付「大規模経営の農業を学ぶ」

(下)7月28日付「土づくりの重要さを再確認」
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