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地域ニュース

2018年7月3日

冬季の生活不安解消が課題
名寄市移住促進協議会・起業志向や趣味層など
ターゲット絞りイベント実施

 【名寄】名寄市移住促進協議会(会長・加藤剛士市長)の会議が2日に市役所名寄庁舎で開かれた。本年度は、市内西1南6に2棟目となる「まちなかお試し移住住宅」を新たに整備した他、起業志向者や冬季スポーツ・趣味重視層などをターゲットとした移住促進プロジェクトに取り組む。
 会議で加藤会長は「人口減少が大きな問題となっており、広域連携による対策が必要な一方で、各自治体が人材確保に向けて競争する側面もある。名寄の実態を踏まえながら移住施策を展開したい」などと挨拶した。
 市内西6南10に昨年整備した「まちなかお試し移住住宅」(カーサAZABU SOUTH 102号)の前年度実績では、北見市の40代、奈良県の60代、長野県の30代夫婦が4月から6月にかけて利用したことを報告。利用者からは「大変満足」「住みやすい」などの声があった一方で、「冬の雪の中での生活が不安」とする意見もあり、冬期間の生活に対する不安の解消などを課題に挙げた。
 本年度の事業計画では、最終年度の3年目を迎えた移住促進プロジェクト(委託事業)として、働く場所の制約が少なく、移住志向が他職種より強いシステムエンジニアをメインターゲットに、起業の場として名寄が選択肢となる起業志向者向けと、名寄の強みを生かした冬季スポーツや趣味重視層(釣りやカヌーなど)向けの移住イベントの実施。さらに、名寄に関心のある人たち向けの名寄来訪ツアーにも取り組む。

[ 2018-07-03-19:00 ]


どの天体よりも高い偏光度と判明
国際研究チームが小惑星ファエトン観測
日本で唯一、名寄で実現

 【名寄】なよろ市立天文台(村上恭彦台長)業務係長の内藤博之さんが2日に会見し、ふたご座流星群の母天体となっている「小惑星ファエトン」の名寄での観測を通じ、他の太陽系天体と比較し、偏光度が非常に高いという研究成果を報告した。これは国立天文台などで構成される国際研究チームが行った研究で、内藤さんは「高緯度にあるとともに、観測機材が整った名寄市立天文台だからこそ実現できた観測」と説明する。この研究成果は英国の科学雑誌に掲載(6月27日)された。
 同天文台によると小惑星ファエトンは、直径約5・7キロメートルで、12月中旬に見られるふたご座流星群の母天体として知られる。地球にも接近する地球近傍天体で、太陽系の形成や進化の鍵を握っているという。内藤さんは「流れ星の母天体は通常彗星と言われている。小惑星は岩石でできていて、ちりなどをまき散らしていないと思われているが、ファエトンに限っては周りにダストをまき散らすなど、活動的小惑星として注目されている」と説明。
 名寄のピリカ望遠鏡を用いて行われたファエトンの偏光観測は、なよろ市立天文台、国立天文台、千葉工業大学、ソウル大学、北海道大学などで構成される研究チームが、2016年9月中旬から11月上旬にかけて実施。ファエトンが反射する太陽の光を観測したところ、他の太陽系天体に比べて非常に偏った光りであることが判明した。
 これは光りを縦波と横波に例えた場合、一般的な天体から反射された太陽の光りを観測すると、縦波、横波の割合はほぼ同程度(偏光度が低い)であることに対し、ファエトンが反射した光は縦波の割合が少なく、これまで知られていた天体で最も偏光度が高いことが明らかとなった。
 近い将来、日本の探査機がファエトンの近傍へ達し、観測する計画も進められている(2022年打ち上げ予定)とのことで、内藤さんは「今回提起された疑問を含め、この天体の謎の解明が期待される」としている。

(写真=小惑星ファエトンの高い偏光度を可視化した説明図=国立天文台提供=)

[ 2018-07-03-19:00 ]


SDGs推進へ連携
吉本興業が下川町の魅力発信・地方力+エンタメ力

 【下川】下川町と芸能事務所や劇場などを営む「吉本興業」は、国連が掲げる2030年の「持続可能な開発目標(SDGs)」推進を目的とした共同プロジェクト「下川町株式会社」の連携協定を、2日に都内で締結した。
 昨年12月の「第1回ジャパンSDGsアワード」では、下川町が「推進本部長賞(内閣総理大臣賞)」、吉本興業が「パートナーシップ賞(特別賞)」に選出された。
 「下川町株式会社」では、持続可能な地域社会の実現と、SDGsの達成への貢献を目指し、下川町の魅力を、吉本興業の強みである「コンテンツ力」「プロモーション力」「デジタル展開力」を活用して引き出す。
 具体的には(1)下川町のホンモノ(特産品)を全国・世界へ届けること(2)「笑い」を心のインフラに(笑いやエンターテイメントで人と人を笑顔でつなぎ、コミュニティを豊かにする)(3)スキージャンパーのまち(スキージャンパーの聖地として、世界クラスの選手を輩出)を挙げている。
 協定締結に、吉本興業の大崎洋社長は「これを機会に私たちスタッフ、芸人が足しげく下川町に通って、いろいろなプロジェクトを発足させ発信したい」。谷一之町長も「資源豊富な町だが経営資源が乏しく、吉本興業の力を必要としている」と語った。下川町出身のスキージャンパー・葛西紀明選手もビデオレターで「より一層、下川が発展すると思うし、全国に名が知れ渡る」と期待を寄せた。

(写真=SDGs推進へ協定を結んだ下川町と吉本興業)

[2018-07-03-19:00 ]


力強い演奏、歌声響く
美深・黄昏路上ライブで完全燃焼

 【美深】黄昏路上LIVE2018が30日に町文化会館COM100前リフレッシュ広場21で開かれ、道内各地から集ったアマチュアのバンド・ソロアーティストが素敵な歌声と音を届けた。
 黄昏路上ライブ実行委員会の主催。美深アマチュアバンド協議会35周年記念イベントを兼ねたアコースティックライブで美深に加え、名寄、旭川、留萌、札幌、枝幸、美瑛からバンド、ソロ合わせて11組が出演(オープニングアクト含む)。
 降雨が心配されたが、出演者をはじめとする関係者の思いが届き、曇り空から夏の暑い日差しが差し込むライブ日和に。演奏者は、素晴らしい演奏に力強い歌声を乗せて、多くの音楽仲間や観客に届けるなど完全燃焼。大きな拍手で会場が沸いた。最後は、演奏者全員で「歩いて帰ろう」(シンガソングライター・斉藤和義)をセッション。音楽でつながる仲間の輪を広げた。
 また、わたあめクラブが売店協力。ビール、焼き鳥、たこ焼き、フライドポテト、かき氷などを販売し、演奏者、来場者の胃袋を満足させていた。

(写真=全員セッションで、音楽仲間の輪を広げた演奏者たち)

[2018-07-03-19:00 ]

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