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2018年5月18日

80有余年の歴史に幕下す
名寄土管製作所・日本最北端レンガ煙突
多くの市民が見守る中、解体

 【名寄】市内東2南10の名寄土管製作所(松前司社長)構内に立つ日本最北端のレンガ煙突の解体作業が18日、同構内で行われた。名寄の産業振興のシンボル的な存在であるとともに、クリスマスイベントを通じ子どもたちに夢を与えてきた煙突で、多くの関係者に見守られる中、建設から80有余年の歴史に幕を閉じた。 
 このレンガ煙突は、戦後開拓期、農業振興に欠かすことのできない、ほ場の水はけを良くするための暗きょ排水用土管を製作するための窯の煙突。同社によると、高さは24bあり、1935年(昭和10年)ごろに同社第2工場とともに誕生した。
 土管製作の役割を終え数年が経過した2000年、名寄市の開拓100年にちなみ、町おこしのために―と、市内の有志組織「土・洒落遊(ドゥ・シャレーユー)」が、レンガ煙突にサンタを登らせる「レンガ煙突&サンタ」を企画。高さ約2・5bある強化プラスチック製のサンタクロース人形が、12月15日からレンガ煙突を少しずつ登りはじめ、24日のクリスマスイブには到達するという、クリスマスまでのカウントダウンを行うもの。赤色と白色のサンタクロースが、焦げ茶色のレンガ煙突に映え、その姿は付近の渡線橋や列車の車窓などから眺めることができた。
 企画は当初3年で終了する予定だったが、「サンタさんを楽しみにしています」といった子どもたちの声に支えられながら、同製作所が主体となって継続。昨年12月までで18回目を数えた。
 設置から80年以上が経過する中で、基礎部分のレンガのはく離や、煙突自体の重さに耐えきれず沈み込みが発生。松前社長は「いつ自然崩壊するか分からない」とレンガ煙突の解体を決意した。
 解体作業に先立ち、同社構内で神事が行われ、「土・洒落遊」のメンバーや各協力事業所、同社役員・社員ら約40人が参列。また、同製作所やレンガ煙突にゆかりのある先人たちの遺影も見守った。神官による祝詞奏上に続き、参列者が玉串をささげ、80有余年の歴史にそれぞれの思いを巡らせるとともに、作業の安全を祈願。
 松前社長は参列者に感謝を込めるとともに、「形のある物には必ずゴールがある。今日ゴールに立ったこのレンガ煙突に関しては、北海道の農業発展へ黒子のように、目に見えぬ立場で貢献してきた、その形見だと思っている」と挨拶した。
 神事終了後、レンガ煙突上部へのワイヤー取り付け作業が行われ、同日午後1時から解体開始。ワイヤーを重機で引っ張ると、レンガ煙突は「グググッ」と音を立てながらゆっくりと傾き、最後は「ズドーン」と地響きを立てて倒れ、粉々に砕けた。
 作業を見守った松前社長は「作業が穏やかに、無事に済んでほっとしている。今まであった景色が一変し、慣れるまでには少し時間がかかりそう。レンガ煙突にはご苦労さま、今までありがとうと言いたい」と語った。
 レンガ煙突のレンガは砕いたものを、オブジェとして構内に置いておくことにしている。 また、愛らしい姿で子どもたちに人気のサンタ人形は「スキー場などで活用してもらえればありがたい」(松前社長)としている。

(写真=上から、神事には多くの関係者が参列。玉串をささげる松前社長。「レンガ煙突&サンタ」の企画で多くの地域住民に愛されたレンガ煙突。重機を用いて行われたレンガ煙突解体作業の様子)

[ 2018-05-18-19:00 ]


33年間の功績たたえる
名寄市・田村公男さんに感謝状を贈呈

 【名寄】名寄市の環境衛生活動感謝状贈呈式が14日、市役所名寄庁舎で行われ、前名寄市環境衛生推進員協議会長の田村公男さん(80)に感謝状が贈られた。
 田村さんは同推進員を33年間、会長職を15年間務め、今年4月に会長、推進員を退任。在任中、北海道衛生団体連合会会長賞、北海道知事賞となる道社会貢献賞(公衆衛生功労者)、地域環境美化功労者として環境大臣表彰などを受けている。
 市からの感謝状は、これまでの長年にわたる功績をたたえたもの。贈呈式では、加藤剛士市長が「長い間お世話になりました。退任されましたが、今後も環境美化活動などに協力していただきたい」と労をねぎらった。
 田村さんは「分別がなかった時代は市民の環境意識は低く感じた」と振り返る一方で、「今は会社や団体などによる環境美化活動が数多く行われるようになり、市内がすごくきれいになっている」と笑顔で話した。
 また、感謝状について「自分一人によるものではなく、皆さんの協力のおかげであり、感謝している」と礼を述べ、「推進員の皆さんには今まで以上に頑張ってもらいたい」と期待を寄せた。

(写真=加藤市長から感謝状を受ける田村さん=左=)

[ 2018-05-18-19:00 ]


団体・個人戦で入賞
北部北海道柔道大会・山下道場、ピヤシリ少年団が健闘

 【名寄】第51回北部北海道柔道大会・第36回北部北海道少年柔道大会、第32回北部北海道女子柔道大会が13日、稚内市総合体育館で開かれ、山下道場と名寄ピヤシリ柔道少年団が活躍。山下道場は個人戦一般の部で山下健介さん(22)が優勝。ピヤシリ少年団は個人戦女子小学生の部で佐々木未奈さん(11)が準優勝した。
 稚内地方柔道連盟と宗谷新聞社が主催。小学生から一般まで一堂に会した大会で、道北の道場や少年団など出場した。
 山下道場は、個人戦が一般の部(24人出場)で山下さんが優勝、女子中学生の部(21人出場)で安孫子歌音さん(名寄中1年)が3位、女子小学生の部(26人出場)で荒田心美さん(音威子府小5年)が3位。
 団体戦は一般の部(11チーム出場)で夏坂泰輔さん(39)と山下さんのチームが準優勝。少年の部(23チーム出場)で先鋒・夏坂匠平君(東小5年)、次鋒・安孫子玄徳君(南小6年)、中堅・木幡斗吾君(下川小5年)、副将・大宮正義君(東中1年)、大将・横井想空君(東中1年)のAチームが準優勝した。
 木幡君は「最後の試合でこわばってしまい、相手の返しばかりを狙って自滅してしまった。釣り手もうまく使えていなかった。20日の体重別選手権に向けて釣り手や組手の練習をたくさんして、課題を克服し頑張りたい」。
 山下さんは「久しぶりに伸び伸びといろいろな相手と試合ができて楽しめた」。道場主宰の父・徹さんと長年懇意にしているKTパイオニアグループ代表で前道議会議員の加藤唯勝さんも応援に駆け付けたことから「加藤さんの前では恥ずかしいことができないので、気合を入れて臨んだ」と振り返る。
 子どもたちの姿を見て「体重別選手権を前にやってはいけない失敗点も分かったため、練習ではそこを指摘することができ、改善している」と語り、技の磨き上げを通して活躍に期待を込めている。
 名寄ピヤシリ柔道少年団から出場した佐々木さんは、北部北海道女子柔道大会で初の準優勝を果たした。
 大会には27人が出場。佐々木さんは初戦から準決勝までの3戦を一本で勝ち上がった。決勝では稚内南部柔道少年団所属の三上柚さんと対戦。佐々木さんは「これまでずっと負けている相手で、リベンジしたかった。前半は優勢に試合を運ぶことができたが、後半に攻められ、耐え切れず倒されてしまった」と抑え込みで一本負けを期した。
 監督の和久朋行さんは「これまで大会には何度か出場しているが、1回戦か2回戦で敗れていた。優勝した三上さんからは『すばしっこく、一番やりにくい相手』とも言われた」と教え子の健闘をたたえた。
 佐々木さんは「決勝では敗れたが、去年敗れた相手に勝つことができ、実り多い大会だった」と語る。
 佐々木さんは、今月20日に江別市で開催の「第15回北海道小学生学年別柔道大会」に出場する。全日本柔道連盟の北海道ブロック強化選手選考(ベスト8以上)を兼ねた大会で、昨年はベスト8入りを果たし、道ブロック代表選手として強化合宿にも参加した。佐々木さんは「道代表選手に選ばれ自信がつき、より柔道が楽しくなった。今年は上位入賞を目指したい」と意気込みを語っている。

(写真=上から、個人戦、団体戦で入賞した山下道場のメンバー。個人戦女子小学生の部で準優勝したピヤシリ少年団の佐々木さん)

[2018-05-18-19:00 ]


協賛金を募集中
美深町・開拓120年記念花火大会

 【美深】開拓120年という節目の年を迎えた美深町。これを記念し、7月に「美深町開拓120年記念花火大会」を開催するが、現在協賛金を募集している。
 美深町開拓120年記念花火大会実行委員会(実行委員長・山口信夫町長)を組織。美深ふるさと夏まつりに合わせ、7月21日に1200発の花火を打ち上げる。
 協賛金は、個人1口2000円、法人・団体1口2万円。入金方法は、現金または、指定口座への振り込みとなっており、実行委員会では「記念事業の趣旨をご理解いただき、皆さまの格別のご芳情をお寄せください」と協力を求めている。
 申し込み方法は、協賛申込書に必要事項を記入の上、美深町開拓120年記念花火大会実行委員会事務局の町総務課企画グループ振興係へ持参、郵送、FAXで申し込むこと。
 募集期間は、6月25日まで。
 問い合わせ先は、町総務課企画グループ振興係(2-1617、防災情報端末機2-1611、FAX2-1626)内の美深町開拓120年記念花火大会実行委員会。

[2018-05-18-19:00 ]

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