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2018年3月2日

一般会計は48億4600万円
下川町30年度予算案・大型事業が完了し歳入出を縮小
病院に理学療法士初採用

 【下川】下川町の平成30年度予算案が1日、谷一之町長から発表された。一般会計総額は近年続いた大型事業の完了、今後の歳入減を踏まえ、前年度当初比3億6700万円(7%)減の48億4600万円となり、骨格予算時を除く当初予算では、6年ぶりの50億円未満になる。特別会計を加えた総体予算額は71億8361万円で、前年度当初予算比4億4771万円(5・9%)減。谷町長は「町民の暮らしを支え、地域課題を着実に解決するため、きめ細やかな施策を進めていく」と語る。 
 新規事業では、町立病院の医療体制充実を図るため、回診用X線撮影装置、訪問介護用車両を導入。4月から理学療法士を初採用し、リハビリに対応する。高齢者や障がい者の通院時移送支援では、診断などで家族同伴を求められた場合、当事者だけでなく家族の同乗移送も支援する。
 また、子育てしやすい社会構築を目指す「子ども・子育て支援事業計画」の策定(30年度にアンケート調査などを実施し、次年度に策定)。
 移住者や子育て世帯を対象とした住宅改修支援、特定空き家解体支援、公共施設のLED化やボイラー効率化調査、サンル牧場の草地改良、「議会だより」のモニター制度導入、元町団地建て替え整備の基本・実施設計を進める。
 継続・拡充事業では、バスターミナル内バス待合所の情報発信拠点化・内装木質化、(SDGs未来都市視野に)内閣府への職員派遣、森林バイオマス地域熱供給の面的拡大調査、例規類集管理事務にタブレット端末30台を導入してペーパーレス化、スポーツ少年団活動支援の拡充などに取り組む。
 加えて国の「SDGs未来都市」に応募する予定で、採択された場合、関連経費を補正計上する。
 一般会計歳入では、主要財源の地方交付税の減少を見込む。前年度当初と比べ1億円、4%減の24億円、臨時財政対策債を含めた実質的地方交付税は、4・2%減の25億900万円。町税は社会動態などから1%増の3億1580万円と試算。10基金からは2億178万円、町債からは5億2570万円を繰り入れるが、前年当初と比べ、基金繰り入れや借金の額を減らしている。
 30年度の基金残高は11億円で住民1人当たり35万円、これに対し地方債は1人当たり223万円で、実質的償還額は1人当たり43万円と試算し、より多くの基金確保に努める考え。また、地方交付税減少などで財政の厳しさが増していることから、健全財政化集中改革プランの策定にも取り組む。

[ 2018-03-02-19:00 ]


活力あるまちづくり着実に推進
開拓120年記念事業実施
美深町議会定例会開会・町政、教育行政執行方針を説明

 【美深】第1回美深町議会定例会が2日、町役場議場で開会。平成30年度町政執行方針説明で、山口信夫町長が「基幹産業を中心とした地域産業の振興、地方創生、人口減少の抑制、チョウザメ産業など、これまでの事業を継続する他、開拓120年を記念する各種事業に取り組む」と述べ、町民が安心して住み続けられる活力のあるまちづくりの着実な推進に全力を挙げるとした。 
 会期を16日までの15日間に決めた後、山口町長が町政執行方針を説明。平成30年は、美深町開拓120年、北海道命名150年の記念すべき年であるとした上で「これまで積み重ねてきた歴史や先人の偉業、苦労を振り返り、感謝するとともに、美深町づくりを次代に継承しなくてはならない」。
 続いて、教育行政執行方針で、石田政充教育長は「次代を担う子どもたちを学校、家庭、地域の連携と協力で守り育て、未来に向かって夢や希望を持ち、心豊かに輝き、生き抜く力を育むよう、教育の推進に努める」とし、芸術、文化、スポーツを通して、町民一人一人が心豊かに生きがいのある暮らしができるよう、生涯学習機会提供と学習活動を支援し、活力ある地域づくりを推進するとした。
 30年度一般会計、特別会計予算案は、予算特別委員会(諸岡勇委員長)に付託。診療所開設費用の一部を補助し、地域の医療体制の確保を図ることなどを目的とした「美深町開業医誘致条例」制定については、美深町開業医誘致条例審査特別委員会(斉藤和信委員長)に付託した。
 主な町政執行方針、教育行政執行方針は次の通り。
 町政執行方針
 自然環境と調和する安全・安心なまち「美深」 新たに鳥獣被害防止対策実施隊を設置し、エゾシカ、ヒグマ、アライグマなどの捕獲対策を推進して農作物や人的被害の軽減・抑止に努める。宗谷本線、JR北海道全線にわたる課題は、宗谷本線活性化推進協議会や上川地方総合開発期成会など関係自治体が一体となって道、国に対して存続に向けた運動を行う。住宅整備は、長寿命化計画や住環境整備計画に基づく公営住宅などの老朽化対策で、南団地特公賃貸住宅改修工事を実施する他、修繕などの計画的な維持管理に努める。
 資源をいかす活力に満ちたまち「美深」 農業では労働力の確保対策をはじめ、個々の課題に対応した諸施策を推進。担い手育成・確保を最重要課題と位置付け、新規就農予定者の受け入れや農業経営継承組織の活動に対し支援。「商工業担い手支援事業」は、担い手、人材育成ともに有効活用され、新規開業や異業種進出、経営承継を支援するとともに、新規開業を目指す人がより取り組みやすいよう新たに「チャレンジ事業」を追加し、商工業の持続的発展と雇用の場の確保、拡大を図る。チョウザメ飼育研究施設は、新年度は稚魚ふ化施設の稼働を開始し、本格的な養殖・ふ化の研究と技術確立を図る。施設全体の整備は、多額な資金を要することから引き続き計画的な整備を進め、チョウザメ事業の産業化が確立されるまでの間、町の直営事業として取り組む。
 次代を創る人を育てるまち「美深」 仁宇布小中学校は、引き続き山村留学制度による児童生徒の確保に努め、学習環境の改善に向けて校舎建て替えを計画的に進めたいと考えており、議会との議論を深める。
 健康で明るく暮らせるまち「美深」 新たに歯科検診への支援を実施し、歯周病予防をはじめ、全身疾患・生活習慣病の予防を図る。身近な医療体制を守るため、美深厚生病院への支援を継続するとともに、診療所の確保に向けて開業医の誘致に取り組む。地域で安心して妊娠・出産・子育てができるよう、妊婦健診、乳幼児健診など母子保健事業を推進するとともに、不妊治療費の助成などの支援を継続。乳幼児やひとり親家族などの医療費助成を継続し、子育て家庭の経済的負担の軽減を図る。高齢者の各種生きがい・社会参加を支援する事業を継続するとともに、介護予防の普及・推進と地域で見守る体制の構築に向けて協議を進める。
 みんなでつくる心かようまち「美深」 自治会活動の運営を継続して支援するとともに、地域の将来像を描いた地域計画に基づく事業の推進で「地域創生元気づくり交付金」の活用を促しながら自治会活動の活性化を一層支援。平成30年は美深町開拓120年の年で、植樹や姉妹町・添田町への訪問など各種記念事業に取り組む。
 教育行政執行方針
 幼児教育の充実 幼児センターでは、調理室の改修を行い、給食環境の改善を図る。
 学校教育の充実 地元高校への進学を促すため、より魅力ある学校づくりを進める取り組みを支援。美深高等養護学校は、道北地域の特別支援教育の中心的な学校で、生徒の自立に向けた教育充実が図られるよう、学校協力会の支援を継続。
 社会教育の充実 次代を担う青少年を育てる体験活動の推進と各種団体の自主活動への支援を行い、地域の担い手となる人材づくりに努める。
 芸術・文化活動の推進 文化会館は20周年を迎え、文化ホールでの芸術文化の鑑賞機会を充実するとともに、文化財や郷土資料の展示を工夫するなど、郷土の歴史に関心を持てるよう努める。
 スポーツ活動の推進 エアリアルを中核としたスポーツでは、選手育成や合宿誘致に関わる活動に取り組むなど、スポーツを通じた地域活性化に努める。

[ 2018-03-02-19:00 ]


農産物生かし地域をPR
智恵文小「ふるさと未来トーク」・加藤市長、小野教育長に提言

 【名寄】「ふるさと未来トーク〜市長・教育長と児童生徒との懇談会〜」が1日、智恵文小学校(川崎直人校長、児童30人)で行われ、5・6年生が、加藤剛士市長、小野浩一市教育長へより良い地域づくりや学校生活改善について提言した。
 市教育委員会の事業。自分たちの住むまちを理解し、学校や地域をより良くしようとする意識を高めることを通して、地域への愛着や誇りを持ってもらうことが狙い。29年度から31年度まで、市内12小中学校を対象に実施。
 同校の懇談会は「故郷智恵文、名寄をより良くする方法を考え、発表しよう」を課題に掲げ、5・6年生8人が、智恵文地区の魅力をPRする方法や、より住み良い地域づくりとするための提言、また、より快適に学校生活を送るための要望について発表した。
 児童からは、観光客らを対象に、地域の農家などを巡り、もらった野菜でカレーを作り味わってもらい、智恵文産野菜のおいしさを実感してもらうプラン。ジャガイモやアスパラの収穫体験を通じ、農業の大変さや魅力などを感じてもらうプラン。街路灯を増設し、夜間の道路をより安全に利用するためのアイデアなどをグループごとに発表。
 この他、子どもたちが楽しく遊ぶための小学校遊具の整備、トイレの洋式化、図書スペースの充実などの要望が出され、加藤市長へ提言書として手渡された。
 これを受け、加藤市長は「地域のことをいろいろ考え、提案してもらうことで、自らの地域により愛着を持ってもらえる」とし、「農産物に着目し智恵文をPRするアイデアは素晴らしい」などと評価。
 学校施設などに関する要望に対し、小野教育長は「できるだけ早く、皆さんの夢の実現に努めたい」と話した。
 懇談会終了後、児童たちは加藤市長、小野教育長と一緒に給食を食べながら交流を深めた。

(写真=児童の提言に耳を傾ける加藤市長と小野教育長)

[2018-03-02-19:00 ]


感謝伝え、成長を誓う
下川商業高・思い出胸に20人学びや旅立つ

 【下川】下川商業高校(朝倉洋一校長、生徒86人)の第56回卒業式が1日、同校体育館で行われ、卒業生20人が3年間の思い出と希望を胸に、学びやから旅立った。
 式場には多くのアイスキャンドルを点灯。朝倉校長が卒業生に証書を授与し「大きく成長した3年間と感じる。向上心を持って絶えず成長し、躍動感ある地域社会へ向け、アイデアを提言、実行できる人材になることを期待している」と式辞。
 谷一之町長、御家瀬大父母と先生の会会長も「楽しいこと、つらいことがあるのが社会だが、自分を信じて大きな夢を抱き、人生を楽しんでほしい」など祝辞を寄せた。
 卒業生表彰では、五十嵐彩佳さんに産業教育振興中央会長賞、嘉門涼音さんに全国商業高等学校長協会賞が贈られた。
 検定3種目以上1級合格表彰に嘉門さんと小池遥希さん、全国経理教育協会長賞に大野真周君と丸谷友喜君、皆勤賞に小池さん、精勤賞に11人、下川町商工会長賞に小池さん、杉本琢昇君、多田詩織絵さん、学校特別賞にスキージャンプで活躍した五十嵐さん、瀬川芙美佳さん、御家瀬恋さんが表彰された。
 在校生代表、藤原響希君(2年)は「卒業生の皆さんは学年の垣根を越えて安心感を与え、たくさんの思い出を残してくれた。どんな困難も乗り越えられる人たちと信じています」と送辞。
 卒業生代表の杉本君は涙をこらえながら、先生や家族へ感謝の気持ちを伝え「20人の友と数えきれない思い出をつくることができた。札幌販売実習では全員が必死に団結し、苦しさもあったが、みんなの達成感にあふれた顔が忘れられない。3年間の青春を共に過ごせてうれしい」と答辞を述べた。
 最後に全員で「蛍の光」を合唱した。
 なお、卒業生全員が進路先(就職11人、大学・短大5人、専門・専修学校4人)に内定している。

(写真=朝倉校長から証書を受け取った卒業生)

[2018-03-02-19:00 ]

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