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2017年11月17日

愛着持って森林育む
下川・三津橋雄孝さん林野庁長官賞

 【下川】町内幸町の三津橋雄孝さん(85)が、大日本山林会主催の「平成29年度農林水産祭参加全国林業経営推奨行事」で林野庁長官賞を受賞し、16日に町役場を訪れ、谷一之町長に報告した。
 全国林業経営推奨行事は、森林3ヘクタール以上を対象に適正管理による多面的機能発揮と、林業の技術・経営の改善に努めることで、持続的かつ健全な発展に寄与する森林管理経営体を表彰するもの。本年度は3部門で全国30人が入賞した。
 三津橋さんは昭和30年に大学卒業後、父・岩助さん設立の三津橋農産へ入社。森林整備へ携わったが、「自ら植栽して育てた木を見届けたい」と昭和50年に人口林間伐材の有効活用を目指し、製材加工部門を設置した。翌年、社長職を受け継ぎ、道北の中心的な間伐材加工企業へと成長させた。平成8年には集成材工場「協同組合ウッディしもかわ」を立ち上げ、初代理事長に就任。同15年からは会長として経営の一線を退き、林業経営に専念している。
 林業経営では、下川町、名寄市、滝上町に462ヘクタールの森林を所有。人工林では優良大径材生産を目標に、カラマツ長伐期施業と、カラマツの下層空間にトドマツなどを植栽した複層林施業を導入し、うち下川町内「林業技術伝承の森」では模範林として各種研修に活用されている。高性能林業機械や低コスト施業に向けた高密度路網も整備。天然林では有用広葉樹育成を図る。平成17年度に北海道指導林家に認定された。
 製材加工の傍ら、長年の山づくりの功績、模範となる林業経営の実践が評価され、7日に東京都内で林野庁長官賞を受けた。
 三津橋さんは谷町長へ「このような賞をいただくのは初めて。多くの関係者からの指導があっていただいたもの。うれしく感じる。親という字は立つ木を見ると書くが、山を見れば見るほど愛着が沸く。山を愛し、苦労が還元される、より良い山づくりへまい進したい」と報告した。

(写真=受賞報告をした三津橋さん)

[ 2017-11-17-19:00 ]


天塩川はダイヤの原石
テッシオペッ賑わい創出協・フィシングガイド杉坂さん講演

 【名寄】テッシ・オ・ペッ賑わい創出協議会の講演会「天塩川(道北)釣りの魅力」が16日に市民文化センターで開かれ、名寄市風連町西風連に住みながらフィッシングガイドを務めている杉坂隆久さんの講演を聴いた。
 杉坂さんは昭和31年、愛知県岡崎市の生まれ。18歳から本格的にフライフィッシングを開始。家業のスーパーマーケット勤務を経て、フライフィッシングの専門店を30歳でオープンし、当時、外国製しかなかったフライフィッシング用のロッド(釣りざお)も製作。会社経営とともに、国内外を飛び回りながら専門誌や釣り番組などに携わる。平成26年に西風連へ移住。フィッシングガイド&ロッジの「NORTH FLYFISHING LODGE」を営み、釣りツアーガイドとともに、たも網の製作・販売を行っている。
 天塩川について、「撮影で初めて天塩川にやってきたとき、こんなに素晴らしい川は見たことがないと思った。道北は山が低く、地形がなだらかで、川が荒れていなく、緩やかにとうとうと流れている。河口までトラウトがいて、外国の川と比べても引けを取らない」と第一印象。絶滅危惧種であるイトウが生息しており、「川で狙ってイトウが釣れるのは天塩川だけで、地域の財産」と強調。
 観光資源として釣りが成功しているところは、キャッチ&リリースの徹底や期間、区間を限定するなど、釣りに関する厳しい規則を整備しているとし、「北海道では滝上町の渚滑川では、キャッチ&リリースで、地域振興に釣りが貢献している」と説明。イトウが生息する天塩川、名寄川を「ダイヤモンドの原石だと私は思っている」とし、「ただ絶滅危惧種と言っているだけではだめ。何とか規則を設け、イトウがいつまでも釣れる川であってほしい」と訴えた。

(写真=講師を務めた杉坂さん)

[ 2017-11-17-19:00 ]


多彩な内容で見応え
なよろ写真集団「翔」が写真展

 【名寄】なよろ写真集団「翔」(客野宣雄代表、会員10人)の第8回写真展が14日から市民文化センター「であいの広場」で開かれている。独特のカメラアイを生かした個性豊かな作品群が、訪れる人たちの目を引く。
 「翔」は、全日本写真連盟名寄支部が発展的解散した平成22年4月に発足。当時の会員たちが同支部の40年にわたる歴史を引き継ぎ、作品発表の場として毎年1回、写真展を開催。作品は今年も半切から全紙までのパネル張り。
 新作を中心に一人5点から10点を展示。大久保博一さんは「見て見て」、佐藤久さん「残寒春宵」、篠沢義雄さん「クリオネ」、向井和栄さん「昭和の残像」、岡本竜雄さん「雪の日」、客野代表が「春を待つころ」、小坂進さん「ママー!」、千葉逸子さん「佳日」、秋元忠行さん「盆」、南部正樹さん「カップル」。招待作品として西野徳義さん(下川)の「火祭りの男」、日野昭雄さん(同)「インベーダー」など合わせて69点。
 組写真による表現、見慣れた光景を大胆なフレーミングで切り取ったもの、人物と野鳥の組み合わせスナップ、道北のイベント、ネイチャーなどさまざま。研ぎ澄まされた感性で被写体を追い、まとめ上げたハイレベル作品ばかりで迫力が伝わってくる。22日まで。最終日は午後3時まで。

(写真=個性豊かな作品が並ぶ「翔」写真展)

[2017-11-17-19:00 ]


雪道での転倒防止に
名寄市・今冬も砂箱を設置

 【名寄】名寄市内は、本格的な積雪期を迎える季節となったが、名寄市は今冬も市内6カ所に砂箱を設置し、雪道での転倒防止に努める。さらに必要に応じて市道の車道交差点に砂を散布し、車のスリップ事故の防止にも努める計画でいる。
 今冬も砂箱を設置するのは、西7南8の名寄市立総合病院前と、西2南6の北海道銀行名寄支店前、西3南6の西條駐車場北側の各交差点に加え、東2南10の名寄神社前と、市内徳田17線、東5南8の特別養護老人ホーム清峰園南側の、急坂がある3カ所となっている。
 交通量が多いことに加えて、坂で滑りやすいことを考慮し、滑って転倒する歩行者事故の防止に向けた対応だ。
 砂箱には、砂の入ったペットボトルかビニール袋を置き、滑る心配があるときに、必要に応じて砂をまいてもらう。なくなった場合は市で補充する。
 これから名寄は本格的な冬を迎え、歩行者が冬道で転ぶ事故が心配されるだけに、市は「砂箱を有効に活用してほしい」と呼び掛けている。

[2017-11-17-19:00 ]

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