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2017年11月9日

谷町長が熱電併給の白紙明言
下川町議会臨時会・エネ自給計画は再構築へ

 【下川】下川町議会の第7回臨時会が8日に開会。谷一之町長が行政報告で、三井物産を実施予定者とした「森林バイオマス熱電併給事業」を白紙に戻し、改めて森林バイオマスを中心とした再生可能エネルギーの活用へ、計画を策定していく方針を明言した。議案審議では平昌冬季五輪に出場する地元出身選手の応援事業を盛り込んだ一般会計補正予算案を原案可決し閉会した。
 森林バイオマス熱電併給は、三井物産が未利用材を原料とした、木質ペレットを燃料に熱電併給し、電気を売電、町で熱を買い取り、中心市街地の地域熱に供給する計画だったが、これまで進めてきた地域主体のエネルギー自給と異なり、賛否の声があり、7月5日の臨時会で関連予算が否決された。
 その後、町からは住民へ具体的な意向を示していなかったが、今回の行政報告で、谷町長が初めて「白紙」を明言。谷町長は「関係団体からの意見聴取、町民説明会・意見交換会などを重ね、三井物産と共に事業実施に向けて協議・検討してきたが、これまでの経過を踏まえ、同社との事業計画を白紙に戻す」と報告した。一方で「森林バイオマスを中心とした再生可能エネルギーの活用は、環境未来都市構想やバイオマス産業都市構想の具現化のために重要。これまでの議論の経過を踏まえ、関係団体、企業、町民などから積極的に意見をいただき、あらためて事業計画を策定し、低炭素社会の構築と地域活性化を目指したい」と今後の方針を示した。
 一般会計補正予算案は、平昌冬季五輪選手応援事業653万円を計上。そのうち応援団実行委員会への交付金が600万円で、地元出身選手の出場が見込まれるジャンプ競技の現地応援(1陣25人、2陣20人)に対し、旅費の2分の1(一人当たり10万円程度)、テレビ応援や壮行会、周知活動などの費用を助成する他、現地応援へ同行する職員の旅費(各2人の2回分)53万円を盛り込んだ。財源は積立基金から繰り入れする。原案通り可決された。

[ 2017-11-09-19:00 ]


外国人応対へ心構え学ぶ
名寄、美深道北小型観光周遊ルート協

 【名寄】台湾人観光客を中心としたインバウンド拡大を目指し、名寄・美深の観光周遊ルート構築などを目指す「名寄・美深道北小型観光周遊ルート協議会」の外国人おもてなし研修が8日に駅前交流プラザ「よろーな」で開かれた。
 同協議会は、「きた北海道広域観光周遊ルート地域観光創出事業」(北海道観光振興機構)基づき、近隣市町村と連携した地域を事業地域とし、JRなどの1次交通からタクシー、バスなど地域内の2次交通を利用した観光周遊ルートの構築などを狙ったもので、今年8月に設立。事業は同機構から株式会社JTB北海道が受託して実施。初年度は台湾人の北海道旅行者をターゲットに、スキーやスノーボード、スノーピクニック、ワカサギ釣り体験など冬の観光に主眼を置いた小型観光周遊ルートの構築を目指すことにしている。
 研修は、外国人応対に必要な心構えを理解し、「おもてなし」の心が伝わる応対を身に付けることを目的に企画。観光、運送、宿泊、飲食など各業界から関係者30人が参加。講師に、ANAビジネスソリューション株式会社専属講師の松本裕子さんを招いた。
 松本さんは、ステレオタイプの認知では異文化を理解したことにはならないとし、「この国の方であればこう対応するのが良いだろうという傾向を知るのは良いが、単純化された固定観念やイメージにとらわれてはならない。大切なのはその人をきちんと見て、望んでいることに耳を傾けて対応することが大切。外国人へのおもてなしは文化の違いを理解し、それを尊重すること」と強調。
 コミュニケーションを図るためには声のトーンや態度が大切とし、「何か役に立てることはないかという気持ちを持ち、相手の立場に自分を置き換えてみること。小さいことほど丁寧に、当たり前のことほど真剣に」と呼び掛けた。

(写真=外国人観光客へ「おもてなし」の心が伝わる応対を学んだ研修)

[ 2017-11-09-19:00 ]


親睦を深め、知識身に付ける
名寄市新規就農者等交流会

 【名寄】名寄市新規就農者等交流会が8日に市民文化センターで開かれ、そば打ちを通して親睦を深めるとともに、講演を聞きながら知識を身に付けた。
 名寄市農業担い手育成センター(委員長・久保和幸副市長)による就農促進支援活動の一環で実施。新規就農者や就農研修者らの知識・技術の向上や情報交換、仲間づくり、地域農業者や消費者などと広域的な交流促進を狙い、市や道北なよろ農協、上川農業改良普及センター名寄支所、市農業委員会などで構成する同実行委員会(代表・山田裕治市経済部農務課長)主催、同センターと共催した。
 今回は就農5年以内の新規就農者、地域おこし協力隊員(農業支援員)合わせて14人が参加。午前中は手打ちそば演習で、名寄地区手打ちそば愛好会(奥田政章会長)メンバーを講師に招いた。計量したそば粉と小麦粉に水を少しずつ入れ、水加減に気を付けながら力強くこねた後、綿棒で薄く伸ばし、包丁でカット。愛好会メンバーのアドバイスと手を借りながらそばを完成させ、昼食として味わった。
 午後からは講演会。北海道農業士で、智恵文地区で畑作農家を営む遠藤貴広さんが「農業者としてまちづくりに関わって思うこと」を演題に講演。続いて、北海道農業士で、名寄地区でワイン用ブドウを生産する竹部麻理さんが「リスクを負えば道は拓(ひら)ける」と題して講演。新規就農者たちは、先輩農業者の話に耳を傾けながら知識を身に付け、自らの経営に役立てていた。

(写真=そば打ちを体験する新規就農者)

[2017-11-09-19:00 ]


「すごく甘い!」と好評
山形県鶴岡市「庄内柿」・名寄市内の学校給食で提供

 【名寄】名寄市と姉妹都市提携を結ぶ山形県鶴岡市の秋を代表する味覚である「庄内柿」が9日、名寄市内小中学校などの給食で提供され、子どもたちが甘い柿を味わった。
 両市の物産交流の一環で、平成19年から学校給食食材に旬の特産品を互いに提供。今年は、10月に名寄市から「えびすカボチャ」50キロを贈り、鶴岡市藤島地域の保育所、幼稚園、小中学校、障がい者施設で「かぼちゃサラダ」が提供された。
 名寄市に贈られてきた「庄内柿」は種無し柿のルーツで、糖度が高いのが特徴。L玉612個が届けられ、市学校給食センターで4分の1にカット。市内の8小学校、4中学校、へき地保育所2施設、風連幼稚園の給食で提供した。
 名寄西小学校(堀江充校長)の4年2組では、給食を前に栄養教諭が「柿には風邪を予防する効果がある」。担任教諭が、名寄市は藤島地域からの入植者の手によって開拓された歴史などを説明。児童たちは、大きな声で「いただきます」をした後、柿にかぶりつき、「すごく甘い」と満面の笑みを浮かべて味わっていた。

(写真=おいしく柿を味わった西小4年2組の児童たち)

[2017-11-09-19:00 ]

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