地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
土とともに生きる
私の回想記
連載企画
おくやみ
書籍
会社概要
広告について
採用情報
リンク

地域ニュース

2017年9月28日

奨学金の返還支援など
名寄幼児教育振興会・保育士、幼稚園教諭確保で要望

 【名寄】名寄幼児教育振興会長の白井慶子名寄大谷認定こども園長らが28日に市役所名寄庁舎を訪れ、保育士・幼稚園教諭の確保に向け、新規採用者への奨励金補助、奨学金の返還支援補助、家賃補助を要望した。
 要望書によると、名寄市内でも幼稚園教諭や保育士の募集に対し、新卒、中途採用ともに確保が非常に厳しい状況が続いており、待機児童を受け入れるための教員最低配置基準数をクリアすることが難しくなることも考えられる。
 幼稚園教諭や保育士を確保できない場合、定員を減らさざるを得ないという切迫した現状で、スタッフ確保をメインとした要望は初めてとのこと。
 要望事項は、潜在保育士・幼稚園教諭の就業促進に向け、新規採用者への奨励金補助を実施すること。新規学卒者の確保に向け、修学に伴い利用した奨学金の返還支援補助を行うこと。教員の就業継続と離職防止に向け、市内幼稚園・認定こども園、私立保育所で勤務する幼稚園教諭・保育士への宿舎借り上げ支援(家賃補助)を実施すること。白井会長によると、それらの支援や補助を実施する自治体は増えているとのこと。
 名寄庁舎には白井会長らが訪れ、加藤剛士市長に要望書を提出。白井会長は「地方への就職は少ない。札幌では企業内保育所が乱立しており、保育士が吸い上げられている」。名寄幼稚園の尾崎良雄副園長は「採用がままならない。手立てをしないと教育が過疎化し、憂慮している。今が次年度の募集のピークで、就職活動も始まり、大事な時期」と話し、地方のスタッフ不足を明かした。
 加藤市長は「市立大学の2年制の児童学科が閉科し、4年制の社会保育学科に移行したため、本年度と次年度は卒業生がいない。札幌で保育士500人の新規採用もあると聞いており、危惧している。要望を早急に検討し、対策を示したい」と答えた。

(写真=加藤市長に要望書を提出する白井会長ら)

[ 2017-09-28-19:00 ]


災害の恐ろしさを体感
美深小で天塩川上流水防学習

 【美深】美深町、旭川開発建設部名寄河川事務所主催の天塩川上流水防学習会が20日に美深小学校で開かれ、4、5年生が災害時の状況を模擬体験した。
 同学習会は、大雨災害の危険性を理解し、災害時に安全な行動ができるようにすることが目的。同校での開催は25年度以来。
 水の力の変化を体験する「流速体験」、水圧で扉の開閉が困難になることを体験する「地下浸水体験」、猛烈な雨など異常気象を体験できる「降雨体験」に加え、模型を使用した実験を通して洪水に遭わないための沢工事を学習した。
 天塩川が氾濫した場合の、町文化会館COM100から町民体育館までの避難ルートを地図に書き込んだり、持ち出し品を詰めたリュックを背負う体験もした。
 学習会を終え、児童代表の川原こゆきさん(4年)は「大雨の中では、すぐにぬれることを実感した」。芳賀まひるさん(5年)は「地下浸水では、膝まで水が来たら扉が開かず、閉じ込められることを知った」と感想。万一の災害に備えた良い経験としていた。

(写真=「流速体験」で水の力の変化を体験する児童)

[ 2017-09-28-19:00 ]


障がい者スポーツに関心
名寄・車いすラグビーの池崎さんが南小で授業

 【名寄】名寄市社会福祉協議会(坂田仁会長)と名寄南小学校(三浦礼子校長)の福祉授業が21日に同校で行われ、ウィルチェアー(車いす)ラグビー日本代表の池崎大輔さんを招いて講演。児童たちが障がい者スポーツへの関心を深めた。
 市社協の「子どもの心を育む講演・交流事業」の一環で、5年生95人の総合学習授業として行った。池崎さんは競技用の車いすで登場。昨年のリオデジャネイロ・パラリンピックで銅メダル獲得を決めた試合の映像を流しながら、車いすラグビーを解説。「車いす同士が速いスピードでぶつかり合い、迫力満点なことが魅力。障がいの重い人から軽い人まで選手がおり、重い人はディフェンス(守備)で活躍している」と話した。
 その後、児童たちが競技用の車いすに乗り、自在に動かしながら興味を深めた様子。体育館の特設コースでタイムも計測。池崎さんの速さに驚きの表情を見せるとともに、車いす体験を通して障がいへの理解を深めていた。

(写真=池崎さんと車いすを体験する児童たち)

[2017-09-28-19:00 ]


「あへあほ体操」を指導
下川の福祉施設に考案者とペッパーが訪問

 【下川】ソフトバンクロボティクスの人型コミュニケーションロボット「Pepper」(ペッパー)が、20、21の両日、町内の老人クラブ、障害者支援施設「山びこ学園」、共生型住まいの場「ぬく森」、生活支援ハウス(サロン)、デイサービスセンターなどを訪れ、全身の筋肉をバランスよく鍛える「あへあほ体操」を指導。下川を皮切りに各市町村を巡って体操を伝え、介護予防など健康づくりへ結び付ける。
 「あへあほ体操」は、札幌市に拠点を置くAHプロジェクトのしものまさひろ代表取締役が考案。「あへあほ」と発声を繰り返し、「へ」と「ほ」で腹をへこませる腹筋運動をベースに、複数の運動を組み合わせ、全身の筋肉、特にインナーマッスルを鍛える。体への過度な負担がないことから、高齢者も無理なく続けることができ、介護予防としても注目されている。健康づくりには週に数回行うことが望ましく、道内外35人の認定インストラクターがいるものの、各地域へ週に何度も派遣するのは難しいのが現状。そこで同プロジェクトと札幌のソフトウェア開発会社アジェンダは、体操プログラムを組み込んだロボット「ペッパー」を、各地域で指導員として導入してもらうことで、日常的トレーニングの実現を目指す。その周知、実証試験として「あへあほロボットキャラバン」をスタートさせ、各市町村の施設を巡るが、下川町が最初となった。
 訪れたのは、ペッパー、しものさん、フットケアトレーナーの齊藤学さん、アジェンダの森藤菜保さん。21日午前10時からは、生活支援ハウスで開催された高齢者サロンを訪問。ペッパーが体操の講師を務め、「見ていてください」と体を動かしながら「せーの」「声を出すことでストレス解消にもなります」と丁寧に説明。「笑顔で」と呼び掛け、笑いも誘った。この他、ペッパーは踊りも披露。会話機能で来場者とおしゃべりもして楽しませた。

(写真=あへあほ体操を指導するペッパーと考案者のしものさん)

[2017-09-28-19:00 ]

HOME
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)  

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL
写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて
プライバシーポリシー
購読申込
Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.