地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
土とともに生きる
私の回想記
連載企画
おくやみ
書籍
会社概要
広告について
採用情報
リンク

地域ニュース

2016年2月2日

JR宗谷本線の維持想定
鉄道ネットワークWT・検討結果報告書をまとめる

 【名寄・美深】道の鉄道ネットワークワーキングチームは、鉄道網の在り方を議論し、検討結果の報告書案をまとめた。それによると、路線類型の一つに国境周辺地域の路線が挙げられ、鉄道を「維持することが必要」と示されており、JR宗谷本線の維持が想定されている。
 同ワーキングチームは、JR北海道が単独維持困難な線区を発表するなど鉄道事業の見直しを受け、昨年11月22日に第1回会議を開催。JRの事業範囲見直しや道内の将来像を見据えた鉄道網の在り方を議論し、今年1月30日に第4回会議を開き、検討結果をまとめた。
 報告書案によると、交通環境の変化を踏まえ、鉄道路線を6個の類型に区分して方向性を検討。類型は(1)札幌市とその他の中核都市等をつなぐ路線(2)広域観光ルートを形成する路線(3)国境周辺地域や北方領土隣接地域の路線(4)広域物流ルートを形成する路線(5)地域の生活を支える路線(6)札幌市を中心とする都市圏の路線―と分けている。
 そのうち(1)の路線は「維持されるべき」、(2)と(5)は「地域で検討」、(3)のサハリンに近い宗谷地域は「維持することが必要」、北方領土隣接地域は「鉄道の役割を十分考慮することが必要」、(4)は「総合的に対策を検討」、(6)は「全道の鉄道網維持に資する役割を果たすべき」と方向性を示している。
 具体的な路線名は明記されていないが、JR単独維持困難な線区から当てはめると(1)は石北本線の新旭川〜網走間(全線)、(2)は富良野線の旭川〜富良野間(全線)と釧網本線の網走〜東釧路間(全線)など、(3)は宗谷本線の名寄〜稚内間と根室本線の釧路〜根室間が相当する。
 これらの経緯を踏まえると、石北本線と宗谷本線は全線にわたって今後も維持すべき路線であると想定される。また、宗谷地域はロシア極東地域との交流拡大などの可能性も狙っている。
 宗谷本線沿線自治体などで構成する宗谷本線活性化推進協議会の事務局を持つ名寄市は「これまでに要望してきたことがくみ取られたのでは」と話しており、今後、同協議会構成市町村の首長らで意見交換することにしている。

[ 2017-02-02-19:00 ]


唯一無二の模様「雪染め」
東京在住、田中&菊池さん・雪質日本一名寄で創作活動

 【名寄】東京在住の芸術作家、田中康晃さん(31)、菊池沙亜耶さん(25)が、雪質日本一の名寄の雪を活用し、油性染料を吹き付けて紙に雪の模様をかたどる「雪染め」と呼ばれる芸術作品の創作に取り組んでいる。この技法は「インスタレーション」と呼ばれる空間芸術の一つで、作品は3月14日から東京恵比寿で開催される合同展に出品する計画。
 田中さんは東京都浅草の生まれ。自然への憧れもあり、道都大学美術学部(北広島市)へ進学。「自然と共に染める」をテーマに、「雪染め」をはじめ、打ち寄せる波を利用した「海染め」、流れ落ちる滝のしぶきを利用した「滝染め」など独自の技法を用い、「インスタレーション」と呼ばれる空間芸術などの創作に取り組んでいる。
 菊池さんは、新潟県佐渡島の出身。東京の多摩美術大学に進学。主にダンスや演劇などの舞台衣装の制作を行ってきたが、昨年四国で開催された芸術祭で田中さんに出会ったという。菊池さんは「雪染めという技法に共感し、一緒に創作活動を行ってみたくなった」と意気投合。「雪染め」を基に、Tシャツや手拭いなどの実用品のデザインに当たりたいとのこと。名寄は初めて訪れた。
 2人は1月29日から2月5日までの日程で名寄に滞在。日進地区のユースホステルに宿泊しながら、敷地内の駐車場で創作活動に当たっている。創作活動の地に名寄を選択した経緯について、「やはり雪質日本一という点。気温が低くさらさら雪で、風も比較的弱い。これまで全国各地で作業する中で、名寄が最も良い環境にある」と説明。現在は、縦1メートル・横7メートルのロール紙を屋外に広げ、一定程度、雪が降り積もったところに紫色の油性染料を吹き付ける作業を行っているとのこと。雪が乗っている部分だけが白色となり、唯一無二の模様が浮かび上がる。
 東京恵比寿での作品展は「東京に雪がふる」というテーマで開催予定。「これまで雪が降る地域での展示が中心だったが。今回は東京での展示で、作品を見る人の感じ方がどのように違うのか楽しみ。作品展では、創作活動を行った名寄のPRも行いたい」と語っている。

(写真=ユースホステルの駐車場で創作活動に当たる田中さん=左=と菊池さん)

[ 2017-02-02-19:00 ]


熊本の北海道フェアに参加
きたいっしょ推進協議会・3町村が魅力をPR

 【美深】美深、音威子府、中川の3町村連携組織「きたいっしょ推進協議会」(会長・山口信夫美深町長)は、1月28、29の両日、熊本県熊本市にあるホテルニューオータニ熊本の北海道フェアに参加。3町村の魅力をPRした。
 北海道フェアは、北海道産食材を使った期間限定メニューを堪能することができる同ホテル開業25周年記念イベント。開催期間は、1月28日から3月31日まで。
 現在料理に使用されている3町村の食材は美深牛、むつみ食堂のハルユタカ麺、白樺樹液(美深)、みそ(音威子府)、ハスカップワイン、ぎょうじゃにんにくパウダー(中川)。また、イベント期間中、ホテルロビーに特設ブースを設置。3町村の各種パンフレットが置かれている。
 同協議会からは、北はるか農協青年部の中瀬祥吾さんと杉田旭さん、美深町役場の田畑尚寛さんと青木吉信さんが参加し、3町村の魅力が詰まったパンフレットなどを配布して地域PR。さらに、美深産のジャガイモ「キタアカリ」(500キロ)を使用した「じゃがバター」の試食、カボチャ「くりゆたか」などで作った「かぼちゃどぶろく美深」(10本)の試飲を実施した。町では「ジャガイモは、これまで食べたことがないほどの甘みがあっておいしいと好評だった。かぼちゃどぶろくは、フルーティな味わいで感激していた」と手応えを感じている様子。

(写真=来場者から「甘い」と好評だったじゃがバターの試食)

[2017-02-02-19:00 ]


根気強く自画像描く
道教育美術展・後藤君、石原君(智恵文中3年)が入選

 【名寄】第43回北海道教育美術展(北海道造形教育連盟など主催)で、智恵文中学校3年の後藤智詞君、石原健汰君が入選を果たした。2人は「とても良い賞をもらうことができたので、今後も機会を見つけて作品展に応募してみたいです」と喜びを語っている。
 同美術展は、全道の幼稚園・保育所、小学校、中学校の幼児・児童・生徒の作品を集めた道内最大級の作品展。43回目となった美術展には、138校から作品1万5777点の応募があり、奨励賞100点、入選510点を選出。中学3年生の入選者は、後藤君、石原君を含め13人のみだった。
 入賞作品は1月7日から10日まで、札幌の道新ギャラリー・道新プラザ「DO・BOX」で展示。
 智恵文中では初の出展となり、1、2年生が1点ずつ、3年生は4点応募した。美術の授業の一環で自画像を制作したとのことで、鏡や自らの写真を見ながら、10数時間(昨年4月〜8月)の授業で作品を仕上げた。後藤君は「イマ」をテーマに、現在の自分をありのままに表現。石原くんは「和」をテーマに、上から下へと徐々に色を薄く描いたのが特徴とのこと。
 2人は名寄地区での作品展に応募した経験はあるが、全道規模の作品展での入賞は初めてとのこと。同校の茶谷裕樹教諭は「2人とも根気強く、細かいところまで描いており、良く仕上がった」と頑張りをたたえる。

(写真=入選の喜びを語る後藤君=左=と石原君)

[2017-02-02-19:00 ]

HOME
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)  

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL
写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて
プライバシーポリシー
購読申込
Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.