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2016年10月14日

野菜と花を生産販売
元農業実習助手の長澤さん・下川に移住し夢へ歩み出す

 【下川】士別市出身の長澤光さん(29)が4月に下川町へ移住し、妻の利奈さん(25)と二人三脚で小さな農園を営みながら、花や野菜の生産販売を行っている。「まだ趣味の延長だが、お客さんになってくださった人もいる。限られた面積を最大限利用し、周りで作らないような野菜も育て、少量多品目農業を目指したい。花は生活に安らぎを与える。知らない人との間に会話を生み、幅広い世代をつなぐ。大変な時代だからこそ、花でまちづくりをしたい」と語る。
 光さんは昭和62年12月に、士別市で農家の三男として生まれた。末子だったため、農業を継ぐ意思はなかったが、農業福祉を専門とする町立剣淵高校を卒業したことで、農業に関心を深めた。農業機械会社(帯広市)に1年間勤務した後、9年間、母校・剣淵高校で実習助手を務め、畑作、水稲、花、食品加工など幅広く受け持った。この経験を生かし、野菜や花の栽培から販売、加工などを、自分の仕事として営もうと決意。兄の住む下川町へ移住し、その職場・山本組木材で働きながら、夢を叶えるための準備を始めた。
 自宅庭に電熱温床を備えたビニールハウスを設置し、花や野菜の種を植え、発芽・生育・開花など段階ごとに、適正な温度と水の管理を徹底した。温度や水の量を減らしながら、外の環境にも適応させて仕上げた。今年育てたのは、インパチェンス、ロベリア、ペチュニアなど花9種類と、茎ブロッコリー、ロメインレタス、トマトなど14種類。花は町内の花屋で販売している他、自宅前のガーデニング、町内イベント会場の飾り付けに利用。野菜は収穫して随時直売し、町内飲食店の食材にも利用されている。
 利奈さんは「旦那の姿を見て、花や野菜が好きになった。一緒にやっているうちに、育てることの楽しさが分かった」と言う。光さんは将来の夢に「緑に囲まれた場所で、自分が作った野菜を使って、嫁とカフェを営みたい。食べられる花も育てて出したい」と話している。

(写真=花や野菜の小規模多品目農業を目指す長澤さん夫婦)

[ 2016-10-14-19:00 ]


学ぶ大切さを理解
名寄高&名寄市立大・高大連携で授業体験

 【名寄】名寄高校と名寄市立大学の「大学授業体験」が12日に同大学本館で行われ、高校生たちが模擬授業を通して大学の講義などの様子を知った。
 名寄高と名寄市立大は、平成19年に高大連携事業で協定を締結。同事業の一環として大学授業体験を毎年実施し、高校生の進路選択を支援することを狙いとしている。
 名寄高の1年生136人が参加。全体ガイダンスで、瀬戸口裕二同大学保健福祉学部長は、大学などの進路選択や卒業後の展望を明確にする重要性を訴えながら「講義を通して自分探しをしてもらえたら、うれしい」と呼び掛けた。
 その後、学科別に模擬授業。看護学科では笹木葉子教授が「胎児期から高校生までの成長の振り返り」をテーマに講義。前段で「専門知識を勉強するには基本的な知識が必要。大学でも英語や体育などの教養科目もある」と話すとともに、実習や講義、グループワーク、技術実習の4つを柱に人間性を磨いていることを伝えた。講義では、胎児の誕生から出産までの過程などを写真で紹介しながら、成長について学んだ。
 その他、栄養学科は「危機管理時(災害時)の栄養・食生活を考えよう」、社会福祉学科は「福祉を学ぶ強み―学校で生きづらさを抱える子どもから考える―」、社会保育学科は「子どもの育ちと保育者の役割」をテーマに展開した。生徒たちは大学の雰囲気を知り、学ぶことの大切さを理解しながら、今後の進路選択に役立てていた。

(写真=模擬授業を通して大学の様子に理解を深めた生徒たち)

[ 2016-10-14-19:00 ]


無事完成を祈願
名寄幼稚園・園舎新築工事の定礎式

 【名寄】学校法人北海道キリスト教学園(平宏史理事長)による(仮称)認定こども園名寄幼稚園新築工事の定礎式が11日に同幼稚園(中川貞惠園長)で行われ、同保育所の子どもたちが餅つきなどで、工事の安全を祈念した。
 同幼稚園は29年度から、保育も取り入れた幼保連係の「認定こども園」として新たな運営をスタートする。新園舎の整備は、現園舎東側にある同園グラウンドを建設予定地として8月から開始。従来の定員120人に加え、新たに取り組む保育部分は3歳児以上を対象に定員30人を受け入れる予定。
 定礎式には園児110人をはじめ、教職員、PTA役員、運営委員、名寄教会役員、工事関係者ら合わせて約150人が出席。定礎式では、お祈りや讃美歌「やさしいめが」などの他、園児代表4人が、聖書や讃美歌の譜面、図面、アルバム、教職員やPTAなどの役員名簿などを定礎箱に収納するなど、工事の安全と新園舎の無事完成を祈願した。
 式典終了後、「名寄市名誉もち大使」の水間健詞さんと及川友和さんが、餅つきのデモンストレーションを披露。新米の「はくちょうもち」が用意され、園児たちの「いち、に、さん」の掛け声に合わせて力強く餅をついた。また、園児たちもミニサイズの臼ときねで餅つきを体験するなど、新園舎の無事完成を願った。

(写真=聖書やアルバムなどを定礎箱に収める園児たち)

[2016-10-14-19:00 ]


地元の多様な森仕事知る学習
下川中2年・説明会や現場体験など

 【下川】下川中学校2年生22人が、炭焼き体験学習の発展系プログラムとして、下川町内の森林に関わる仕事を自ら調べ、インタビューや職場体験を通じ、将来の仕事や生き方を考える学習に取り組んでいる。
 今回が初の試みで、7日に下川町の森林を生かした取り組みの基礎知識を学び、13日に各現場の働く人を招き、詳しい仕事内容を聞く「森の仕事説明会」を開き、17日に町有林や各自で興味を持った仕事現場を訪れ、理解を深める。
 13日の説明会では、循環型森林経営に挑む「町役場」、森林の育成や伐採・木材加工に取り組む「町森林組合」、伐採されたトドマツの枝葉などを利用し、精油や化粧品の製造販売を行う「フプの森」。また、地域材を生かした木工品を作る「クラフト蒼」、森林教育プログラムのガイドや木工用材製造に取り組む「NPO法人森の生活」が、それぞれブースを設けて仕事の内容を説明した。生徒は各ブースを巡って詳しく話を聞きながら、体験を希望する職場を選んだ。
 2年の伊東柚暉君は「枝葉まで使えるとは思わなかった。精油やハンドクリームを作っていて驚いた」。佐々木理沙さんは「森の仕事が細かく知れて興味を持てた」。同校教諭は「生徒が自分の町を知る、将来へ目を向けるきっかけにしたい」と話す。

(写真=森に関わるさまざまな職場を学んだ説明会)

[2016-10-14-19:00 ]

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