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2016年9月8日

迅速確実な避難目指す
天塩川上流減災対策委・水防活動や早期復旧などで

 【名寄】第2回天塩川上流減災対策委員会が7日にホテル藤花で開かれ、「水防災意識社会 再構築ビジョン」に基づいた天塩川上流の減災に関する取り組み方針案を承認した。案によると、避難行動や水防活動、早期復旧のために今後5年間で達成すべき目標が掲げられており、迅速確実な避難、社会経済被害の最小化を目指す。
 国土交通省では、社会全体で大規模な氾濫に備えるため、同ビジョンを全国の直轄河川で取り組むことにしており、天塩川上流地域でもハード対策とソフト対策を一体的、計画的に推進することを目的とし、同委員会を5月31日に発足。旭川開発建設部(伊藤丹部長)が事務局で、旭川地方気象台、上川総合振興局、道警旭川方面本部、陸上自衛隊第2師団、士別市、名寄市、和寒町、剣淵町、下川町、美深町、音威子府村、中川町で構成している。
 取り組み方針案では、今後5年間で達成すべき目標として、河川沿いに人口、資産、交通網が集中する天塩川の土地利用特性を考慮した迅速確実な避難、社会経済被害の最小化を目指す。
 目標達成に向けて(1)大規模水害に対し、迅速確実な避難行動(2)洪水氾濫被害軽減のための的確な水防活動(3)都市機能や社会経済活動の早期復旧―に取り組むための3本柱を掲げている。
 具体的な取り組み事項としては、ハード対策で河道掘削や堤防整備、既設堤防の天端強化や斜面補強、排水ポンプなどを備えた水防拠点整備、河川やダム情報でスマートフォンを活用したリアルタイム情報の提供システム構築などに取り組む。ソフト対策では、迅速確実な避難に向けて避難支援体制の構築や避難訓練の実施、広域避難計画の作成、SNS(ソーシャルネットワークサービス)や防災ラジオ、緊急エリアメール、コミュニティーFMなどによる情報発信、浸水想定区域図や浸水シミュレーション、家屋倒壊、氾濫想定区域の公表、ハザードマップの作成。また、市街地に避難誘導や避難場所を知らせる看板などを設置する「まるごとまちごとハザードマップ」に取り掛かる。

(写真=減災に関する取り組みを承認した委員会)

[ 2016-09-08-19:00 ]


認知症は怖くない!
下川町文化講演会・映画監督と施設代表が講話

 【下川】ドキュメンタリー映画「ゆめのほとり―認知症グループホーム福寿荘―」の上映と、その映画監督・伊勢真一さん、福寿荘代表者の武田純子さんを招いたトークショーが7日に町公民館で開かれ、身近な問題となっている「認知症」へ理解を深めようと、多くの人が来場した。
 2年に一度の町文化講演会として実施。映画「ゆめのほとり」は札幌市内の認知症グループホーム福寿荘を舞台に、入居高齢者が日々を共にし、生きる姿をとらえたもの。映画鑑賞後に伊勢監督と武田代表のトークショーが行われた。
 映画を通じて伊勢監督は「認知症グループホーム入居者たちのありのままの姿を通し、他人事ではなく自分、家族、身近な人のこととして考えてもらいたい。認知症の症状は多様で一人一人違うことも感じてほしい」。
 武田代表は「認知症の人が幸せに暮らしている姿を、世の人に見てもらいたい。これからの時代、認知症でも安心して暮らせる社会を築く必要がある。自分がなったらどうしようと不安に思う人もいる。でも好きなように暮らすことで案外、幸せに暮らせる。認知症は怖くない」など話した。
 来場者は「(認知症施設で働いているが)時々迷うこともある。でも映画の中にいつも見ている姿があり、ほっとした」「軍歌を歌うばあさんが、年上のばあさんに『軍歌なんて歌ってはだめ』と叱られ、『はい』と言ってやめた姿がほほえましい」など感想を述べていた。

(写真=福寿荘の武田純子代表=左=と映画監督の伊勢真一さん)

[ 2016-09-08-19:00 ]


木のぬくもり感じる
名寄産業高建シ科3年・ひまわりらんどにベンチ製作

 【名寄】名寄産業高校建築システム科3年生4人が、名寄市地域子育て支援センター「ひまわりらんど」向けにベンチを製作。生徒たちが7日に同センターを訪れて納品した。
 課題研究の一環として作ったもので、平成27年度に市健康福祉部こども高齢者支援室こども未来課から屋内用ベンチ3脚、屋外用ベンチ2脚の製作依頼を受け、材料費も支給された。27年度の3年生が屋内用3脚を製作し、昨年10月の同センター開設時に納品した。
 本年度は先輩の意志を引き継ぎ、屋外用2脚を製作。5月上旬から作業を開始し、6月下旬に試作品を納品し要望を聞いて改善。9月6日に完成した。
 屋外用ベンチの寸法は2脚とも縦150センチ、横50センチ、高さ25センチで、パイン集成材を利用。ニスを数回塗って耐久性を高めるとともに、子どもがぶつかって負傷しないようベンチの角を丸くして安全性に配慮。木のぬくもりを感じられる仕上がりとなった。
 同センターには「課題研究ベンチチーム」の田澤麗飛君、名取秀和君、大下隆史君、牧和佳奈さんが訪れ、丹精込めて作り上げたベンチを届けるとともに、特徴も説明した。チームリーダーの田澤君は「出来栄えは上出来だと思います。長く使っていただければ幸いです」と語り、同センターでは「立派なベンチありがとうございます。大切に使わせていただきます」と礼を述べた。

(写真=ベンチを届けた生徒と受け取った職員たち)

[2016-09-08-19:00 ]


美しい四季折々の山など
名寄北国博物館写真展・「北海道中央高地の山々」

 【名寄】森脇啓好さんの写真展「北海道中央高地の山々」は、3日から北国博物館ギャラリーホールで開かれており、来場者の目を楽しませている。
 森脇さんは昭和24年、士別市の生まれ。現在は旭川市に在住。「北海道の生活と風土」をテーマに撮影し、道内の人々の暮らしや風景をメーンとした写真を20年以上にわたって撮り続けるとともに、道内各地や東京で個展を開催している。
 今回の写真展は、同館(吉田清人館長)の企画展と位置付けて開催。展示されているのは、北海道の最高峰である旭岳(2290メートル)をはじめ、北鎮岳や北海岳、白雲岳、黒岳など、北海道中央高地に広がる美しい山々の姿などを撮影した作品54点。
 作品は全てモノクローム写真。雪解けが進み素肌が見え隠れする山や霧によって幻想的に見える山など、春夏秋冬の四季折々の顔を見せる山々を美しく撮影した写真が展示されている。
 また、寒さが厳しい冬の山を登る仲間の姿などを、森脇さんならではの視点で撮影した写真もあり、来場者は作品にじっくり見入っている。
 展示期間は10月16日(休館の月曜日以外は午前9時から午後5時まで開館)までで、入場料は無料となっており、同館では多くの来場を呼び掛けている。

(写真=森脇さんの力作54点が展示されている写真展)

[2016-09-08-19:00 ]

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