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2016年6月1日

目標共有へ国、道、市町村連携
名寄・天塩川上流減災対策委が発足

 【名寄】第1回天塩川上流減災対策委員会が31日にホテル藤花で開かれた。大規模な氾濫に備え、減災に向けて目標を共有するために国や道、市町村などが連携し同委員会を新たに設置。迅速・確実な避難や社会経済被害の最小化を目指し、今後、具体的な取り組み事項を策定する。
 昨年9月の関東・東北豪雨では、流下能力を上回る洪水が発生し、鬼怒川(利根川水系)の堤防が決壊。家屋の倒壊・流出や広範囲で長時間の浸水が発生した。国土交通省では、社会全体で大規模な氾濫に備える「水防災意識社会 再構築ビジョン」を全国の直轄河川で取り組むことにしており、天塩川上流地域でもハード対策とソフト対策を一体的、計画的に推進するため、同委員会を石狩川上流・天塩川上流水防連絡協議会内に発足させた。
 同委員会は旭川開発建設部が事務局。旭川地方気象台、上川総合振興局、道警旭川方面本部、陸上自衛隊第2師団、士別市、名寄市、和寒町、剣淵町、下川町、美深町、音威子府村、中川町で構成。
 開会で伊藤丹旭川開建部長は「災害時に自分は大丈夫、周りも避難しないから大丈夫―というバイアスが働き、避難が遅れて住民が孤立。鬼怒川洪水では4300人が救助された。災害はいつ、どこで起きてもおかしくない。減災に向けて5年間に達成すべき目標、取り組みを決めていきたい」と挨拶した。
 現状の水害リスクなどに続き、減災のための目標案を説明。天塩川上流水害の主な特徴として(1)流域内の限られた平地である河川沿いに人口・資産が集中(2)氾濫による浸水が長時間継続(3)交通ネットワークの途絶による影響が大きい―ことを挙げている。
 具体的には、名寄市街の堤防決壊により医療施設や学校など多くの災害時要援護者施設が浸水し、都市機能維持が困難となったり、農産物への被害が拡大したり、基幹交通に被害が発生すると地域が孤立化し、避難が困難になることが懸念されている。それらを踏まえ、減災のための目標として「天塩川上流の大規模水害に対し、河川沿いに人口・資産・交通網が集中する土地利用特性を考慮した『迅速・確実な避難』『社会経済被害の最小化』を目指す」と掲げた。

(写真=減災に向け協力を求めて挨拶した伊藤開建部長)

[ 2016-06-01-19:00 ]


名寄幼稚園の負担軽減
市議会市民福祉常任委・認定こども園整備補正で説明

 【名寄】名寄市議会市民福祉常任委員会(熊谷吉正委員長)が1日に市役所名寄庁舎で開かれた。第2回定例会(3日開会)に提案予定の認定こども園施設整備費に係る補正予算案について、担当部署の説明を聞いた。
 認定こども園施設整備事業について、28年度中に名寄幼稚園の施設整備を行い、29年度から認定こども園に移行する計画で準備が進められているもの。移行後は、幼稚園部分の定員120人に加え、保育部分(3歳以上)として定員が30人増員することとなる。
 認定こども園施設整備費について、市担当によると、昨年11月の予算計上時における積算では、事業費(本体工事費、設計費、解体費など)2億7000万円に対し、交付対象経費額は1億5400万円。これを基に、国は2分の1の7700万円、市は4分の1となる3800万円で、残りの1億5000万円は事業者負担分とされていた。
 その後、事業の見直しを経て、28年度の交付基準確定後に道との調整を重ねたところ、見直し後の事業費2億5800万円に対し、交付対象経費額は3億1600万円となったことから、事業費分を交付対象経費額に設定した。
 これに伴い、国は2分の1の1億2900万円、市は4分の1の6400万円となり、事業者負担分は6400万円と負担は軽減される形に。また、市の負担分については、過疎債(事業費の70%相当分が地方交付税として算入)の活用が可能とのことで、見直し後の積算では、予算計上時より2600万円ほど負担は増額しているものの、過疎債活用により、大幅な負担軽減となる見通し。

[ 2016-06-01-19:00 ]


一流の音色楽しむ
名寄・7日に日野皓正コンサート

 【名寄】ジャズトランペット奏者、日野皓正さんのクインテットコンサートが、7日午後7時(同6時半開場)から市民文化センターエンレイホールで開かれる。
 NAYORO CITY MUSIC倶楽部の主催。エンレイホール開館1周年記念事業の一環で企画。
 トランペット奏者の日野さんは昭和17年、東京都生まれ。13歳で米軍キャンプのダンスバンドで活動を開始。42年に初リーダーアルバムをリリース以降、「ヒノテル・ブーム」と注目を集め、国内外のツアーやフェスティバルへ出演。50年にニューヨークへ渡り、数多くのミュージシャンと活動。ジャズの名門レーベル・ブルーノートと日本人初の契約アーティスト。日本をはじめアジア各国での公演の他、チャリティー活動、後進指導にも情熱を注ぐ。
 コンサート当日は日野さんをはじめ、寺久保エレナさん(アルト・ソプラノサックス)、石若駿さん(ドラム)、杉本智和さん(コントラバス)、石井彰さん(ピアノ)の一流アーティスト4人が脇を固め、パワフルで繊細な音色を楽しむ。
 チケットは全席指定。S席4000円、A席3000円、車椅子席・親子観覧席3000円で、当日は各500円増。問い合わせは、エンレイホールチケットセンター(01654-3-3333)へ。

(写真=7日に開催するコンサートのPRポスター)

[2016-06-01-19:00 ]


育成と受精管理に尽力
下川サンル牧場・乳牛440頭の放牧受け入れ

 【下川】下川町営サンル牧場の入牧作業が30日から始まり、大型トラックに乗せられた牛が、次々と同牧場パドックに運ばれ、元気に草をはんでいる。
 今年の雪解けは早かったが、少雨量が続いて牧草の伸びは例年並み。前年同時期のスタートとなった。
 町営サンル牧場は放牧地333ヘクタール、採草地154ヘクタール。昭和56年に酪農家の負担軽減と経営基盤確立を図るために整備され、放牧で健康的な牛の育成と授精管理に尽くしている。4年前から指定管理者制度を導入し、北はるか農協下川支所で管理している。
 シーズン中の入牧頭数は20戸440頭で、全て町内者所有。名寄からの利用はなし。初日の30日は農協、町職員、酪農家などが集まり、町外に預けていた9頭含む208頭を放牧した。
 運び出された牛は、事前検査で健康な牛のみを受け入れており、パドックを列になって進み、薬浴消毒、体重測定などの後、ブロック分けして放した。

(写真=大型トラックで運び込まれた牛たち)

[2016-06-01-19:00 ]

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