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2016年4月18日

九州大地震で災害派遣
陸上自衛隊名寄駐屯地・4高群中心に約180人出発

 【名寄】熊本県を中心に九州地方を襲った大地震に伴い、陸上自衛隊名寄駐屯地(岡本宗典司令)の第4高射特科群(池田茂之群長)など隊員約180人は17日、災害派遣のため現地に出発した。
 同地震は14日午後9時26分ごろに熊本県熊本地方で発生し、規模はマグニチュード6・5、最大震度7を観測。さらに、16日午前1時25分ごろには、同地方でマグニチュード7・3、震度6強の地震が発生した。
 これにより、揺れの強かった熊本県と大分県を中心とした九州地方の広い範囲で、家屋の倒壊や火災、土砂災害などの被害が多数確認され、17日現在で死者、負傷者、行方不明者は合わせて1000人以上、避難者も11万人以上を超える大規模災害となっている。
 同駐屯地から災害派遣に向かったのは、第4高射特科群170人をはじめ、第101高射直接支援大隊第2直接支援中隊4人と第342会計隊3人の177人。派遣車両は41台。主な任務は被災者の生活支援。水や電気などライフラインが普及していない地域が多いため、避難場所などで不自由な生活を送っている被災者をサポートすることとしている。
 派遣隊員たちは17日午後3時に同駐屯地を出発。加藤剛士市長や中野秀敏道議会議員、木賀義晴名寄市自衛隊後援会長など、多くの関係者が同駐屯地に駆けつけ、隊員たちが任務を果たし、けがなく無事に帰名することを願って見送っていた。
 また、派遣期間は決まっておらず、被害が一定程度終息するまでとしているが、長期間となった場合、隊員やその家族の負担なども考慮し、隊員を交代させて派遣するなど、柔軟に対応することとしている。

(写真=名寄駐屯地を出発した災害派遣隊の車列)

[ 2016-04-18-19:00 ]


フィリピンで運転指導に奮闘
名寄の久保朝秀さん・新たに日本語教育も開始

 【名寄】NPO法人東南アジア国際技術支援協会(SAITA)代表理事で、フィリピンで建設機械教育に携わっている、名寄市西10北1の元自衛官、久保朝秀さん(61)は15日、市役所名寄庁舎で会見し、2011年から展開している地元住民を対象とした建設機械の運転教育や就労状況、さらにフィリピンから日本への就労実現に向け、新たに日本語教育をスタートさせたことなど、活動経過について語った。
 久保さんは、長崎県大村市の生まれ。自衛隊(名寄駐屯地)を40歳で退官後、名寄市内の建設業者で勤務。その経験を生かしボランティア活動に取り組みたい―と一念発起し、技能ボランティア海外派遣協会(NISVA)に登録。2011年6月からフィリピンを訪れ、現地住民にバックホウ、タイヤショベル、ダンプトラックといった建設機械の運転教育をスタート。2011年12月から2015年11月までの国際免許検定合格者は376人にも上る。免許取得者の就労状況は、約半数がカナダ、アメリカ、オーストラリア、ドバイなどの国外で働いているというが、日本での就労を望む声も大きいとのこと。
 久保さんによると、SAITAには現在、久保さんを含め日本人2人、フィリピン人5人のスタッフ7人体制。日本での就労実現に向けた取り組みとして、今年4月から新たに、フィリピン人スタッフの中からTESDA(専門的教育と技術の向上機関)が認定する、日本語教育担当のスタッフを養成。フィリピン・パンガシナン州の大手企業の協力の下、今年4月から日本語教育を開始。現在は約30人が学んでおり、1カ月かけて日本語の基礎を身につけるという。
 1年の大半をフィリピンで過ごしている久保さんだが、国際免許更新のために年1回、帰国している。今回は3月末から5月上旬の日程で訪れており、滞在期間中はJITCO(公益財団法人国際研修協力機構)を訪れ、日本での円滑な就労実現に向け、受け入れ支援の交渉にも臨みたい意向。久保さんは「教育を受けているフィリピン人は皆真剣。若くて日本語ができ、確かな技術を身に付けたフィリピン人が、日本での就労を熱望しているということを知ってもらいたい」と話す。

(写真=フィリピンでの活動について語る久保さん)

[ 2016-04-18-19:00 ]


幅広い高度作業に対応
名寄の川原クレーン・スカイボックス導入

 【名寄】市内徳田の川原クレーン株式会社(川原彰代表取締役)は、札幌以北では道内初となる移動式クレーン装着型高々度作業用搭乗設備「スカイボックス」を導入。従来よりも幅広い高度作業に対応できるようになった他、従業員の安全面がより強化された。
 スカイボックスは、移動式クレーンの先端に箱型のゴンドラを接続し、これに作業員が搭乗して安全性を高めた中で高所作業を行えるもの。
 さらに、常時自動的に水平状態を保持する機能が備えられており、クレーン運転士と搭乗者が無線連絡しながら安全、正確に指定の作業場所まで近づけるなど、従来の高所作業車ではできなかった範囲がカバーできるのも特徴。大型構造物のドームや工場、ビル、タワー風車ブレード補修など高さ30メートルから120メートルクラスの保守点検作業にも対応できる。
 同社の「スカイボックス」(縦3メートル、横1・8メートル、高さ1メートル、積載荷重800キロ)は、ニーズに応えた幅広い高度作業をはじめ、増加傾向にある風力発電設備の点検業務が義務付けなどに対応しようというもの。札幌以北では道内初導入となる同社の「スカイボックス」は11日に納入され、17日に本店前で取り付け講習を開催。従業員約20人が参加し、最大で約44メートルの高さまで伸びる移動式クレーンの先端に、同ボックスを慎重に装着させ、従業員が安全帯を付けて搭乗。
 地上から約50メートルの高さまで移動させるとともに、無線連絡を通して水平状態のまま同ボックスを180度回転させて操作などを確認。また、従業員たちも登場体験を通して安全性を実感している様子だった。

(写真=札幌以北で初めて導入された川原クレーンのスカイボックス)

[2016-04-18-19:00 ]


湿原の女王が春告げる
ミズバショウ下川で早い開花

 【下川】下川町内各地の湿地で、ミズバショウが咲いている。道道下川雄武線や国道239号線沿いでも群生が見られ、雪解け水と見事なコントラストを描き、道行く人の目を楽しませている。
 ミズバショウはサトイモ科の多年草。北海道から本州まで広く分布。純白の花びらに見えるのは仏焔苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞で、花は内側にある黄色い棒状のもの。「湿原の女王」とも呼ばれ、その姿は気品を感じさせる。
 町内では、サンル地区の旧道道下川雄武線沿いが、広範囲に群生するスポットとして知られているが、3年半前、サンルダム建設に伴う道道付け替えで廃止され、毎年、楽しみにしていた人たちからは惜しむ声もある。
 一方で、一定程度の群生は町内各地で観察が可能。三の橋国道沿い北側の湿地帯でも、多くのミズバショウが群生し、次々と開花が始まっている。だが、散乱するごみも見られ、道行くドライバーに「人」としてのマナーが求められる。

(写真=下川町内の国道沿いで開花したミズバショウ)

[2016-04-18-19:00 ]

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