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2016年4月2日

名寄岩角界入り詳細判明
名寄北国博物館・川瀬さんが橋渡し役

 【名寄】名寄市北国博物館(吉田清人館長)は、名寄岩の角界入りの経過に関する新たなエピソードが判明した。きっかけは市内西6南9で川瀬鍼灸整骨院院長の川瀬邦裕さん(44)が読んだ本。東洋鍼灸専門学校の創設者で、名寄岩の後援会長も務めたことがある柳谷素霊さんのことを書いた本に、名寄岩が相撲界に入門する経過の詳細が掲載されていたもの。東洋鍼灸専門学校からは「両国の鍼灸学校時代でのお2人の愛情溢れる師弟関係がはっきりとわかりました」とのメールも届けられた。
 名寄岩(本名・岩壁静夫)は、大正3年に生まれ、生まれてすぐに名寄市に移住。昭和7年に初土俵を踏み、18年には大関にまで昇進。だが、リウマチや糖尿病の影響で番付を落としたが、十両陥落の危機を迎える中で、見事に勝ち越しを決めて敢闘賞を受け、多くの相撲ファンを魅了した。その後、名寄岩の活躍をたたえ「涙の敢闘賞」という映画も製作された。40歳で引退した名寄岩は春日山部屋を興し、弟子育成に努めたが、46年に56歳で死去した。
 名寄岩は相撲界に入る直前に、鍼灸師を目指して上京したことは知られているが、入門までの経過などはあまり知れていなかった。だが、川瀬さんの読んだ本「柳谷素霊先生外伝」には、エピソードが掲載されていた。本には、名寄岩の活躍とともに、スカウトされた当時の詳細な経緯が紹介されていた。
 当時、鍼灸学院に通う名寄岩の立派な体格が両国の相撲好きにも目に付けられはじめたが、相撲に興味を示さないため、一計を案じ、稽古でけがをした相撲取りのために、あんまをしてもらう方法で、名寄岩を相撲部屋に出入りさせることからスタート。さらに、名寄岩の父親宛に手紙を送り、その返信で名寄岩の心が動き、立浪部屋に入門となった。
 本では「名寄岩と柳谷先生とのかかわり以上の通り、ほんの袖ふりあうほどの縁であった。しかし、柳谷先生は『あの男ならきっとやるだろう』とその試験ずみの根性を賞賛し、その角界入りを喜んだ。そして小林北洲氏らとともに『名寄岩後援会』を作り、帝国鍼灸医師誌に毎号、顔写真入りでその支援を訴えた。名寄岩も又、その期待に応えた」と書いてある。
 北国博物館では名寄岩関連の資料を常設展示。さらに「名寄岩物語」という本も出しており、鍼灸師を目指して上京し、その後、角界入りしたことは分かっていたが、どのような経過での入門となったか、「柳谷素霊先生外伝」で詳細を新たに確認することができ、喜んでいる。

(写真=名寄岩入門を知る橋渡し役となった川瀬さん=左=と、経過判明を喜ぶ湯浅俊春元館長)

[ 2016-04-02-19:00 ]


米の配分方針など説明
名寄市農業振興対策協・今月上旬から地域説明会開催

 【名寄】名寄市農業振興対策協議会(会長・加藤剛士市長)の27年度第1回会合が30日に市役所風連庁舎で開かれた。28年度産米の数量配分方針や経営所得安定対策事業産地交付金の設定などについて協議した他、今月上旬から同産地交付金などについての地域別説明会を開くことなどを確認した。
 27年度事業報告で、経営所得安定対策事業などの交付状況は、水田の経営所得安定対策、畑作物の直接支払い交付金、関連事業(環境保全型農業直接支援対策)の合計で22億3300万円となり、26年度比約2億2000万円増となったことが説明。
 道から各市町村に示された28年度産米の数量配分で、名寄市の当初数量目標は1万2898トンで、27年に比べ約61トン増。このうち、うるち米は1456トンで前年比約7トン増、もち米は1万1442トンで前年比約54トン増とされている。この他、道から各市町村への面積・数量配分に用いられる得点について、うるち米は総合得点242点で、全道平均257点を下回るものの、前年の199点を上回り、市担当は「うるち米の取り組みについて、評価は年々上昇している」と説明。一方、もち米は総合得点388点で、全道平均345点を大きく上回っている。
 28年度産米の数量配分方針については、例年通り、個々の共済基準単収により配分する方針を固めた他、生産数量目標の範囲で算出するため、共済補正係数を乗じて単収を設定することを確認した。

[ 2016-04-02-19:00 ]


コミュニティケア教育セン開設
名寄市立大学・地域密着の大学に

 【名寄】名寄市立大学(佐古和廣学長)は1日、学内にコミュニティケア教育センター(センター長・結城佳子看護学科教授)を開設。地域密着の大学として、地域との連携を強化しながら教育目標の実現を目指す。
 同センターは、従来の道北地域研究所と地域交流センターを統合して発足。ともに地域貢献活動を展開し、道北地域研究所は教員の研究、地域交流センターは学生のボランティア活動を中心に取り組んできた。
 さらに地域連携や協働を強化しながら、教育目標を実現する基盤を整備するため、それぞれの業務を引き継いで発展させた学内の付置機関として、道北地域での政策課題の解決に向け、ケア開発や地域振興、実践教育に関する調査・研究を行う「コミュニティケア教育センター」を新年度から開設した。
 体制はセンター長をトップに、事務局長と事務局次長(大学事務局と兼任)、専任職員と嘱託職員を配置。内部組織としては、教員で事業を検討する「企画運営会議」、地域の保健医療福祉、産官関係者が参画する「連携推進協議会」、業務の外部評価を行う「諮問会議」、教員と職員で運営を意思決定する「評議員会」を設けている。また、研究員は学内の研究やプロジェクトの代表者。特任研究員は学外の研究者や保健医療福祉などの関係者となっている。
 佐古学長、結城センター長は「地域貢献をさらに進めながら、高度な実践力を有する人材を輩出するため、地域に密着した大学として地域の人材を活用していくことがセンター立ち上げの趣旨」と話すともに「教育実践や研究の橋渡し役となりたい。生涯学習でも大学の『知の財産』を活用するためセンターが拠点となる。ケアとともに地域振興も図っていきたい」と展望を語っている。

(写真=センターの看板を掛ける佐古学長=右=と結城センター長)

[2016-04-02-19:00 ]


風邪、インフルを予防
下川エアロビ同好会・健康維持にハーブ活用術学ぶ

 【下川】「身近なもので健康維持しよう」。下川エアロビクス同好会「ステップアップ」主催の「ハーブ講座」が、30、31日に桜ヶ丘公園「フレペ」で開かれた。
 講師は町内在住の薬草生活研究家、八林素子さん。30日には冷え性、美容など女性の悩み解消をテーマに14人が参加。31日には風邪やインフルエンザの予防をテーマに8人が参加。エアロビクスを指導している竹本礼子さんは「体の健康維持のため、エアロビクスだけでなく、ハーブの活用も取り入れようと講座を企画した」と趣旨を話した。
 31日の講座では風邪、インフルエンザ対策として、免疫機能を高めるエキナセア、消化器系の不調や炎症を抑えるジャーマンカモミール、粘液を浄化して呼吸器気道をきれいにする(鼻水・鼻づまりの緩和、利尿・発汗作用がある)エルダーフラワー、豊富なビタミンCを含むローズヒップをブレンド。95度の湯で成分を抽出して味わった。さらに毒抜きとしてダンディライオン(タンポポ)、フェンネル、ローズヒップのブレンドも味わった。
 八林さんは「ハーブはドライのほうが抽出しやすい。容器に避けたいのは鉄やアルミ。化学変化を起こしやすい。カフェインや苦味を避けたいときは、水の抽出が良い。ハーブは色素やにおいがしっかり残っているものを選ぶと、効果を期待できる」などと助言していた。ハーブは町内の場合、「フレペ」で購入できる。

(写真=体調に応じたハーブ活用術を指導した八林素子さん)

[2016-04-02-19:00 ]

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