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2015年10月29日

ホウレンソウ栽培ハウス視察
名寄・福井理事長(日本野菜ソムリエ協会)が訪問

 【名寄】日本野菜ソムリエ協会の福井栄治理事長が29日に名寄市東風連の「かんだファーム」(神田勇一郎さん経営)を訪問。冬季の低温環境下で栽培する「ちぢみホウレンソウ(寒締めホウレンソウ)」の栽培ハウスを視察するとともに、販売に向けてアドバイスもした。
 神田さんが組合長を務める「なよろ星空雪見法蓮草生産組合」(組合員5人)が9月17日に発足。同組合顧問でエムズプランニング代表取締役、シニア野菜ソムリエの吉川雅子さんの紹介により、福井理事長が訪れることになった。
 かんだファームには福井理事長をはじめ、生産者の経済的・社会的価値を向上させる「青果物ブランディングマイスター」6人(全国でも10人だけ)、同生産組合員、名寄市、道北なよろ農協職員が訪問。ちぢみホウレンソウのハウスを視察した。
 同ファームでは今年で栽培5年目。ハウス内の温度は厳冬期で外気温と変わらない氷点下20度ほどまで下がるが、早い段階で作物が寒さに慣らされて生き延びるという。今年は2棟での作付けだが、来年は9棟に増設する予定とのこと。
 福井理事長が販売面でアドバイスをし、「利益を増やすには単価を上げるか、数量を増やすか、コストを下げるかの3つしかない。高く売るために必要なことは良いものを育て、価値をつくること」と訴え、神田さんに価値のあり方を質問した。
 神田さんは「日本で糖度が高く、えぐみのないホウレンソウを作れるのは僕たちしかいない」と答え、福井理事長は「売り手、作り手側は自らの価値を分かっていなければならない。その価値を伝えながら、価値と感じてもらえる人に売ること」と促した。
 販路は道内が中心とのことで、出荷価格と小売価格の設定でも意見を交わし、品質と収益を両立させるためにも、福井理事長と青果物ブランディングマスターの話に熱心に耳を傾けていた。

(写真=ちぢみホウレンソウの生育を目の前にする福井理事長)

[ 2015-10-29-19:00 ]


南極料理人、西村さん招き講演
名寄らいらっく会が50周年

 【名寄】名寄らいらっく会(五十嵐正幸会長)の創立50周年記念講演会が28日、ホテル藤花で開かれ、「知らない世界の話をしよう」をテーマに、「面白南極料理人」などの著書で知られる西村淳さんの講演を聞き、会の節目を記念した。
 北海道銀行名寄支店の取引先で構成する親睦団体、名寄らいらっく会は、昭和40年に設立。現在は会員67人で組織している。
 講師の西村さんは、留萌市生まれ。父親の仕事の関係で昭和35年から41年までの小学、中学時代を名寄で過ごす。海上保安庁在任中、第30次(平成元年)、第38次(同8年)の南極観測越冬隊に参加。この経験を基につづった「面白南極料理人」「笑う食卓」など著書も多数。同21年に海上保安庁を退職後、食を通してさまざまなコミュニケーションを図る株式会社オーロラキッチン(札幌)を設立。同年、西村さんの本を原作とした映画「南極料理人」が公開された。
 記念講演には会員や一般市民ら約70人が出席。冒頭、西村さんは「南極大陸は、日本から約1万4000キロ離れた所にある。昭和基地から内陸へ約1000キロ入った所にドームふじ基地があり、そこへ約30日間かけて向かう。その道中は全く変わらない風景が続くが、1キロごとにドラム缶が設置されており、これを目印にしながら進む」と話した。
 南極でのクリスマスケーキ作りで、「練乳の缶詰を湯煎して生キャラメルを作り、トーストに塗って食べたが、仲間にとても好評だった」とした他、しょうゆの代わりにコーラ飲料を使った肉ジャガ、ホットプレートの代わりにアイロンを使った焼肉など、個性豊かな仲間とのゆかいなエピソードを交えながら、南極での食生活の一部を紹介。
 延べ2年8カ月にわたる南極観測隊生活を振り返り、「一つの方法で満足することなく、失敗を恐れず、さまざまな方法を試すことが何よりも大切。また、食事作りという地味な作業がなければ、だれ一人生きていくことはできない。食べることは生きることそのもの」とメッセージを送った。

(写真=南極での食生活などを語る西村さん)

[ 2015-10-29-19:00 ]


フルコースで地域をPR
なよろナイトinさっぽろ好評

 なよろ観光まちづくり協会(吉田肇会長)主催の「なよろナイトinさっぽろ」が22日、札幌市中央区のポールスター札幌で開催。名寄産食材を使用したフルコースが振る舞われた他、特産品販売も行われ、食を通じて多くの札幌市民に名寄をPRした。
 なよろナイトは、食を通じて名寄をPRするイベント。名寄市との共催で昨年は友好交流都市の東京杉並で開催した経緯がある。同日はイベントに併せ、名寄の特産品販売も行われ、好評を得た。
 さっぽろ名寄会、札幌風連会、道庁ピヤシリ会、現役道職員など、名寄出身の札幌在住者とその知人ら111人が参加。
 イベント開催に備え、ポールスター札幌の佐久間靖夫総料理長が、牛カブリロース、SPF豚肉、ジャガイモ、カボチャ、タマネギ、もち米、智恵文産のユリ根、ニンニク、ハトムギなど名寄の食材を活用したメニューを考案。参加者は「牛カブリロースのグリル名寄産野菜添え」「トペンペのジェラート」など、フランス料理のフルコースを味わった。
 会場ではフルコースを楽しんだ他、名寄岩やヒマワリ畑など名寄のPR映像が上映。また、旧市立名寄短大栄養科卒業で、料理研究家の星澤幸子さんが、名寄の思い出話などを交え挨拶。また、名寄の特産品が当たる抽選会で盛り上がった。
 同協会では「多くの来場者に喜んでいただけ、来年もイベントを開催してほしいとの声もいただけた。名寄の応援団が少しでも増えたと思う」と話している。

(写真=名寄をPRした「なよろナイトinさっぽろ」)

[2015-10-29-19:00 ]


知られざる生態を紹介
下川で道北巡回「雪虫写真」展

 【下川】平成27年度道北地区博物館等協議会巡回展「雪虫・石黒誠写真集」が、11月15日まで下川町ふるさと交流館ロビーで開かれており、雪虫の生態を写真パネルで紹介している。
 雪虫は初冬直前に飛び交うトドノネオオワタムシの通称でアブラムシの仲間。正式名はトドマツの根に住むことから付けられた。体の白いワタの部分はロウ物質。1年間を5〜7世代で過ごし、それぞれの時期で異なる形態をしている。世代によって一生を地中で過ごすものもいる。
 羽のあるものが生まれるのは5、6世代目で、これまでメスのみで繁殖を繰り返し、虫の状態で子を生むが、この世代だけオスも生み、その後にメスとオスが交尾することで、冬越し後に命をつなぐための卵を産んで一生を終える。
 写真展ではこのような雪虫の不思議な生態を、元富良野市博物館学芸員で自然写真家の石黒誠さんが撮影した写真約40枚で説明。見応えある内容となっている。
 同館の開館時間は午前9時から午後5時まで。祝日以外の月曜は休館日。

(写真=ふるさと交流館で開かれている道北博物館協巡回展)

[2015-10-29-19:00 ]

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