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2015年9月6日

農家戸数は四半世紀で半数に
名寄市・地域活動への影響不安

 【名寄】名寄市内の農家戸数は、この25年間という四半世紀でおおよそ半減していた。名寄市によると、何らかの農産物を販売している農家戸数は、平成2年で1287戸あったのに対し、27年の経営安定所得対策で申請を行った農家戸数は621戸となっており、半分以下に減少していた。減少傾向は鈍化しているが、農業を基幹産業と位置付けている名寄市にとって、その基盤となる農家の戸数そのものが減っている状況は続いているようだ。
 名寄市が23年に作製した「名寄の農林業」の中に、市内の販売農家戸数が出ている。それによると、2年に1287戸あったのが、10年後の12年には1000戸を割り、986戸に。さらに17年に840戸となり、22年には714戸となっていた。理由として「農業従事者の高齢化が進む中で、年々減少の一途をたどっています」とし、農家の高齢化が減少の大きな要因としている。
 「名寄の農林業」と同様の調査資料ではなく、農業者のとらえ方が異なるものの、国の政策である経営安定所得対策事業に伴う申請者数の推移をみると、22年が714戸、翌23年が699戸と700戸台を割り、26年が658戸、そして27年が621戸となっており、2年と対比でみると、四半世紀でおおむね半減している状況だ。2年から22年までの20年間では年間28・65戸が平均で離農している計算だが、その後の27年までの5年間をみると、年間平均で15・5戸の離農数となっており、減少傾向は鈍化しているようだ。
 田畑含めた市内の耕地面積には大きな変化はなく、全体の農家戸数が減るということは、1戸当たりの経営面積が増えていることになる。農家の規模拡大が進むというメリットはある一方で、農村部にとっては、地域活動を支える人が減るというデメリットがあり、今後の農村部の地域活動には大きな問題となりそうだ。

[ 2015-09-06-19:00 ]


2年連続で全道大会へ
トラック杯道北予選・名寄サッカー少年団が優勝

 【名寄】トラック協会杯全道少年団(11歳以下)サッカー大会の道北予選が、8月29、30の両日、士別市で開催され、名寄ピヤシリサッカー少年団(谷口直寿団長)が2年連続で優勝し、全道大会出場を決めた。
 同予選には名寄をはじめ、士別、美深、下川の少年団から4チームが出場。総当たりのリーグ戦で行われ、各チームが優勝目指して熱戦を展開した。
 2年連続の優勝となった名寄少年団は、1日目に士別、下川と対戦。初戦の士別は、自分たちのペースに持ち込めない苦しいゲーム展開となり、1点を奪われたものの、2点を取り返して2対1で勝利。これで勢いに乗り、続いての下川戦は17対0で圧勝した。
 2戦全勝で迎えた2日目は、同じく全勝している美深と対戦。勝ったチームが優勝と成る事実上の決勝戦となったが、名寄が力の差を見せつけ6対0で勝ち、3戦全勝で全道大会出場権を獲得した。
 全道大会は今月21日から札幌市で開催されることとなっており、主将の佐々木勇哉君(豊西小5年)をはじめ、チームメンバーと同団は「全道大会ではチーム一丸となって一つでも多く勝てるように頑張りたいです」と話している。
 また、名寄少年団は今年、全道大会の出場権がかかった10歳以下対象の北北海道大会(6月)と、12歳以下対象の道新旗大会の各予選でも優勝しており、今回のトラック杯も含めると全カテゴリー(10歳、11歳、12歳以下)で全道大会に出場することに。1シーズンで全カテゴリーの予選を突破するのは、10歳以下の全道大会が始まった平成15年以降、初めての快挙で、関係者を喜ばせている。

(写真=全道大会出場を決めた名寄サッカー少年団のメンバー)

[ 2015-09-06-19:00 ]


命つなぐサクラマス見る
下川・13日にサンル川で自然観察会

 【下川】産卵期を迎えたサクラマスなどが見られる「サンル川自然観察会」が、13日午後1時に「にぎわい広場」集合で開かれる。町内外の自然環境団体が組織する実行委員会の主催で、サンル川上流部の豊かな森と川の美しさを楽しむ。 
 サンル川とその周辺では、昨年からダム本体建設工事が進行中。穀物橋横のカワシンジュガイは堤体着工に伴い移植され、毎年実施していたカワシンジュガイ観察は行わない。今回は上流川沿いの林道散策を中心に行われる。終了は同4時半ごろを予定している。
 サンル川を守る会では、ダムの仮排水路が仕上がったことに伴い、今年のサクラマスのそ上条件の悪化を懸念。加えて昨年から魚道と本川の接続部となる飯田橋で巨大コンクリートの排出部が作られ、前後の川水がよどんでいる状況から「環境の悪化が既に始まっている」と述べ、「観察会を通じて、その現状を感じてほしい」と呼び掛けている。
 なお、観察会前に下川のおいしいランチを味わう企画も予定し、参加する場合は午前11時半に「にぎわいの広場」集合となる。
 主催者は「故郷に戻ったサクラマスが次の世代へ命をつなぐ姿はサンルの風物詩といえる。間近で観察し、川の素晴らしさを知ってもらいたい」と話す。
 申し込みはサンル川を守る会の橋本さん(080―4040―3632、メールsanru_hokkaido@yahoo.co.jp)へ。

[2015-09-06-19:00 ]


通行人の目楽しませる
名寄・ナナカマドが赤く色付く

 ○…ナナカマドの実が、真っ赤に色付き人目を引いている。名寄地方でも厳しい残暑に見舞われたが、盆が過ぎてからは朝晩などは肌寒く、日を追うごとに秋の深まりを感じさせている。自然界では来るべき季節に向け、子孫を残すための準備を進めているが、ナナカマドもそうした一つ。間もなくすると山々は美しい紅葉に包まれるが、街路樹や公園など植栽されたナカカマドの実は一足早く季節を彩っている。
 ○…ナナカマドはバラ科の落葉高木。北海道から九州まで日本全国の山地に自生するが、庭木などとしても多く植栽。
 ○…果実は球形で直径5ミリから6ミリ程度。集合して付き、垂れ下がって秋には赤熟。材は堅くて燃えにくく、かまどに7度入れても炭にならない―という意味からナナカマドの名がある―などの諸説が存在するが、実際には薪炭(しんたん)材としても良好。俳諧では秋の季語。
 ○…市内では街路樹としても多く用いられている。真っ赤に色付いた実が、澄んだ青空と緑の葉の中に浮き上がっているよう。色鮮やかなナナカマドに、通行中の市民も目を細めて眺める様子が見られている。

(写真=真っ赤に色付き人目を引いているナナカマドの実)

[2015-09-06-19:00 ]

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