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2015年9月5日

酪農業の経営安定化へ期待
下川町一の橋・松岡牧場でバイオガス設備導入

 【下川】町内一の橋の酪農業、有限会社「松岡牧場」(松岡宏幸代表取締役)で、町内初導入となる「バイオガスプラント」が完成した。家畜ふん尿からバイオガスを発生させ、電気や熱、良質な肥料を生産できる。発電出力は100kWで、一般家庭185戸分の消費電力をまかなえる。4日からふん尿の投入をスタートし、本格稼働へ準備を進めている。多くの搾乳牛を抱える大規模酪農業の経営安定化に期待が高まる。
 松岡牧場は、搾乳牛250頭(育成牛を含めると265頭)を飼育し、町内で最も規模の大きい酪農業者。今回建てたプラントの稼働に必要なふん尿を、最低限確保できる規模となっている。
 牛舎3棟のうち1棟に全ての搾乳牛を入れており、そこに隣接する形で「原料槽」を整備し、バイオガスの原料となる牛のふん尿をためている。
 たまったふん尿は地下導管を通って、自動的にプラントの発酵槽(直径19メートル・高さ6メートル、)へ送られ、38度に加温されて発酵し、メタンガスと液肥に変換される。ガスは酸化鉄に通して有毒の硫化水素を取り除いた後、発電機やボイラーの動力に使って電気と熱を生み出す。電気は売り、熱は温水にして発酵槽の加温と牛舎の給湯に利用する。液肥は貯留槽にためて、臭いのない良質な肥料として畑に散布する。
 事業費総額は2億4000万円で、うち農林水産省から6050万円、町から4130万円の助成を受けている。発電分を買い取り価格制度で全量売ると10年以内に事業費の全額、約5年で自己負担分を回収できる見込み。加えてこれまで年間150万円以上掛けていたふん尿処理費が不要となる。
 今回のプラントは土谷特殊農機具製作所(本社・帯広市)で、提案、設計、施工、メンテナンスまでを一貫して提供しており、既に道内で成功事例を持つ。発電機はドイツ製を使用している。
 松岡代表は「バイオガスプラントは、金を掛けて処理していたものがエネルギーに変わり、経営安定へ有利に働く。土谷製作所のプラントは失敗が無く、士幌や湧別で導入した人たちの後押しもあって決意した」と語る。

(写真=松岡牧場に建てられたバイオガスプラント)

[ 2015-09-05-19:00 ]


地域要望や意見を反映
名寄市立大道北地研詰問会議・「教育研究セン」開設へ説明

 【名寄】名寄市立大学道北地域研究所(松倉聡史所長)の27年度第2回諮問会議が4日に同大学で開かれた。来年4月の開設を目指している「コミュニティケア教育研究センター」(仮称)について、委員からは、開設に賛同する意見が集中し、地域人材育成へあらためて期待を込めた。また、同センター設置に当たり、地域とのパイプ役を担う「センター事業推進連絡会議(仮称)」の配置について、今後予定されている同センター設置準備委員会の中で協議していくことなどを確認した。
 同大学では、既存の道北地域研究所と地域交流センターを統合し、「コミュニティケア教育研究センター」を新設する計画。道北地域住民の生活安定・安心の確保など地域への貢献や、大学の教育・研究の向上を目指す。
 学長私案によると、同センターの主な活動として(1)地域振興部門(産業振興、まちづくり)(2)ケア開発部門(包括ケア開発、住民健康開発)(3)地域交流部門(ボランティア交流、相互教育活性化)の3点を掲げ、センター専従職員を配置するなどして運営する構想。
 本年度2回目となる諮問会議では、8月に開催された道北地域研究所と地域交流センターの合同会議の中で、コミュニティケア教育研究センターの組織機能への提言として、センター事業推進連絡会議(仮称)を配置すべきという提言が寄せられたことを報告。
 松倉所長は「センターの事業を、学内だけで協議するのではなく、地域の要望や意見を集約し、事業に反映することなどを目的とした組織。また、センターの事業を第3者の立場から検証する、外部評価的な役割を持たせることなどが想定される」と説明。組織配置に関しては、センター設置準備委員会の中で協議することとした。

(写真=コミュニティケア教育研究セン開設へ期待を高めた詰問会議)

[ 2015-09-05-19:00 ]


旬の味覚を堪能
美深町観光協会・ふるさと秋まつり盛況

 【美深】第31回美深ふるさと秋まつりが4日に町民体育館横イベント広場で開かれた。イベントスタート前から降雨というあいにくの天候だったが、時折、晴れ間も見られ、多くの町民が来場。この時期にしか味わうことのできない旬の味覚を味わった。
 美深町観光協会(山崎晴一会長)が主催する収穫感謝祭で、美深町が誇る農畜産物などの秋の味覚を堪能できるイベントとして人気を集めている。
 会場では、イベント定番の焼き鳥や焼きそば、ビールに加え、地元産メロンやカボチャ、キャベツといった新鮮野菜。美深産小麦ハルユタカを使用したパンや美深牛肉まん、北はるかラーメン。牛乳やヨーグルトといった乳製品など幅広いメニューが販売され、買い求める町民で大にぎわい。
 美深牛丸焼きコーナー「美味い肉モ〜やめられないこだわり深い牛の丸焼き」は、じっくりと焼き上げ、うま味の詰まった肉を販売する人気コーナー。今年も長蛇の列ができ、数皿購入する人もいるなど好評だった。
 また、ハルユタカ商品早食い大会や山本裕美子歌謡ショーなどもあり、会場に足を運んだ多くの町民が、旬の味覚を味わいながら地場産品のおいしさを再認識していた。

(写真上=ハルユタカ商品早食い大会)
(写真下=多くの町民でにぎわった美深ふるさと秋まつり)

[2015-09-05-19:00 ]


文化活動の活性化へ
名寄・12日に「商店街あそびの広場」

 【名寄】「第4回商店街あそびの広場」が12日午前10時から、駅前商店街(5丁目、6丁目)で開かれる。人形劇や紙芝居、けん玉・コマなどの昔の遊び、バルーンアート、餅つき、お花体験など、空き店舗を活用したさまざまなコーナーが用意され、子どもから大人までが遊びの空間を満喫する。
 同実行委員会(委員長・今野道裕名寄市立大学短期大学部児童学科教授)の主催。平成23年に名寄の駅前商店街の空き店舗で開催された、「第52回北海道人形劇フェスティバルinなよろ」を発展させたイベント。空き店舗などを活用して文化活動の活性化や商店街のにぎわい創出を図ることが目的。
 商店街スタンプラリー(スタート、ゴール・駅前交流プラザ「よろーな」)をはじめ、思い思いの絵を自由に描く牧草ロールお絵かき、ベニヤ板に自分たちの手形でひまわりを描く「ジャンボひまわりアート」、絵本・紙芝居読み聞かせ、迷路、バルーンアート、ミニSL、けん玉・コマなど昔ながらの遊び体験、吹奏楽サークルによる「街中ライブ」、餅つきなど、空き店舗を活用し、子どもから大人までが共に楽しめる各種コーナーが企画されている。
 また、あそびの広場に併せて、「第27回MOA美術館北の児童作品展」と「第5回ひまわりの絵コンクール」が、12、13の両日、「よろーな」で開かれる。なお、表彰式は、ひまわりの絵コンクールが13日午前11時から、児童作品展が同日午後1時から「よろーな」で行われる予定。

(写真=さまざまなコーナーを楽しむあそびの広場のPRチラシ)

[2015-09-05-19:00 ]

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