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2015年8月28日

冬季スポ大会や合宿誘致
名寄市総合戦略推進委員会・交流人口拡大などで意見交わす

 【名寄】名寄市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進委員会(扇谷茂幸委員長)の第3回会合が27日、駅前交流プラザ「よろーな」で開かれ、基本目標にある「定住人口・交流人口の拡大」と「子ども・子育て支援や高齢者福祉の充実」に関する分野について意見を交わした。
 総合戦略は、人口減少問題を柱とした国の地方創生の取り組みに伴い、持続可能な地域づくりに向け、自治体ごとに策定するもの。
 名寄市では今年5、6の両月、農林業や建設業、スポーツ、大学など各団体と意見懇談会を開催。これと併せて、外部策定審議会という位置づけで、産業界、教育、金融機関、労働団体などで構成する同推進委員会を立ち上げ(6月)、幅広い分野からの意見を基に、今後5年間(平成27年度〜31年度)の基本目標や施策の基本的方向、具体的な施策を盛り込んだ地方版総合戦略の策定作業を進めている。
 総合戦略の基本目標は5本を柱に掲げることとしており、会合では「定住人口・交流人口の拡大」と「子ども・子育て支援や高齢者福祉の充実」の2分野について、市担当から施策概要の説明を聞き、意見を交わした。
 「定住人口・交流人口の拡大」の分野では、冬季スポーツ大会開催や合宿誘致、ジュニア育成強化による冬季スポーツの拠点化を主な施策に挙げる。
 市担当は「国内トップクラスの中高生のスキー選手が参加する、JOCジュニアオリンピックカップのノルディック種目をはじめ、全国規模の大会の継続開催を模索していきたい。合宿誘致では、専用ホームページ開設や、受け入れ窓口と受け入れ状況などを集約する担当を一本化したい」などと説明。
 委員からは「冬季スポーツに特化するとのことだが、冬季だけに限ると、交流人口拡大につながりにくいのでは」などと質問。
 市担当は「(スキー場、シャンツェ、クロカンコース、カーリングホールなどの)施設が整っている冬季スポーツから取り組みたい。冬季スポーツでも、夏の合宿先として名寄に誘致したいと考えている」とした。
 「子ども・子育て支援や高齢者福祉の充実」の分野では、子育てと仕事の両立支援、子育て家庭への支援推進、高齢者が活躍できる環境づくり推進を施策に掲げる。
 市担当は「名寄は転勤者が多いことから、低年齢児保育や延長保育、一時保育など多様な保育サービスを提供していきたい。また、乳幼児や小学生などの子どもを持つ人を会員として、子どもの預かりなどの援助を受けたい人と、行いたい人との相互援助活動に関する連絡・調整を行う、ファミリーサポートセンターを新設する」などと説明。
 また、子育て家庭の経済的負担の軽減として、未就学の子どもの医療費と小学生の入院医療費の全額助成拡大や、乳幼児のおむつ処理に要する有料ごみ袋の支給などに取り組むこととした。

[ 2015-08-28-19:00 ]


大綱策定や安全策構築
下川町で総合教育会議を開催

 【下川】町長と町教育委員会が十分な意思疎通を図り、総合的な教育行政を推進していくため、本年度から「下川町総合教育会議」を設置。第1回会議が27日、町公民館で開かれた。
 会議設置は昨年6月の法改正に伴い、全ての地方教育団体に義務づけられ、特に児童生徒の生命・身体の安全策を講じることが求められている。
 本年度は町の教育施策の目標や根本となる方針を総合的に定める「下川町総合教育大綱」(本年度から4年間)を策定する。
 会議には谷一之町長、松野尾道雄教育長、教育委員会の委員や職員など10人が出席。総合教育大綱の骨子案や児童生徒の安全策案で議論を交わした。
 総合教育大綱骨子案では町の総合計画と整合性を持たせながら、学校教育、生涯学習とスポーツ、芸術文化の3政策で構成し、学校教育の「児童生徒の健康と安全確保」を重点事項としている。12月の町議会定例会への大綱提案を目指す。
 会議で講じる児童生徒の安全策案で、いじめ防止、災害発生時の授業体制や生活支援、犯罪多発による安全確保、その他生命や身体の安全を守ることなどを定めている。
 谷町長は「教育情勢は大きく変化しており、教育課題の総合的な解決に向け、ビジョンの明確化と体系化を図り、具体的政策に結び付けたい」と語った。
 松野尾教育長は「計画の骨子は、各学校や商業高校の振興会、各スポーツ・文化関係団体の意見を聞き取りながら見直し、より良いものに仕上げていきたい」などと話した。

[ 2015-08-28-19:00 ]


戦争への危惧語る
なよろ平和講演会・三浦綾子さん「銃口」基に

 【名寄】「なよろ平和講演会」が27日、市民文化センターで開かれた。旭川市出身の三浦綾子さんの小説「銃口」を基に、戦争へ突き進もうとしている世相や危惧を語った。
 連合北海道名寄地区連合会(東則良会長)、北海道平和運動フォーラム名寄支部(東利博議長)が主催、名寄市との共催。名寄市が「非核平和都市」を宣言している中、悲惨な戦争を繰り返さず、平和を考えてもらおう―と講演会を企画。市民200人が参加。
 講師は公益財団法人三浦綾子記念財団専務理事の松本道男さん。松本さんは昭和23年、美瑛町生まれ。国鉄旭川機関区で勤務し、五十嵐広三衆議院議員の秘書も務めた。
 「君も死ぬんだよ、戦争は 三浦綾子『銃口』の時代といま」をテーマに講演。松本さんは「安保法案が通ることで、いつどこでテロ攻撃されるか分からず、死を覚悟しなければならない時代、状況に置かれる。治安維持法が特定秘密保護法と似ており、これから戦争の世の中になると心配され、『銃口』が読まれている。平和を求め政治の動きを注視する必要がある」とテーマの真意を語った。
 「銃口」は三浦さん最後の小説で、平成6年1月に発表。戦争へ突き進む中、主人公の教師が言論弾圧で処罰され、その後、戦場に送り込まれるというストーリー。
 「銃口」の作品背景で「長い時間をかけて戦争の世の中をつくる。何が何だか分からないうちに戦争に巻き込まれる―と三浦さんは自伝に残している。思想統一して愛国心教育をして、戦争反対の声を取り締まったのが治安維持法。2回大改正しているが、法律は恐ろしい。最初はソフトな顔だが、戦争や権力の都合で大きく変えられた」と訴えた。
 近年の情勢で「自民党の憲法改正草案では、天皇は元首と規定しており、日本は神の国だと復活させるもの。平成18年の教育基本法改正では愛国心を書き込んだ。教科書問題でも事実に基づいた教科書が検定不合格とされ、権力側が求める国定教科書になり得る」。
 さらに「特定秘密保護法は戦争するための軍事機密を隠したり、戦争反対の動きを封じ込めたり、過去の侵略を消そうとしている。憲法9条が安保法制で解釈が変えられ、戦争できる国になり、世の中が戦前の動きと同じ」と懸念した。
 最後に「子どもの学校教育が締め付けられ大変だが、社会教育を通して平和を教えることが大事」と促した。

(写真=「君も死ぬんだよ、戦争は」をテーマに語る松本さん)

[2015-08-28-19:00 ]


笑顔で地域観光を満喫
北・ほっかいどう教育旅行推進協・美深中1年が古里体験ツアー

 【美深】北・ほっかいどう教育旅行推進協議会(山崎晴一会長)は27、28の両日、地元中学生を対象とした「ふるさと体験モデルツアー」を実施した。
 同協議会は、教育旅行の誘致、受け入れ態勢の整備促進に関する事業を推進しており、モデルツアーも事業の一環。地元小中学生から地域観光に対する声を聞き、教育旅行事業に役立てることにしている。
 今回の対象は、美深中学校1年生。びふかアイランドコテージに宿泊しての1泊2日で、美深町で天塩川カヌー体験やトロッコ体験乗車、音威子府村での木工体験などの内容。
 その中の天塩川カヌー体験は、恵深橋カヌーポートから美深橋カヌーポートまでの約5キロ。生徒の多くはカヌー初体験で、美深町地域おこし協力隊の戸谷岳人さんの指導の下、陸上でパドル練習を行った後、カヌーに乗って水上へ。
 艇内に座ると目線が低くなり、いつもと違った光景に。さらに、水上からしか見ることの出来ない豊かな自然が広がる絶景を観賞して水上の旅を満喫。
 各艇では、歓声が響くなど楽しんでいる様子だった。

(写真=恵深橋から美深橋までの水上の旅に出発した生徒たち)

[2015-08-28-19:00 ]

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