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2015年7月11日

8市区町村の首長集う
名寄・交流自治体連携フォーラム

 【名寄】東京都杉並区と交流自治体などの首長が参加した地方創生・交流自治体連携フォーラムが11日にホテル藤花で開かれ、都市と地方が互いの資源を生かしながら共存共栄できる連携事業の可能性について意見を交わした。
 少子高齢化の進展や、加速する人口減という現状の中で、各自治体では持続可能な地域づくりを目指した地方版総合戦略の策定に取り組んでいる。同フォーラムは、交流自治体が集い、新たな広域連携の取り組みの可能性を考え、各自治体の総合戦略に反映させるもの。
 フォーラムには、幹事の田中良杉並区長、加藤剛士市長をはじめ、福島県南相馬市、福島県北塩原村、群馬県東吾妻町、東京都青梅市、新潟県小千谷市、静岡県南伊豆町の各自治体首長の他、山崎史郎内閣官房まち・ひと・しごと創生本部総括官、大森彌東京大学名誉教授、窪田毅道総合政策部長が出席。
 事例発表では4自治体が事業案を紹介。杉並区は南伊豆町との連携による特養整備、南伊豆町はアクティブシニアを中心としたお試し移住プロジェクト、小千谷市は滞在型農園による農村体験プロジェクト、名寄市は台湾交流推進や名寄市立大学の機能強化について、各首町が概要を説明。
 このうち、南伊豆町のお試し移住プロジェクトで、梅本和熙町長は「住民票の異動を必須としないことで、医療や介護など、財政負担増にはならないが、救急医療への対応では国の支援や直接関与が必要となる」。
 小千谷市の取り組みで大塚昇一市長は、「2年かけて宿泊施設付き農園を30棟整備。1年以上滞在してもらい、移住につなげることを目的とした事業。今後、杉並区民へPRしていきたい」とする一方、「なかなか定住に結び付かない。そこには家族の移住への反対、高齢になって新たな資産取得への抵抗感、地元住民とのコミュニティー形成につながりにくい―などの課題がある」と説明。
 首長間で意見を交わし合い、都市部から地方へ人の流れをつくり、人口減少問題の解決を目指した事業への可能性を考えた。

(写真=都市と地区の共存共栄の可能性を考えたフォーラム)

[ 2015-07-11-19:00 ]


サンル発電所の建設着工
下川・ダム水力生かし1900世帯分供給

 【下川】下川町で建設中のサンルダムを活用して発電する「サンル発電所」の新設工事安全祈願祭が10日に工事現場で行われた。発電所は平成30年1月運用開始を見込む。事業を担う「ほくでんエコエナジー」の富樫泰治取締役社長は直会で「サンルダム発電事業参画へ打診を受けて21年経ったが、開発局や地元の熱意のおかげで着工を迎えることができた。りっぱな発電所を下川に建設したい」と挨拶した。
 サンル発電所は国直轄のサンルダムを生かして「ほくでんエコエナジー」(札幌市)で行う発電事業。高さ6メートル、床面積280平方メートルで、ダム直下魚道付近に建設される。施設内に水車発電機と電気を制御する配電盤などが整備される。通常は無人で遠隔管理する。
 ダムで水位を上げることで落差を得て、水の落下エネルギーで発電するが、出力は1100kW、最大水量は毎秒5・9立方メートル、最高落差は21・5メートル。年間発電力は約600万kWhで、一般家庭1900世帯分相当の電気を賄え、町内全世帯約1820世帯を上回る。道内ダム発電としては、二風谷に次ぐ2番目となる。
 安全祈願祭には、ほくでんエコエナジーや施工業など22人が参列した。
 続いて正午から町バスターミナル合同センターで直会が開かれ、開発局や地元団体を加え、総勢38人が着工を祝った。

(写真=直会で挨拶した「ほくでんエコエナジー」の富樫社長)

[ 2015-07-11-19:00 ]


各自治体が継続支援など確認
名寄で初のスクラム会議・南相馬市長が現状を説明

 【名寄】東日本大震災で被災した福島県南相馬市を交流自治体などが連携して支援するための「自治体スクラム支援会議」が10日、ホテル藤花で開かれた。9回目の会議で、名寄市では初開催。支援自治体の首長が顔をそろえ、南相馬市の復興に向け、継続して支援することなどを確認した。
 南相馬市は、震災被害に加え、福島原発事故に伴い、4年が経過した現在も復興作業続いている状況。
 名寄市による支援は、友好交流自治体である東京都杉並区が南相馬市と災害時相互援助協定を結んでいることがきっかけで、他にも、南相馬市と交流のある新潟県小千谷市や群馬県東吾妻町と連携して同会議を立ち上げ、支援活動をスタート。その後、支援の輪が広がり、福島県北塩原村と東京都青梅市も加わり、現在は6市区町村で支援を継続している。
 名寄での会議には、7市区町村の首長をはじめ、オブザーバーの静岡県南伊豆町長が出席した他、講師に「ひょうご震災記念21世紀研究機構」の五百旗頭真理事長と、東京大学の大森彌名誉教授を招いて開催。
 「これからの災害対策と自治体間連携について」をテーマとした基調講演で五百旗頭理事長は、同会議について「広域による自治体支援がこれほど力を発揮するとは想像していなかった」と評価した上で、「支援に対する各自治体の強みを生かすため、機能的役割分担も必要。また、自助、共助の意識を高めることも大切」などと訴えた。
 続いて、南相馬市の桜井勝延市長が復興に向けた課題として「人材不足」と強調。加えて、「復興が進んでいるように見えるが、交通アクセス整備や除染が進んでいない」と訴え、各首長はこれらも考慮して支援を継続することを確認した。

(写真上=基調講演した五百旗頭理事長)
(写真下=南相馬市の現状を説明する桜井市長)

[2015-07-11-19:00 ]


餅つきも楽しみながら
名寄・東京都杉並区一向訪れる

 【名寄】名寄市交流自治体の東京都杉並区の「夏の北海道名寄・音楽と交流の旅」一行が、10日から13日まで滞在。10日にはなよろ温泉サンピラーで歓迎パーティーが開かれ、参加者たちが市民に出迎えられるとともに餅つきを体験した。
 11日に市民文化センターEN―RAYホールで開かれた「山下洋輔ジャズコンサート」(東京都杉並区友好交流記念、風連町・名寄市合併10周年記念、同ホール開館記念事業)を観覧することをメーンに来訪。一行は10日、名寄に到着した。
 歓迎パーティーでは、川田弘志市経済部長が「今年で交流自治体協定を結んで26年を迎える。滞在期間中は楽しい思い出をつくり、持ち帰ってほしい」と挨拶。杉並区交流協会の井上泰孝理事長が乾杯の音頭を取った。
 続いて、名寄市もち大使の水間健詞さんと及川友和さんが登場し、餅つきを実演。この日は名寄市食のモデル地域実行協議会の「もっともち米プロジェクト」による毎月10日の「名寄もち米の日」に当たった。
 名寄産「はくちょうもち」が用意され、水間さんと及川さんが威勢よく餅つきを披露。参加者たちがその姿を間近に目にするともに、きねを持って餅つきを体験。力を振り絞って餅をつきながら大いに楽しんでいる様子で、場を盛り上げていた。ついた餅はきな粉を付けて味わった。

(写真=歓迎パーティーで餅つきを披露する名寄市もち大使)

[2015-07-11-19:00 ]

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