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地域ニュース

2015年5月5日

カノコソウ(薬用植物)試験を継続
名寄農振センの27年度事業

 【名寄】名寄市農業振興センターは、27年度も薬用植物「カノコソウ」の栽培法試験に継続して取り組む。さらに農薬登録試験も継続する他、組織培養により優良種苗の供給にもつなげ、カノコソウの産地づくりを進める計画でいる。一方、市場性や将来性などを考慮してミニトマトの地域適応性試験も行うことにしている。この他に水稲やグリーンアスパラガスの試験も続けて行う。
 カノコソウは、オミナエシ科の薬用植物で、冷涼な気候での栽培に適し、更年期症状の緩和などに効果があるとされている。市場価格も安定しており、一定の需要が見込まれていることに加え、栽培1年で収穫ができ、農家の安定収益確保にも期待ができる作物だ。
 25年度には名寄市内の20戸の農家が集まり名寄市薬用作物研究会(東野秀樹会長)が組織され、カノコソウのテスト栽培を始めている。これを受け、農業振興センターでも25年度からカノコソウの栽培法試験に取り組んでいるもの。
 3年目となる27年度も栽植密度などを含めた栽培法試験を続ける。さらに親株となる優良種苗の供給に向けてバイオテク技術を生かして組織培養にも取り組むことにしている。
 また、カノコソウの栽培に向けた農薬の登録試験も行う。農薬は農薬取締法に基づき、ラベルに表示されている作物以外の使用は禁じられている。マイナーな作物であるカノコソウは、使用できる農薬の登録がほんどない状態で、本格栽培に向けて使用可能な農薬の登録を増やそうと試験をしている。結果、26年度は2つの農薬登録となった。
 27年度も生産組織、製薬メーカーなどとの連携により薬効や薬害、作物残留調査などを行い、農薬の登録拡大につなげていく考えだ。

[ 2015-05-05-19:00 ]


縁日など楽しい企画も
名寄市・15日皮切りに親子バスツアー

 【名寄】名寄市の「親子お出かけバスツアー」が、15日からスタートする。27年度は来年3月まで毎月第2金曜日に合計11回のツアーを企画している。7月には子ども縁日、12月にはもちつきなどの前回も人気だった楽しい行事も組んでおり、多くの子育て世代の参加を呼び掛けている。
 子育て支援事業の一環で、24年度から始めたのがバスツアーだ。休所となっている旧風連日進保育所の施設を活用するとともに、日進地域の老人クラブや住民らの協力を得て、地域で子育て支援を進めることを狙った。
 さらに、集団遊び、多世代交流などの効果も上がっている他、市の管理栄養士も参加し、気軽に子どもの栄誉管理相談にも応じるなど、子育ての悩み相談も受けて、人気のツアーとなっている。
 結果、子育て世代の親子が、26年度は延べ934人が参加、リピーターも多く、バスツアーを楽しみにしていることをうかがわす内容だ。
 4年目となる27年度は、5月15日を皮切りに、6月から来年3月11日まで毎月第2金曜日に実施する。5月はゴールデンウイークを避けての実施にした。7月17日は子ども縁日、8月22日は運動会、9月4日は収穫祭、12月11日はもちつきと、前年度も多くの親子が参加して人気の行事を継続して、日ごろの内容とは異なる交流の場も設けていく。
 ツアーの参加料は無料で、保険などは各自で加入することとなっている。バスは毎回午前9時40分に市民文化センター、同9時50分に市役所風連庁舎を回る。参加申し込みは、各月実施日の前月末まで、東保育所内の子育て支援センター「さくらんぼ」と、風連さくら保育園内の子育て支援センター「こぐま」で受け付ける。問い合わせは市こども未来課こども未来係で受け付けている。

[ 2015-05-05-19:00 ]


地域歯科医療に人生ささぐ
風連町出身の千葉さん・新医院15日オープン

 【名寄】がんと闘いながら亡くなる1週間前まで診療を続けた父…。その遺志を継ぎ、地域歯科医療に人生をささげたいと、地域出身の歯科医師が今月中旬、名寄市内に新しく歯科医院を開院する。
 市内風連町出身の歯科医師、千葉由範さん(35)で、妻の大阪府出身、順子さんも歯科医師だ。15日、市内西4条南5丁目に「ちば歯科医院」をオープンする。由範さんが院長、順子さんは副院長。
 由範さんの父は風連町で長く千葉歯科医院を開業。子どものころ診療室に出入りした由範さんは、患者のため真剣に治療に専念する父の後ろ姿を見て育ち、「自分も古里で父のように…」と心に誓った。
 由範さんは士別高を経て2006年3月、松本歯科大卒(長野県)。引き続き同歯科大附属病院で5年間勤務。この間、大学院で歯学博士号を取得した。その後、同県内でスタッフ30人を擁する開業医で4年間の勤務経験。一般歯科とインプラント分野で実践を積んだ。この間、順子さんと結婚。「父の遺志を古里で…」という由範さんの夢に共感、開院に向け2人で力を合わせてきた。「パノラマ撮影」「3D撮影」の機能を搭載したエックス線CT装置、水道水の除菌装置も備えた。
 患者のプライバシーに最大限、配慮し診療室は個別3室。うち1室はインプラント専用室(メンテナンス室を兼ねる)。ほか患者と親身の相談ができるカウンセリング室やキッズスペースも設置。衛生に配慮した玄関の紫外線回転式スリッパ消毒装置など、患者本位のこだわり設計。
 由範さんは「患者さん本位の治療を心掛けたい。しっかりと丁寧に心を込めて…」。4年制大学理工学部卒後、あらためて松本歯科大卒業の順子さんは、「患者さんから何でも相談してもらえるよう、心掛けたい」。2人とも明るい性格。「診療室を明るいムードに」がモットー。スタッフも地元中心の採用だ。

(写真=「診療室を明るいムードに」と話す千葉由範さんと順子さん)

[2015-05-05-19:00 ]


まるで青いじゅうたん
下川中村さん宅・エゾエンゴサクが春告げる

 【下川】下川町渓和の酪農業、中村正人さん(40)・宏子さん(40)夫婦の庭では、かれんなエゾエンゴサクが咲き誇り、まるで青いじゅうたんのように辺り一面を美しく染めている。
 エゾエンゴサクは、ケシ科の多年草。高さは10〜20センチで、葉は楕円(だえん)形の小葉3枚からなる。花期は4、5月で、茎の上部に総状花序の濃い青紫色の花を咲かせる。
 北海道から東北地方の日本海側に分布し、林縁や開墾地に生えている。富良野市を舞台にしたテレビドラマでも話題になり、春を告げる花として注目を浴びるようになった。
 中村さんの庭では、正人さんの父が生まれた67年前には既にエゾエンゴサクが群生していたという。今年は4月20日ごろから咲き始め、29日には広範囲で開花が進んだ。庭のあちらこちらに咲いているが、特に密集しているところでは、800平方メートル以上にわたって咲き誇り、心地よい香りを漂わせている。また、所々に白い花も交じっている。
 宏子さんは「毎年、雪解けの後には、エゾエンゴサクがきれいな花を咲かせ、春の訪れを知らせてくれます」と話している。

(写真=辺り一面に咲き誇るエゾエンゴサクの群生)

[2015-05-05-19:00 ]

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