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2015年3月26日

下川市街地唯一の宿3月末で幕
牧村旅館・おもてなし精神で75年

 【下川】75年間の歴史を刻み、今では町内中心市街地唯一の宿となる「牧村旅館」(牧村洋館主、町内共栄町)が、31日で閉館する。牧村さんは「これまで多くの人の支えで続けて来られた。今後、何らかの形で恩を返したい」と語る。4月1日から30日までの月曜日から金曜日には、地元の人たちへ感謝の気持ちを込めて、旅館風呂を無料で開放する。女性は午後1時から同4時、男性は午後4時から同5時まで利用できる。
 牧村旅館は、木造3階建てで、20室のうち15室を客室として利用し、昔ながらの木の温もりいっぱいの建物。昭和15年に開業され、牧村さんはその翌年に誕生した。父、周一さんが町内三菱鉱山で働く一方で、母、キヌエさんが農業と兼業で旅館を営んだ。
 開業当時の下川は鉄道、木材、鉱山などで人口はうなぎのぼり。人の流れはあったが食糧不足で、旅館の客も米や食料を宿代に替えて宿泊した時代でもあった。
 昭和32年、牧村さんが高校1年のとき、増築準備を進めていた旅館が、下川大火で全焼するという災難にも見舞われた。
 牧村さんは東京都内の大学を卒業後、合同資源産業のサンル鉱業所(下川)勤務を経て、東京都内の本社に転勤した。妻・弘子さんとの間に生まれた長男、長女の成長とともに、自然豊かな古里下川で子育てしたいーという気持ちを強めて37歳で帰郷し、既に廃業を決めていた旅館を親から受け継いだ。
 客は遠のいていたが、宿泊客一人一人に対する感謝の気持ちを大切にし、利益を度外視して満足させる料理ともてなしを心掛けた結果、リピーターは少しずつ増えた。客が客を呼び寄せ、地元の人からも客を紹介してもらうなどして支えられ、3年目になると経営も安定してきた。
 昭和63年、スズキ自動車耐寒テストコースの町内誘致計画が上がると、確定前段階で客室や風呂を増築し、早々に受け入れ環境を整えた。スズキは当初、耐寒テスト滞在場所に寮建設を考えていたが、牧村旅館に変更し利用し続けてきた。その背景に鈴木修社長(現・会長)の配慮があったという。牧村さんは「町民やスズキの皆さんに支えられてきた」と振り返る。
 牧村さんは昨年、体調を崩し「客へ十分な奉仕ができない。無理して迷惑を掛けたくない」と考え、人の流れが多くなるサンルダム本体建設工事の本格化前、3月末で旅館を閉じることにした。
 「半世紀ともに過ごした建物。柱や部屋一つ一つが自分の分身で、いつも感謝の言葉を掛けている。最後も感謝して別れたい。でも自分の手で壊したくない。再利用の可能性があれば、活用してもらいたい」と話す。

(写真=長年、旅館の時を刻んだ古時計前で名残を惜しむ牧村館主)

[ 2015-03-26-19:00 ]


高橋、佐藤両氏一騎打ち
道知事選告示・17日間の選挙戦がスタート

 統一地方選挙の火ぶたを切る、北海道知事選が26日に告示された。届け出たのは現職の高橋はるみ氏(61)と、新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)の2氏(届け出順)。4選を目指す高橋氏と佐藤氏の一騎打ちという構図となり、17日間にわたる選挙戦はいよいよ本番に突入した。
 任期満了に伴う道知事選(4月12日投開票)。現職の高橋氏(自民党道連、公明党道本部推薦)は昨年12月末に、佐藤氏(民主党北海道、市民ネットワーク北海道支持、共産党道委員会、新党大地、維新の党道総支部、社民党道連支援)は昨年11月上旬、それぞれ出馬を表明。
 高橋氏は、2月に名寄で開かれた「高橋はるみ知事を囲む女性と青年の集い」(北海道を愛するみんなの会名寄ブロック主催)で、「北海道の危機を突破するため、培った力を使い乗り切っていきたい」。佐藤氏は、1月に名寄で開かれた講演会(佐藤のりゆきの話を聞く会主催)で、「国への依存体質から脱却し、自分たちで畑を起こし豊かな北海道を築く。夢と独立の気概を持ち北海道の自立を図っていきたい」と、それぞれ知事選に向け決意を語っている。
 今道知事選は、泊原発再稼働の是非や人口減少問題への対応などが争点に。原発問題で、高橋氏は「将来、原発に依存しない北海道を目指す」。佐藤氏は「脱原発社会の実現に向け、道民参加で具体的なロードマップをつくる」としている。
 この他、高橋氏は(1)道産食品輸出1000億円プロジェクトの推進(2)北海道の土台・先進の農林水産業の確立(3)「医療先進地」北海道づくり(4)世界で活躍する人財の育成(5)徹底した防災・減災対策の推進―など。
 佐藤氏は(1)来道観光客を4年で100万人増(2)市町村と協力した一村一社構想(3)日本一子育てをしやすい環境整備(4)経済活動を支える都市間交通ネットワーク強化(5)市町村長とともに道政を進める仕組みづくり―などを重点政策に掲げる。

[ 2015-03-26-19:00 ]


大道さんの「耀き」が最優秀賞
北の天文字焼き実行委員会・アンケートにも協力呼び掛け

 【名寄】「天翔る炎 北の天文字焼き2015」実行委員会(横澤博実行委員長)が主催する写真コンテストの審査が行われ、最優秀賞に市内在住の大道比路美さん(63)の「耀き」が選ばれた。同実行委員会による、最優秀作品は来年開催の同イベントポスターやチラシなどとして活用される。
 復活2年目となった「天翔る炎 北の天文字焼き」は、2月14日に市内旭東の通称「太陽の丘」で開催。美しい火文字が厳冬の夜を彩り、多くの地域住民たちの目を楽しませた。これに併せ、西條名寄店屋上を会場に、夜祭り「見る集い」も開かれ、市民や観光客らが、赤々と燃える天文字や花火を望みながら、名寄の冬のひとときを満喫した。
 写真コンテストには、名寄や近郊から26点の応募があった。審査はニッコールクラブ道北支部の向井和栄支部長と実行委員3人の4人で21日に行われた。結果、赤々と燃える天文字に打ち上げ花火の閃光が重なっている様子を撮影した、大道さんの「耀き」が選ばれた。この他、優秀賞4点、特別賞5点が選出された。
 一方、同実行委員会では、イベント参加者や一般住民を対象に、「天翔る炎 北の天文字焼き2015」に関するアンケート調査を実施している。今年の反省点などを次回のイベント開催に反映させ、より良いものとすることを目的としたもの。
 設問は(1)太陽の丘(天文字焼き開催場所)について(準備、当日、後片づけなど含む)(2)夜祭り会場について(同)(3)資金造成ビールパーティーについて(4)全体を通して感じたこと(今年の天文字焼きについて思うこと。次回開催についての意見、改善点など)。これらの設問に無記名で回答してもらう。
 回答は4月10日までに、同実行委員会事務局までFAX(01654-3-9772)で受け付けている。
 写真コンテストの入賞作品は次の通り。
 ▽最優秀賞=「耀き」大道比路美(名寄市)
 ▽優秀賞=「スノーランタンと天文字花火とのコラボレーション」大野一義(名寄市)、「彩」堂前昭雄(同)、「天上の華」上原郷松(同)、「祭」金山静香(同)
 ▽特別賞=「冬の華」山岸真理(名寄市)、「夜空に炎のコラボ」中山高雄(中川町)、「天にふる花火」佐藤茂己(名寄市)、「天と共演」丹羽忠雄(同)、「街に輝く」鷲見まもる(同)

(写真=最優秀賞に選出された大道さんの作品「耀き」)

[2015-03-26-19:00 ]


ゲームなどで楽しく学ぶ
名寄・公民館の子ども英語クラブ

 【名寄】名寄市公民館(岡村弘重館長)主催の春休み子ども英語クラブが26日、市民文化センターで開かれた。
 4月からの新2年生から新6年生が対象で、日程は26、27日の2日間。講師はALT(外国人指導助手)のジョン・ハム・ジュニアさんとドリス・アゥ・ヴァンチンさんで、市内の小学校から29人が参加した。
 2、3年生をドリスさん、4年生以上をジョンさんが担当。2、3年生については、英語での自己紹介をはじめ、ゾウやウサギ、トラなどの動物のジェスチャーによるジャンケンゲーム。ドリスさんと同じ動物のジェスチャーをしたら負けとなるルール。
 子どもたちは、ドリスさんと同じ動物ジェスチャーにならないよう慎重に考え、合図と同時に大きな声で動物の名前を英語で叫び、「勝った〜」「負けた」などと一喜一憂していた。
 4年生以上では、駅や病院、警察署などの絵と英語が書かれたカードを使ったゲームなどが行われ、子どもたちは楽しみながら英語を学ぶとともに、親しんでいた。

(写真=市内の児童29人が参加した春休み子ども英語クラブ)

[2015-03-26-19:00 ]

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