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2015年3月25日

利用者に侮蔑的発言など
名寄市社会福祉事業団・風連特養での虐待事案で説明

 【名寄】名寄市風連特別養護老人ホームしらかばハイツを運営する名寄市社会福祉事業団(理事長・加藤剛士市長)は25日に会見し、昨年11月と12月の2回、同施設に勤務する介護士2人が、入所者2人に対し虐待とみられる不適切な対応を行ったことを明らかにした。2件の虐待事案に対し同施設は、今月24日付で道からの改善勧告を受けており、加藤理事長は「入所者本人や家族に対し、多大なご心痛を与えてしまったことを深くお詫びしたい」とし、再発防止に万全を期す考えを示した。
 同施設などによると、1件目の虐待事案は、昨年11月3日から4日に発生。夜勤帯において、30代の女性介護士が80代の男性入所者に対し、おむつ交換の際に侮蔑的な発言をしたもの。市担当は「夜勤帯は1棟介護士2人態勢となり、忙しくいらいらしたため言ってしまった―との説明を受けている」。
 2件目の虐待事案は、昨年12月29日に発生。40代の女性介護士が80代の女性入所者の入浴介助中、苦痛の訴えがあったにも関わらず、状態把握や看護師などへの連絡報告を怠ったもの。その後、女性入所者は右足骨折と診断された。同施設によると、介護士が入所者を車いすからシャワーチェアに移動させた際に骨折事故が発生。しかし、入所者の訴えを聞き入れず、また、その後の連絡報告を怠るなど、利用者に対し身的・心理的・介護放棄的虐待を与えたもの。市担当は「当事者の介護技術の未熟さや、入浴の際に他の介護士の支援を求めることができなかったという、良好ではない人間関係などが要因とみている」と説明している。
 同施設では今後、指導事項に対する改善状況報告書を上川総合振興局に提出するなど、連絡体制の再構築や虐待再発防止の強化を図る方針。管理者の処遇で加藤理事長は「今月中に賞罰委員会を開き、関係職員の処分を決めたい」としている。

(写真=しらかばハイツでの虐待事案発生を説明する事業団の会見)

[ 2015-03-25-19:00 ]


国内外の大会で活躍
下川商高スキー部・今シーズンを振り返る

 【下川】下川商業高校スキー部の伊藤将充君(2年)、佐藤慧一君(同)、安澤翔一君(1年)が、ジャンプ競技で国内外の大会に出場し健闘し、今シーズンを振り返るとともに、来シーズンへの抱負を語った。伊藤君は2年連続の世界ジュニア選手権出場に加え、国体と全日本ジュニアスキー選手権大会で優勝。佐藤君も高校選抜で優勝した。また、安澤君は1年生でありながら、上位へ食い込むなど活躍を見せた。
 世界ジュニア選手権は、2月5日にカザフスタン・アルマティで開催され、伊藤君は日本代表で昨年に続く2度目の出場を果たし、個人戦25位、団体戦6位。「今年こそと臨んだが、ジャンプ台の形状が特殊で、踏み切るタイミングが遅れた」と語る。
 全国の高校生が戦う3大会で見ると、2月7日に秋田県で開かれたインターハイでは、佐藤君が5位に入賞、安澤君は着地でテレマークを決められず12位、伊藤君は海外遠征で欠場した。同14日に長野県で開かれた選抜では、佐藤君が優勝し「1本目3位だったが、2本目で風に助けられて逆転した。条件に恵まれて勝てた」と語る。伊藤君は8位、安澤君は19位だった。同21日に群馬県で開かれた国体では伊藤君が優勝し、「ジャンプを良い状態でキープして試合を迎えた。ジャンプ台もかみ合っていたので、運が良かった」と述べた。佐藤君も出場して5位に入賞した。
 また、3月13日に新潟県で開かれた、都道府県代表の中高校生で戦う全日本ジュニアスキー選手権大会では、伊藤君がダントツで優勝し「2本そろえて飛べ、それが順位に結び付いたことがうれしい」。佐藤君は7位に入ったが「1本目は良くなかった。2本そろえて飛べるようにならないと上位へ行けない」。安澤君は15位で「ジャンプのタイミングが合わなくて悔しい」と振り返る。
 2月12日、長野県で開かれた全日本スキー選手権白馬大会では、一般選手と交えた中、伊藤君16位、佐藤君27位、安澤君43位。3月8日、札幌市で開かれた宮様スキー大会国際競技会では、伊藤君4位、佐藤君7位、安澤君8位だった。
 来シーズンへ伊藤君は「世界で上位を狙えるよう、どんな台でも自分のジャンプができるように頑張りたい」。佐藤君は「世界ジュニア選手権出場を目指し、頑張りたい」。安澤君は「自分の欠点を少しずつなくし、今年より良い成績を残していきたい」と意欲を燃やしている。

(写真=今シーズンを振り返った佐藤慧一君、安澤翔一君、伊藤将充君=左から=)

[ 2015-03-25-19:00 ]


薬用植物事業化を加速
下川町一の橋・王子HD貸付研究施設が完成

 【下川】下川町の誘致企業貸付試験研究施設「王子ホールディングス(HD)医療植物研究室」が、町内一の橋集住化エリア内に建てられ、その完成内覧会が24日に開かれた。安斎保町長は「木材の町にふさわしい木造オフィスになった。施設が最大限に活用され、王子の薬用植物試験が加速して早期事業化、地域の振興に結び付くことを期待している」と話した。
 製紙大手の王子HDは、平成25年10月に下川町と「森林資源の多面的な活用に関する連携協定」を締結し、選任研究員3人が町内一の橋地区で薬用植物の試験栽培に取り組んでいる。少しずつ規模を拡大して現在、同地区地域熱供給施設(木質ボイラー)を熱源にビニールハウス2基で育苗などを行い、周辺ほ場2ヘクタールにカンゾウなど10種類(製薬会社と王子HDで用意)を植えて栽培している。こうした中、下川町は、薬用植物を基軸とした事業化を加速させ、関連する地域経済の活性化を図ろうと、栽培試験地に実験室を兼ね備えた貸し付け用の事務室「試験研究施設」を整備した。
 施設は木造平屋で延床面積177・81平方メートル。道北に多い、トドマツを土台以外の構造材全てで使用し、木造トラスと薄いラティス材を組み合わせた梁を掛け渡し、強度の高い広い空間を実現させた。床や壁は木肌の白いトドマツで明るく仕上げ、深みのあるナラ・ニレ材を配置、外装は町産カラマツくん煙防腐処理材、熱源は地域熱供給施設の温水供給による床下暖房を採用している。
 完成内覧会では、王子HD関係者、町議会議員、JA北はるか農協青果生産振興会役員、環境未来都市町民会議委員、役場課長職などが出席。王子HDイノベーション推進本部バイオリソース開発センターの奥谷岳人センター長は「王子は北海道に根付いてきた企業。製紙以外の森林資源活用を進めているとき、下川がいち早く対応してくれた。トドマツを使ったこのオフィスは林産業の将来を明るくしていくものと実感。早期事業化を目指して地域へ貢献していきたい」と挨拶した。

(写真=トドマツを生かした下川町誘致企業貸付試験研究施設)

[2015-03-25-19:00 ]


感謝の思いを音に乗せる
名寄高校吹奏楽部・息合わせた演奏で集大成披露

 【美深】名寄高校吹奏楽部(岸川莉保部長)の第23回定期演奏会が22日に町文化会館COM100で開かれ、仲間と奏でる喜びを感じながら見事な演奏を披露した。
 3年生(卒業生)にとって吹奏楽部員として最後の演奏会であり、1年間の集大成と位置付け、感謝の気持ちを音に乗せる定期演奏会。テーマは、北海道吹奏楽部コンクールに創部以来初のA編成(55人以内)に挑戦する躍進の年になったことから「華躍(はなやぐ)」とした。
 第1部は、全日本吹奏楽部コンクール課題曲「コンサートマーチ『青葉の街で』」でスタート。出雲神話「ヤマタノオロチ退治神話」より、ヒロインのクシナダ姫にスポットを当てた曲「斐伊川に流るるクシナダ姫の涙」などを演奏。
 第2部は、和楽器アンサンブルとよさこいを中心とした吹奏楽とは一味違った楽しさを届ける「和楽器・よさこいステージ」。笑いも取り入れた寸劇も披露しながら琴6重奏「春よ、来い」、篠笛によるアンサンブル「涙そうそう」を奏で、伝統的な和楽器の音色を楽しんでもらった。さらに、よさこいは、北鼓童なよろから衣装提供と振り付け指導協力を受け、「北鼓童なよろ2006」を力強く踊り、2部ラストには、部員全員で合唱「心の瞳」を披露した。
 第3部では、全世界で大ヒットしたディズニー映画「アナと雪の女王」の劇中歌「雪だるまつくろう」で始まり、演奏に合わせ、衣装を来た部員たちがアナ雪の世界を表現するなど、楽しいステージを披露。会場を埋めた来場者から大きな拍手が送られていた。
 また、卒業生に卒部証書が贈られ、現在の仲間と一緒に出演する最後のステージに涙する場面も見られた。

(写真上=見事な演奏を奏でた名寄高吹奏楽部員)
(写真中=琴と篠笛による和楽器アンサンブルも披露)
(写真下=北鼓童指導のよさこいを力強く踊る部員たち)


[2015-03-25-19:00 ]

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