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2014年10月24日

交付税措置の単価維持が鍵
名寄市議会大学再編委・市が運営収支見通しで説明

 【名寄】名寄市議会の名寄市立大学再編構想調査特別委員会(駒津喜一委員長)が29日、同大学で開かれた。短期大学部児童学科の4年制化に伴う運営収支で、大学事務局側は「児童学科を社会保育学科として保健福祉学部に再編した場合、財源の柱となる国の交付税措置による学生一人当たりの単価が、どのようになるのか不透明」とし、単価が減額となった場合は大きな減収となり、厳しい運営になることを説明した。
 委員会で大学事務局側は、交付税措置の推移で「短大と4年制学部では学生一人当たりの交付税措置単価に大きな開きがあり、名寄の場合、短大は一人当たり約60万円。保健福祉学部は、24年度まで理系学部単価とされていたことによって約150万円だったが、25年度から新しく区分された保健・看護系学部単価となったため、約200万円で推移している」とした。
 これに関連する運営費の実質収支推移では、21年度までは赤字が続いていたが、18年度に開学した同大学の4年生までの学生が全て在学した完成年度となる22年度からは黒字に。また、25年度の実質収支は5億6487万円の黒字になったとした他、積立金が9億9000万円あることを説明した。
 高校生・保護者ニーズと一致していないことを示すアンケート調査結果では、「経済的に短大までが限界であり、進学の機会が減らされる感がある」「保育士、幼稚園教諭免許の取得に当たり、4年間の時間、4年分の学費を払う意味があるのか」など、4年制化に賛成する意見がある一方で、短大がなくなることを不安に感じる声があることも明らかにした。
 社会保育学科設置に伴う施設整備計画では、既存校舎の改修を基本とする他、社会福祉学科を28年度から開設する場合、27年8月から予定している大学図書館棟整備に合わせて工事する必要があることを説明。さらに、新設する新学科棟については「あくまでも構想の段階だが、恵陵館多目的ホール南側への建設を検討している」とした。
 各説明を受けた委員は「児童学科を4年制化して保健福祉学部に再編した場合の学生一人当たりの交付税単価の見通しは」「既存の老朽化公共施設の改修、総事業費20億円以上の大学図書館棟整備など、各種大型事業を進めなければならない状況に加え、28年度に国からの財政措置である合併算定替が終了する中、基金の活用も含め、この厳しい財政状況を乗り切れるのか」などと質問。
 大学事務局側は交付税措置で、学部再編に伴う学生一人当たりの単価は不透明としながらも、「総務省との協議が必要となるが、最低でも一人当たり150万円程度にできれば」。
 財政状況では、校舎整備に対する道からの補助金がない中、基金活用に頼った施設整備は厳しいとした他、「大学関連の他に避けられないハード事業が多いため、大学生日も起債の活用が基本となるが、人口の減少や償還も見据えた将来的負担も踏まえ、どれだけ適正なレベルにできるかが課題」と説明。
 一方で、「国は努力する地方自治体を支援する姿勢が増えていることからも、これをうまく活用するとともに、選択と集中に努めたい」として理解を求めた。

[ 2014-10-24-19:00 ]


11月1日オープンに向け
サンピラーパーク・カーリングホールの製氷作業

 【名寄】道立サンピラーパークのサンピラー交流館では、11月1日のカーリングホールのオープンを目指し、製氷作業が進められている。
 カーリングホールは夏場、多目的ホールとして軽スポーツを楽しめるスペース、子供たちが自由に遊べる「チビッコ広場」が設けられ、多くの来館者でにぎわったが、9月23日で利用を終了した。
 その後、ホールに敷き詰められていたマットを撤去し、清掃作業や床の冷却作業を実施。今月13日から製氷作業を開始した。
 製氷作業は、指定管理者の名寄振興公社職員が担当。ホールの室温は5度前後に保たれている。手製の用具をつなげたホースを使用し、水を少しずつまいており、床面から冷却することで氷が張る。
 朝と夕方の1日2回、合わせて3〜4時間のペースで作業し、1回の作業で厚さ1ミリの氷を張っている。
 薄く氷を張ることによって、部分的な高低差を少なくすることができるといい、製氷を何度も繰り返し、厚さ25ミリに仕上がるまで地道な作業が続けられている。
 カーリングホールのオープンは11月1日午前10時。8日と9日にはシーズン初の大会となる知事杯カーリング大会が開催されるなど、今シーズンも数多くの大会が予定されている。
 なお、11月から開館時間が午前10時から午後10時までに変更される(今月いっぱいは午前9時から午後6時まで)。

(写真=朝夕の2回、製氷作業しているホール内)

[ 2014-10-24-19:00 ]


火災発生などを想定
王子マテリア・名寄消防署と連携演習

 【名寄】王子マテリア株式会社名寄工場(瀧本明彦工場長)は24日、同工場内で秋季消防演習を実施。名寄消防署と連携して演習を行い、火災発生と傷病者搬送を想定し、消防体制を確認した。
 同工場は、7月に上川北部消防事務組合から防災管理特例認定を受けており、これによって年1回の防災管理定期点検報告が免除されている(3年間)。 消防法では、一定の大規模建築物に対して防災管理業務が義務付けられ、その管理状況を年1回、有資格者が点検し、結果を消防機関に報告することになっている。
 同工場の消防演習は年1回実施し、防災管理特例認定後、初の消防演習。電気室から出火し、体調不良者1人がいる―との想定で演習が進められた。
 消防演習は、名寄消防署と連携して実施。同署に通報し、消防車両が到着。電気を遮断してから建物の火点に向かって一斉に放水した。また、体調不良者を同工場の自衛消防団が搬送し、救急隊に引き継いだ。
 演習終了後、瀧本工場長は「災害はいつ起きるか分からない。今回の演習を通して、万一の際、速やかに行動できるようにしてほしい」とあらためて呼び掛けた。
 さらに消火器の使用方法も再確認し、防災意識を高め、気を引き締めた。

(写真=火点に向かって一斉放水する職員たち)

[2014-10-24-19:00 ]


工事現場を興味深く観察
美深中生徒が新築校舎見学

 【美深】美深中学校(中村剛校長・生徒102人)の全校生徒は21日から3日間、学年ごとに工事中の新築校舎を見学。来春から学校生活を送る新校舎のため、ワクワクした気持ちで見て回った。
 美深町は現在、校舎老朽化に伴う「美深中学校改修・改築工事」(請負業者・橋本川島・山崎特定建設工事共同企業体)を実施しており、工期は25年6月27日から来年2月27日までの予定。
 21日は3年生40人、22日は2年生34人、23日は1年生28人が昼休み時間を利用して見学。
 新校舎前で、工事現場の担当者から「設計図に基づいて建設し、工事費は約9億円。物作りは、完成した時の喜びは大きい」などと説明を受けてから教室や図書スペースなどを見て回ったが、なかなか見る機会のない工事現場のため、生徒たちは興味深く見学していた。
 なお、町教育委員会によると、12月ごろから随時引っ越し作業を行う予定。

(写真=建設中の新校舎を見学する生徒たち)

[2014-10-24-19:00 ]

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