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2014年9月20日

10月中に第一電気舘が閉館
名寄・消える唯一の映画館

 【名寄】名寄市内で唯一営業を続けている第一電気舘が、10月中で閉館となる。稚内市に映画館が開館するまでの長い間、日本最北の映画館として映画好きの市民だけでなく、名寄での映画文化を支える施設として多くの市民に親しまれ、愛されてきた映画館だ。大正5年に開館した電気舘から通算して98年目での閉館に対し、社長の高橋啓二郎さん(74)は「節目となる100年まで営業を続けたいとも思ったが、自分の体力を考えても、今年が映画館を整理する限界に来ていると思った」と語る。
 第一電気舘の始まりは、大正5年に高橋さんの祖父に当たる故・高橋啓次郎さんが開館した電気舘からだった。そして高橋さんの父親の故・清吉さんが昭和21年に新しい電気舘をオープンさせるとともに、それまでの電気舘を第一電気舘と改称して2館を経営した。清吉さんは、トーキー(音や声が出る映画)前は電気舘で活弁士を務めた経歴を持つ人でもあった。3代目となる高橋さんは、父親の死去もあり、大学卒業してすぐに跡を継いだ。
 昭和30年代前半は映画が娯楽の中心にあり、名寄市内では電気舘、第一電気舘に加え、名寄劇場、名寄東映、北映館、日本劇場があった。しかし、テレビの普及により映画が斜陽となる中で、徐々に名寄からも映画館が姿を消していくことに。また、近年ではレンタルのDVDも普及するなどで、映画館の経営は厳しさを加えていき、電気舘は昭和50年に閉館した。
 現在の第一電気舘は昭和48年に新築されたビル内にあり、客席数は168席だが、最近は客がゼロの日もあるという。この背景には、映画のデジタル化の影響も。第一電気舘は映画をフィルムで上映する館で、フィルムの映画以外は上映できないため、デジタルが主流となっている最新の映画は上映ができないという悩みも。また、デジタル化するには多額の設備投資が必要という問題もあり、経営面で難しい選択に迫られ続けてもきていた。だが、厳しい中でも名寄の映画館の灯は守られ続けてきた。
 名寄市民の多くが映画を楽しむために、電気舘、そして第一電気舘に足を運び、さまざまな想い出をつくった場所となっていただろう。一方で、大正5年から続いた市内の老舗がまたひとつ姿を消すということで、第一電気舘の閉館を残念がる声が多いのも事実だ。

(写真=最北の映画館としても親しまれた第一電気舘)

[ 2014-09-20-19:00 ]


縦貫道士別〜名寄着工へ
旭川開発建設部・地権者ら対象に道路計画説明会

 【名寄】道開発局旭川開発建設部による「北海道縦貫自動車道・士別市多寄町〜名寄市間」の道路計画説明会が19日、市役所風連庁舎で開かれた。出席した建設予定地周辺の地権者らに事業概要を説明し、今後取り掛かる現地の測量・調査で協力を求めた。同建設部道路計画課の五十嵐光徳課長は「年度内には測量調査や一部設計を実施したい」としており、開通時期などについては明言できないとした。
 北海道縦貫自動車道士別市・名寄市間(延長24キロ)は、平成3年度に整備計画が決定し、同5年度に建設大臣から当時の日本道路公団へ施行命令が出された。その後、15年10月に和寒〜士別剣淵間(16キロ)が開通したが、同年12月の国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)で、士別剣淵〜名寄間(24キロ)が「抜本的見直し区間」とされた他、縦貫道整備は、国による新直轄方式へと移行した。
 18年2月の国幹会議で、士別剣淵〜士別市多寄町間(12キロ)が緊急に整備すべき区間に設定された一方、残りの士別市多寄町〜名寄間は「当面着工しない区間」とされ、建設は凍結されてきた。しかし、今年5月に札幌市で開催された第3者機関の北海道開発局事業審議委員会で、「士別剣淵〜名寄間」と道横断自動車道「多寄〜北見間」が再評価対象となり、「当面着工しない区間も含め事業継続は妥当」と判断。8月には国土交通省による事業再開が決定した。
 19日に行われた道路計画説明会には、道縦貫道「士別市多寄町〜名寄市間」建設予定地周辺の地権者らが出席。五十嵐課長が「道北地域における広域移動の安全性や利便性の向上、流通業務の効率化や救急搬送などの支援が事業の目的」などと挨拶し、今後の測量・調査に理解と協力を求めた。
 担当職員が大まかなルート説明を行った他、現地調査実施後、詳細な道路設計を行うこととした。用地幅に関しては道路設計暫定2車線の計画で対応すること。将来のメンテナンスを含めコスト縮減の下、事業を進める意向を示した。

(写真=地権者らが出席し開かれた道路計画説明会)

[ 2014-09-20-19:00 ]


事故ゼロ継続へ意思統一
美深町・秋の全国交通安全運動啓発集会

 【美深】美深町地域安全推進協議会(会長・山口信夫町長)は、秋の全国交通安全運動に先駆け19日にほっとプラザ☆スマイルで交通事故死ゼロを目指す日啓発集会を開催し、事故死ゼロ継続へ意志統一を図った。
 運動期間は、21日から30日までの10日間。重点項目は(1)夕暮れ時と夜間の歩行中、自転車乗車中の交通事故防止(2)守ろう!自転車安全利用五則(3)シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底(4)飲酒運転の根絶。
 集会には、COMカレッジ110美深大学美深校の学生を中心に約70人が参加。山口会長が「美深町は、29日で死亡事故死ゼロ700日を迎える。これからの時期、農作業が忙しくなり、トラックの走行も増え、交通事故発生が心配。安全運転をお願いしたい。また、自転車、歩行者も横断歩道を渡るようにしてほしい」と挨拶。来賓の千葉貴寿美深警察署長は、旭川で今月発生の自転車同士の衝突死亡事故に触れ、「まだ自転車に乗る機会も多い。早めにライトを点灯させるとともに、交差点では一時停止し、しっかりと左右の安全確認をしてほしい」と呼び掛けた。
 続いて、参加者を代表し、同校の政岡勇さんが「車、自転車を運転する時、道路を歩く時、交通事故を起こさず、また被害に遭わないように気を付けることを宣言する」と交通安全宣言を行った。
 その後、交通安全旗を掲げる「旗の波作戦」を実施。同施設前の国道40号線を走行する車両に対し、「安全運転で気を付けて」と一声掛けながらドライバーの安全意識高揚に努めた。

(写真=参加者代表で宣言する政岡さん)

[2014-09-20-19:00 ]


特色を知る機会に
名寄高校オープンスクール

 【名寄】名寄高校(丸山年民校長)の名高オープンスクールが18日に同校で開かれ、来春卒業の中学生たちが学校説明や体験授業などを通して特色を知った。
 学校生活を知ってもらい、進路決定に参考となれば―と毎年企画。今年も上川北部をはじめ西興部、幌延から中学3年生231人と保護者、中学校教諭が参加した。
 授業見学の後、同校の英語力向上プロジェクト「MEP」を紹介。英会話で日替わりの活動(単語テスト、書き取り、聞き取り)に加えて、ランチ・チャット・タイムなど英語に身近に触れる取り組みを伝えた。
 続いて、1年生の佐々木穂香さん(風連中卒)、納健人君(美深中卒)がメッセージで、授業以外にも講習などで学習面が充実していること、行事や部活動を紹介した。
 体験授業では、国語、社会、数学、理科、英語、情報の科目でそれぞれ実施。19ある部活動の見学時間も設けられ、中学生たちは名高の特色を知るとともに、進路選択の参考としていた。

(写真=各科目の体験授業などが行われたオープンスクール)

[2014-09-20-19:00 ]

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