地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
土とともに生きる
私の回想記
連載企画
おくやみ
書籍
会社概要
広告について
採用情報
リンク

地域ニュース

2014年9月17日

関係機関と連携し中止など要請
名寄市議会定例会・電気料金値上げ申請で答弁

 【名寄】名寄市議会第3回定例会が16日に市役所名寄庁舎で再開。高橋伸典議員(公明)、竹中憲之議員(市民連合・凜風会)、佐々木寿議員(市政クラブ)が質問に立った。竹中議員は、北海道電力の電気料金値上げ申請について、「特に、低所得者にとっては、ますます生活が苦しいものとなる」と低所得者対策で質問。臼田進総務部長は「再値上げによる家庭、企業への影響の大きさを鑑み、電力会社のさらなる企業努力を求め、値上げの中止や少なくとも値上げ幅の引き下げを行うよう、関係機関と連携し要請していきたい」と答弁した。
 高橋議員は「8月の集中豪雨で住民避難が行われたが、後から避難広報の声が聞きにくい、聞こえたが避難場所が分からなかったという高齢者の声があった」とし、地域防災対策について、避難方法の周知や自主防災組織の個別計画状況、防災行政無線を電話できくことができるシステム(自動音声応答装置)の導入に対する考えで質問。
 臼田総務部長が災害対策基本法の改正による要支援者への対応と行動計画について、「避難行動要支援者については自治体で名簿作成が義務付けられた。名寄市では手挙げ方式による災害時要援護者の制度を運用し、26年8月現在で178人が登録。今後、この制度で登録のあった方々の情報を生かし、速やかに名簿作成を進める。また、避難行動要支援者の個別計画などをどのように推進するかは検討中」。
 一方、自主防災組織について、臼田総務部長は「8月末現在で16の組織が設立。災害時要援護者の登録を行っている町内会は45件で、このうち災害時要援護者の個別計画は27町内会で定めているが、個別の計画推進は今後の大きな課題と考えている」と答えた。
 防災行政無線を電話で聞くことができるシステムの導入について、臼田総務部長は「防災無線で聞き取れなかった場合に、所定の電話番号にかけることで再確認できるもの。防災行政無線の設置がない場合に運用が可能なのかも含め、設置についても調査していきたい」とした。

[ 2014-09-17-19:00 ]


町民と対話深めたい
下川町・安斎町長が方針を議会報告

 【下川】安斎保町長は16日、町議会定例会の行政報告で、「町民との新たなコミュニケーションづくり」の方針を報告した。
 安斎町長は「情報発信、合意形成が十分でない」という声を受けて、昨年11月29日の臨時会で「町民と新たなコミュニケーションづくりを進める」と行政報告を行った。その後、総合計画審議会、全職員から意見を聴取し、職員で構成する検討委員会を設置して意見を集約。これを基に本年度、町コミュニケーションづくり推進委員会を設置して方針を策定した。
 コミュニケーションづくりでは、町の自治基本条例に基づく町民主権の町政運営を適切に推進するため、情報提供、広聴活動を通して、情報共有や町民参加を推進することで、町民との対話や信頼関係の構築を目指す。
 基本方針に町自治基本条例を順守し、適切に情報提供や町民参加の推進につなげるため(1)既存制度の充実・見直しを行うとともに新制度を構築する(2)施策や事業の企画立案や推進などで適切な時期と手法によって、情報提供や町民参加の機会を提供する仕組み、手順ルールを作るとした。
 情報提供では、町長が報道機関に会見形式で施策や事業進ちょく状況などの情報提供を行う「記者懇談会」を開催しているが、その内容を町民へ広報紙、ホームページで延滞なく公開する。また、広報紙や行政情報告知端末などの情報提供内容や方法なども検証し、より効果的・効率的なものを目指す。
 広聴機会充実では、年代・職種別などさまざまな住民が主体的に参加できる制度を創出、知恵の環(投書式広聴)などを通じて得る地域課題を適切に町政運営に反映させるとともに、対応状況の情報を提供する。さらに地域担当職員による住民からの意見交換と集約の事務手順をルール化し、各種審議会の見直しも行う。今後、これらの方針に基づき、推進委員会で具体的な方策を検討する。安斎町長は「町政に対する町民との共通理解を深め、町民とともに住み良いまちづくりを目指したい」と話していた。

[ 2014-09-17-19:00 ]


納田院長に功労表彰
下川町議会・補正予算で福祉灯油も計上

 【下川】下川町議会第3回定例会が16日に開かれ、福祉灯油購入助成金を盛り込んだ「一般会計補正予算」、町立下川病院長を務める納田幸一さん(64)への町功労表彰授与などの議案を原案通り可決した。
 納田さんへの表彰は、地域医療確保に33年以上、貢献した功績をたたえるもので、11月3日の町表彰式席上で授与される。
 一般会計補正予算は歳入歳出を1億7385万円追加するもの。内訳では木質原料製造施設の貯木場整備と作業用建物建設4460万円、災害復旧費(農林業・公共土木施設)887万円、福祉灯油購入助成金(各対象世帯に灯油100リットル)385万円、国際森林フォーラム推進事業320万円。
 さらにデイサービスセンター改修、農村集落型集住化モデル構想策定委託、旧下川木工場倉庫除去、同工場所有地購入、そば組合収穫機械等導入補助金。
 育苗施設架台・パレット購入、民有林野購入、下川林業合同会社グラップル導入補助金、ふるさと開発振興基金積立金、地域おこし協力隊員報酬、特用林産物栽培研究所作業臨時職員賃金などを計上し可決された。
 また、安斎保町長の行政報告が行われたが「町分散型エネルギーインフラプロジェクト・マスタープラン策定委託業務事業者の選定結果」で「2日に専門的識見を有する外部専門家の審査委員会で、事業者に東京の一般社団法人都市環境エネルギー協会と日本環境技研株式会社の共同提案者を選定した」。「本年度主要建設工事進ちょく」では「8月末現在、入札で予算額の約87%、進ちょくで全体の53%、発注額は42件9億6503万円になる」と報告した。

[2014-09-17-19:00 ]


馬と楽しく森林づくり
下川・乗馬や馬搬など触れ合いも

 【下川】13日から3日間、亀田郡七飯町東大沼の大沼流山牧場から「ドサンコ」(北海道和種馬)2頭が来町し、町内南町、美桑が丘で林間放牧実践が行われ、14日には森づくりや暮らしで馬を生かす可能性を探る勉強会も開かれた。
 林野庁「森林山村多目的機能発揮交付金」の一環で、森林づくりを通して希薄化が進むコミュニティの再形成を図る「コミもり」を普及するのが狙い。
 「コミもり」はさまざまな人が気軽に楽しく森林整備することで、人の関わり合いを生み出す手法。「美桑が丘」と「大沼流山牧場」もそのネットワークに加わっている。大沼流山牧場では、馬を活用した敷地内森林整備、教育、セラピーなどに取り組んでいる。その手法の普及を図るため、同牧場の北川浩二さん、西埜将世さんがドサンコ2頭と美桑が丘を訪れた。
 13日午前に美桑が丘のクマザサ密集地を囲むように電気牧柵を設置した後、その中へドサンコ2頭を放牧し、3日間でどれだけササを食べるのか実験した。その結果、明確な違いが分かるほどの成果が見られた。
 14日はドサンコとの森林散策、木の運び出し、乗馬などの体験が行われ、参加者20人がその魅力に触れた。さらに大沼での取り組みを通したドサンコの可能性を学ぶ勉強会も開かれた。
 北川さん、西埜さんは「ドサンコは林床に生える多くの草を食べてくれる。2、3年の放牧でササは生えなくなった。馬搬は道がいらない、騒音がない、景観的に良いなどメリットがあり、小規模森林整備に効果がある」と話し、飼育の手順や費用なども細かく説明し「馬と仕事をすることは効率以上に得るものがある。その魅力を伝えたい」と語った。

(写真=美桑が丘の森林で木を引くドサンコ)

[2014-09-17-19:00 ]

HOME
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)  

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL
写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて
プライバシーポリシー
購読申込
Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.