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2014年9月9日

正しく現状分析し住民周知
美深町議会一般質問・情報伝達など防災対策で答弁

 【美深】第3回美深町議会定例会が8日、町役場議場で開会し、5議員が一般質問に立って理事者の考えをただした。岩崎泰好議員、諸岡勇議員、藤原芳幸議員は、先月発生の豪雨災害を教訓とし、「いつ起きるか分からない災害から命を守るための対策が必要」と、情報伝達のあり方や町民不安の解消策などで質問。山口信夫町長は「災害から住民を守るために必要な情報を発信するが、正しい現状分析、地域特性を確認した上で、的確な判断をする必要がある。不安を与えないように情報を発信している」と答えた。
 岩崎議員は、防災情報の住民周知の手法と情報伝達の際の課題などに加え、郷土博物館への専門員配置で「文化的向上や郷土に対する認識を深めるために、専門員配置の予算的措置を講じる考えは」と質問。
 山口町長は「災害対策本部で収集した情報を基に今後起こりうる災害を予測し、周知内容を協議した。伝える手段としては防災情報端末機、広報車、一般電話の防災情報ネットワークを通じたテレビやラジオなどを活用した。だが、情報発信することで、危険な個所を見に行くという行動を誘発するとなれば、情報発信方法も検討しなくてはならない」と答えた。
 専門員配置に関しては「この町には有識者が多い。専門員配置を予算化する予定はない」とした。
 小口英治議員は、ふるさと納税制度に関して「寄付者に特産品贈呈などを行っているが、この取り組みで十分と考えているのか」と、さらなる充実を求めるとともに、この取り組みを通した特産品開発の可能性。さらには、びふか温泉でのチョウザメ利用促進、電力料金値上げ申請や来年度の消費税増税に伴う宿泊料に対する考え方で質問。
 山口町長は、同制度実績は27都道府県から252件1967万8000円の寄付があることを報告した上で、「1万円以上の寄付者に、メロンを中心とした3000円相当の特産品を贈っているが、今後は品物を選択できるなどの工夫を凝らす必要がある」と答えた。
 新たな特産品開発・育成では、大規模産業化は難しい―としながらも「関係機関をはじめ、観光協会や商工会など関係機関の意見を聞きながら努力したい」と答弁。 
 びふか温泉運営に関しては、「旧恩根内小学校プールの施設を活用し、北海道大学との連携の下、チョウザメ全体の利用に努めたい」と理解を求めるとともに、温泉利用料は振興公社と協議する―とした。
 諸岡議員は、豪雨災害をあらゆる面から分析した抜本的な災害対策の必要性で、恩根内地区への避難場所設置の必要性やスキー場景観づくりへの影響など。さらに、日本最北の高層湿原「松山湿原」登山道の岩盤、珍しい樹形の名称を設定する考えで質問。
 山口町長は、「安全避難場所の必要性は理解するが、新たな施設整備は簡単ではない。天塩川河道掘削、ポンプ施設整備などで治水効果は向上し、災害発生は非常に低い。当面恩根内センタープラザを第1避難地とし、状況に応じて安全な避難個所へ移動するなど、段階的な対応で安全を確保したい」と理解を求めた他、スキー場は本年度、排水対策を重点に置いて整備しているため、被害は無い―とした。
 石田政充教育長は、松山湿原の魅力向上で、「地域資源を、美深町の歴史として残すことは重要。松山湿原を管理する上川総合振興局北部森林室などと協議したい」と答えた。
 藤原議員は「自然災害から生命、財産、生活基盤を守るため、防災、避難に対する心構えや具体的な行動の手助けとなる手引書作成、配布する必要がある」と質問。
 山口町長は、天塩川の洪水を想定したハザードマップ作成から10年以上が経過しているが、この間、天塩川掘削工事などで安全性は向上している―とした上で、「ハザードマップは大きく変わるものではないが、今後更新を検討する他、これを手引書として役立ててほしい」と答えた。
 南和博議員は、人口減少などに伴う役場機構体制の考え方などに加え、「農作業事故が後を絶たない現状の中、農業機械業者との連携連絡網が必要。さらには、消防署員の地域担当制を置くことで、町民とのコミュニケーションを図ることができ、より迅速な救命救急活動につながるのでは」と質問。
 山口町長は「職員数が限られているため、職員個々の能力を高め、フル活用してほしい。また、現段階で職員を減らす考えはないが、将来のまちを見据え、慎重に職員体制を構築したい」。
 農作業事故の救命救急活動に対し、「上川北部消防事務組合では、各消防署単位で特殊資機材の整備充実、災害救助協力会を組織し、救助体制を強化している。美深町では、特殊災害における関係事業者との連携が必要と判断し、9月から事故対応体制をスタートさせた。今後模擬訓練を実施する」。
 消防署員の地域担当員配置については、「上川北部消防事務組合の所属であり、特殊な勤務体制、専門性を考慮し、容易に配置できる状況ではないと判断し、地域担当員として配置する考えはない」と答えた。
[ 2014-09-09-19:00 ]


チームジャンプ後継イベントで
名寄・10月13日「チームチャレンジ」開催

 【名寄】「第1回チームチャレンジin NAYORO〜Let‘s JUMP!2014〜」の第1回実行委員会が8日、名寄西小学校で開かれた。昨年で終了した「チームジャンプ」の後継となるイベントで、10月13日に市スポーツセンターで開催することなど大会概要を決めた。
 「チームジャンプ」は、名寄青年会議所が主催した長縄跳びのイベントだったが、一定の事業成果を達成したとして、第20回の節目を迎えた昨年で幕を閉じた。
 ただ、子供たちがチーム競技に取り組む姿勢や多くの笑顔を今後も見続けたい―という市民の声を受け、名寄市PTA連合会(三宅憲一会長)が中心となり、実行委員会を設立。新たに「チームチャレンジin NAYORO」として、子供たちの団体スポーツイベントを企画した。
 チーム競技を通して、団結力や絆を強め、仲間同士の信頼感、共通の目標に向かってチャレンジする力と勇気を養うことを趣旨とし、保護者と教職員、各有志団体が協力して大会運営を行うことにしている。
 今年の競技種目は、昨年までの後継として長縄跳びのチームジャンプ(ロープジャンプ)に決定。来年以降は今後、検討するとしている。
 大会日程は10月13日午前8時から市スポーツセンターを会場に開催。当日は「体育の日」と重なるため「スポーツフェスティバル」の一環としても開催する。
 競技は小学生、中学生の2部門。両部門ともA級(ロープジャンピング10、1チーム12人登録)、B級(ロープジャンプX、1チーム3人〜12人登録)を設ける。小学生部門はA級を4年生以上、B級は3年生以下としている。
 大会長は小野浩一市教育長、実行委員長は三宅市PTA連合会長が務める。また、市、市教育委員会、名寄青年会議所、名寄商工会議所青年部の後援を予定。大会予算は市からの助成金と同連合会の事業費を充てる。
 申し込み締め切りは今月27日までで、各校に大会や参加周知を行っていく。

(写真=協力を求め挨拶する三宅市P連会長)

[ 2014-09-09-19:00 ]


最後の収穫を楽しむ
畑の学校・基本コース最終回で卒業式も

 【名寄】なよろ食育推進ネットワークと農業・環境・健康研究所名寄農場主宰の教育ファーム農業体験「ちびっこワンダーランド 畑の学校」が6日、同農場で開かれた。
 畑の学校は、親子が命ある作物と向き合って家族のコミュニケーションを図り、地元農家と触れ合いを通して食に対する感謝の気持ちを育てようと、毎年開設。
 6期目となった今年も、全4回の基本コースの他、任意参加のオプションコースを設定。基本コースではトマト、ナス、ピーマン、カボチャ、トウモロコシなど7品目を栽培。オプションコースは、収穫したダイコンを使った漬物作りやジャガイモの雪中貯蔵を行う。
 この日の同学校は基本コースの最終回で、参加登録していた14家族中9家族が参加し、最後の野菜収穫を行った。山田典幸同ネットワーク副会長の挨拶に続き、農場スタッフの指導を受けながら作業。ジャガイモ収穫では、参加した各家族の子供たちがスコップを手に土を掘り起こし、土から顔を出したジャガイモを手に「こんなに大きいのが取れたよ」などと興奮するとともに、楽しむ姿が見られた。
 収穫後はバーベキュー交流会も開催。この中では基本コースの卒業式も行われ、参加者たちは卒業証書を受け取るとともに、自分たちで収穫した野菜などもおいしく食べながら交流を深めていた。
 また、同農場では「今年は、8月5日と24日の大雨によって畑に水がついた影響で作物の育ちが悪かった」と振り振り返り、「各家族も大雨に伴うほ場管理で苦労した中で育てた作物ということもあり、収穫を迎えられたことを喜んでいたので良かった」と話している。

(写真=ジャガイモ収穫を楽しむ畑の学校の参加者)

[2014-09-09-19:00 ]


正しい知識広める
名寄・自殺予防に向けパネル展

 【名寄】上川北部地域自殺対策連絡会議(吉田肇会長)は6日、イオン名寄店で街頭キャンペーンを実施。また、16日まで同店2階特設会場でパネル展を開催しており、自殺予防に向けた取り組みを紹介している。
 同協議会は、名寄保健所、名寄市立総合病院、名寄市立大学、名寄労働基準監督署、名寄公共職業安定所、上川北部精神保健協会、管内の自治体、警察署、民生委員児童委員協議会などで構成。
 自殺予防週間(10日〜16日)に合わせた取り組みで、街頭キャンペーンではポケットティッシュ、相談窓口や心の健康のチェックリストも掲載されたチラシを買い物客に配布した。
 同時に、パネル展が16日まで同店2階特設会場で開催。本紙で掲載された連載記事「自殺を防ごう」や管内の自殺者数などを示した資料を掲示。
 さらに、相手の心のサインに気づくことや、適切な相談対応を促すDVDも放映されており、自殺予防への正しい知識を広め、理解を深めてもらう機会としている。
 また、6日と7日は「こころと生活の相談会」が開かれた。
 管内各市町村でも街頭キャンペーンを実施し、10日に美深町の美深スーパー、16日に下川町の寿フードセンターで行われる。

(写真=自殺予防の取り組みを紹介するパネル展・イオン2階)

[2014-09-09-19:00 ]

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