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地域ニュース

2014年9月3日

今年7月で高齢化率29%
名寄市・今後も予想される高齢者の増

 【名寄】名寄市の高齢化率が進んでいる。本年度7月末現在の高齢化率は29・49%となっており、旧名寄市と旧風連町が合併した平成18年の7月末と比較すると約5%伸びている。単純に市民の約3人に1人が高齢者という状況に近付いている。人口の将来推計をみると、高齢者人口は今後も増え続け、2020年には8953人とピークを迎えるが、総人口そのものが減る傾向にあり、その後も高齢化率は徐々にアップし続けることになりそうだ。
 今年7月末現在で年齢が65歳以上となる高齢者数は、男性が3632人、女性が5012人、合わせて8644人となっている。18年7月と比較して男性が323人、女性が432人、合わせて755人の増となっている。この結果、全人口に占める65歳以上の人の割合を示す高齢化率は、18年よりも4・48%増の29・49%となっている。7年間で約5%の増加で、他の地方都市同様に高齢化が進んでいる実態を示している。
 また、75歳以上の人口は、今年7月末現在で男性が1768人、女性が2760人で、合わせて4528人となっている。同じく18年7月との対比で、男性は303人、女性は488人合わせて791人増加している。結果75歳以上が全人口に占める割合も3・6%伸びて15・45%にまでなっている。
 今後の人口推計をみると、65歳以上の人口は、2020年に8953人とピークを迎え、その後は減少に転じ、25年が8669人、30年が8314人、そして40年が7839人となる。一方、総人口は減少傾向が続き、20年が2万8385人、25年2万7164人、そして40年が2万3412人となると推計されている。結果、分母となる総人口数が小さくなることで高齢化率はアップし続け、20年に31・5%となり、30年に32.1%、40年には33・5%と、市民の3人に1人が高齢者という状況が続くことが見込まれている。

[ 2014-09-03-19:00 ]


最高のAは19施策
美深町・行政評価町民委が結果報告

 【美深】美深町行政評価町民委員会(山崎晴一委員長・委員15人)が2日に町役場で開かれ、福祉教育、産業経済、環境行財政の各部会が、25年度事業31施策を4段階で評価。結果、A評価19施策、B評価12施策、CとD評価はゼロとなり、山崎委員長が「第5次総合計画に基づく施策のほとんどは取り組まれている、もしくは、おおむね取り組まれているものと評価できる」と、山口信夫町長に報告書を手渡した。
 美深町では、限られた財源の有効活用、町民への説明責任、職員の意識改革など行政運営の自律性向上を図ることを目的に行政評価を導入。職員による内部評価に加え、住民組織による評価も実施し、その結果を行政運営全般の見直し・改善に活用している。
 本年度2回目の会議には、委員11人が参加。各部会が行政評価結果では、31施策のうち、A評価(取り組んでいる)は19施策、B施策(おおむね取り組んでいる)は12施策となり、C評価(一層の取り組みが必要)とD評価(取り組みが見られない)はゼロだった。
 その中で、前年度から評価の上がった施策は、「環境保全・環境衛生の推進」と「スポーツ活動の推進」。びふか温泉へのバイオマスボイラー整備が順調に進んでいる他、新エネルギー活用支援制度の活用、普及が期待される。こどもスポーツ未来基金創設は、青少年スポーツ振興に期待できる―などと評価。
 一方、評価が下がった施策は、「消防・防災体制の充実」と「農業の振興」。災害対策基本法の一部見直しに伴う地域防災計画の見直し、農業後継者育成奨学金貸し付け事業活用に向けた取り組み実施や農業雇用対策の施策の検討―などを求めた。
 行政評価を受け、今泉和司行政評価委員長(副町長)は「行政評価は、住民と町が一体となって行わなくてはならない。A評価でも必ず改善しなくてはならない点がある。課題を見出し、課題解決に努めるのが職員の使命」。また、報告書を受け取った山口町長は「第5次総合計画が、おおむね取り組まれていると評価していただき、うれしく思う。これまでの協議に感謝している」と述べた。

(写真=山口町長に報告書を手渡す山崎委員長)

[ 2014-09-03-19:00 ]


学力向上に成果表れる
下川小TT導入・算数授業教諭の3人体制2年目

 【下川】下川小学校(林雅裕校長、児童160人)は、複数の教師が協力して行う授業方式「ティーム・ティーチング」(略称TT)を、算数の時間に導入して2年目を迎え、児童の学力や算数への関心が向上するなど成果が出始めている。
 同校では前年度から道の学力向上策として、教師2人を加配してもらい、担任との3人体制で全学年の算数授業に当たり、児童一人一人に応じたきめ細やかな習熟度別少人数指導などに取り組んでいる。加配は優れた成果を期待できることを条件とし、実施後の効果が求められる。
 本年度の加配教諭は、「指導方法工夫改善加配」で青森県出身の泉谷有咲さん、「学力向上時間教師」で前年度に引き続き、道内出身の西尾直美さん。
 本年度は空き教室に習熟度別少人数指導専用の「TT教室」を設けた。これまで1つの教室内でグループに分かれて行っていた理解度別指導を、2室に分かれて行えるようにし、一層、グループごとの学習に専念できるようになった。
 TT教室では室内や廊下壁に算数のおもしろさを伝えるゲーム、豆知識などを掲示し、算数への関心を高める工夫を施している。習熟度別少人数指導時間の割合も増やし、担任と加配教諭の連絡、打ち合わせを密にし、児童個々に応じた指導を心掛けている。
 理解度別指導で児童個々の発表や質問の機会は増加。平成26年度全国学力・学習状況調査の算数A、B問題で平均正答率の全国差が縮まり、児童アンケートで「算数が好き」「授業内容が良く分かるようになった」と答える割合が増えた。
 さらに加配教諭が道教委家庭学習用問題「チャレンジテスト」の採点、分析結果を担任にフィードバックして学び直しの手立てを講じ、火・木曜日には放課後1時間の補充学習を行うことで、学習事項の定着に結び付けている。夏休みは3日間、学びの広場を開催し、担任と指導に当たって、学力向上と学習習慣の定着にも効果が見られたようだ。

(写真=習熟度別少人数指導が行われているTT教室の様子)

[2014-09-03-19:00 ]


農牧場での体験楽しみ
美深町・東大生4人が山口町長と懇談

 【美深】東京大学の学生4人が1日、同大学体験活動プログラムの一環として来町。1日から12日間、町内での農業・牧場作業体験を通じ、日本の農牧場や食のあり方を考える。
 同大学は、「次世代を担う学生育成」という教育目標を達成するための方策の一つとして、学部前期・後期課程の学生に対し、国内外を問わず、実社会での多様な体験を得るためのプログラムを提供している。
 美深町での体験活動プログラムは、2年連続。北・ほっかいどう教育旅行推進協議会(山崎晴一会長)が受け入れを担当。東大生12人(男性10人、女性2人)を4人ずつ3班に分け、町内での農作業を体験してもらっている。1班は、既に体験終了(先月18〜29日)。今回の2班メンバーは美深に到着後、町役場の山口信夫町長を訪問。山口町長は「カボチャは、北海道で2番目に作付面積が広い。チョウザメを見学する場所もあり、立ち泳ぎはかわいい」などと町をPRするとともに、「将来の日本のリーダーとなる人たち。しっかりと農村を見ていってほしい」と、次世代を担う若者たちの成長を期待した。
 なお、学生たちは、農業研修生等宿舎での自炊生活を送りながら、午前7時から午後5時まで羊の世話やカボチャ収穫などの作業を体験する。さらに、4日開催の美深ふるさと秋まつりにも参加し、北はるか農協青年部や4Hクラブらと共に活動する計画となっている。

(写真=山口町長と懇談する東京大学の学生たち)

[2014-09-03-19:00 ]

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