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2014年8月27日

医療事故解決金500万円支払いへ
名寄市議会市民福祉常任委・市立病院の運営説明

 【名寄】名寄市議会市民福祉常任委員会(日根野正敏委員長)が26日に市役所名寄庁舎で開かれ、市立総合病院の地域包括ケア準備病棟の運用、医療事故の解決金500万円支払いに伴う補正予算案などを説明した。
 1日から運用している「地域包括ケア準備病棟」は5階西病棟に開設し、定員は40床だが、看護師など現状のスタッフ数を考慮し、当面は20床程度で運用。看護師は15人、理学療法士6人、作業療法士1人、言語聴覚士2人を配置しており、9月1日からは作業療法士1人を新たに採用する。患者数は1日当たり最少5人、最多で12人という。
 6カ月間の運用実績を経て、来年2月1日に施設基準を取得予定。地域包括ケア病棟は回復期の療養を行う病棟であり、施設基準取得後は「13対1」の看護師配置(夜勤は2人)とされる。現在は取得前のため全診療科を含めた看護師配置として「7対1」が適用されている。
 また、旧精神科病棟の解体と、本館と新館を結ぶ地下連絡通路の接続工事が10月末まで続き、その後、外構・駐車場工事がスタートし、12月中旬に完成予定としている。本館の外来再編改修工事も来年2月まで続き、新館へ移転した各外来診療科(眼科、麻酔科、心療内科・精神科)の空きスペースを活用し、手狭となっている診察室をはじめ化学療法室、内視鏡室などの整備を進めていることが説明された。
 医療事故は平成23年12月、70代男性の慢性硬膜下血腫の除去手術を行う際、既往症の胃がんの影響から頭がい骨が軟化していたことで、頭がい骨に穴を開ける手動式ドリルの先端が脳表面の血管に当たって出血し、慢性硬膜下血腫の洗浄と脳表面の止血手術を実施。その後、意識が回復したが、血腫が増大したため再手術して止血。しかし、既往の胃がん悪化による再出血傾向は変わらず、胃がんに伴う消化管出血による出血性ショックが原因で24年2月に死亡した。
 同病院では「脳への損傷が直接の死因ではないものの、患者の死因に影響を与えた可能性は否定できない」との判断に至り、見舞金300万円を提示したが、患者側の代理人弁護士が調停申し立てを札幌簡易裁判所に行い、市側も代理人弁護士を立てて交渉してきた。
 数回の審理を経て、裁判所から市が患者側に500万円を支払うことを内容とする調停案が提示され、解決金として支払うための補正予算案を提出することとしており、正式な調停成立は議会による承認後の9月中を予定している。

[ 2014-08-27-19:00 ]


微小な病変発見へ期待
たに内科・最新式モニターを導入

 【名寄】名寄市西8南11のたに内科クリニック(谷光憲院長)では、胃カメラ、大腸カメラ検査で使用するモニターを最新のものに変更、27日から運用を開始した。このモニターは従来の約2倍の画素数を有するもので、谷院長は「内視鏡の持っている性能が100%モニターに反映され、これまで以上に微小な病変を見つけることができる」と語り、がんをはじめとする病変のさらなる早期発見へ期待を込める。
 同クリニックではこれまでに、内視鏡検査で発見が難しいとされている早期の食道がんなどを、特殊な光を当てて見つけることができる狭帯域光観察(NBI)装置や、観察部分を最大125倍まで拡大し、生検(細胞検査)を行わずにその場で良性か悪性かの判断が可能である大腸カメラを備えている。また、昨年は旭川を除く以北の医療機関では初となる、最新の経鼻内視鏡も導入した。
 同クリニックが実施している年間の内視鏡検査数は、胃カメラが1400件、大腸カメラが400件の計1800件に上り、個人クリニックとしては異例の数。このうち、胃がん、食道がん、大腸がんを年間で20例程度発見。名寄市立総合病院を始めとする病診連携を通じ、早期治療に結び付けている。
 クリニックでこれまで使用してきた内視鏡用のモニター(18インチ)は、購入から10年以上が経過。耐用年数も過ぎているとのことで、最新のものに更新。
 新たに導入したモニターは、内視鏡用26インチのフルHDワイド液晶パネルで、谷院長は「従来のモニターより明るく、大きく観察することができる」とのこと。最新のモニターを備えることで、内視鏡が持つ性能がフルに引き出されることから、がんを始めとする病院のさらなる早期発見が期待される。

(写真=27日から運用を開始した最新の内視鏡用モニター)

[ 2014-08-27-19:00 ]


会員基盤拡大など求める
名寄ロータリークラブ・奥周盛ガバナーが公式訪問

 【名寄】国際ロータリー(IR)第2500地区奥周盛ガバナーが26日、名寄ロータリークラブ(竹内利行会長)を公式訪問した。
 名寄RCが所属する第2500地区は、道内の東側半分を範囲としており、奥ガバナー(帯広RC所属)の就任挨拶を含めた公式訪問となった。
 竹内会長が「先程、奥ガバナーをお迎えし公式訪問例会が終了。的確なご助言をいただき、活動に役立てていきたい。今後は記念講演をいただき、有意義な時間としたい」と歓迎の挨拶。
 本山忠行同地区第2分区ガバナー補佐(士別クラブ)が、9月の下川RC創立50周年式典や、10月に帯広市で開催される地区大会への参加を呼び掛けた。
 記念講演で奥ガバナーは、国際ロータリーのゲイリーC・K・ホァン会長が掲げるテーマ「ロータリーに輝きを」について触れ、「孔子の言葉に『ただ座って暗闇を呪うよりも、ロウソクを灯したほうがいい』という言葉があるが、これはロータリーの考え方と似通っている。また、たった一人ではなく、仲間と世界中の120万人いるロータリアンみんなでロウソクをともし奉仕活動を展開することが大切」と強調。
 また、「ロータリーを輝かせるエネルギーはクラブの元気」として、会員基盤を維持、拡大などに協力を求めた。

(写真=名寄RCを公式訪問した奥周盛ガバナー)

[2014-08-27-19:00 ]


マツの葉は花火みたい
下川小3年が五感で樹木観察

 【下川】下川小学校3年生29人の森林環境教育「樹種とその特徴を知る学習」が、26日に町内南町、美桑が丘で開かれた。
 NPO法人森の生活(麻生翼代表)を講師に、児童が5つの班に分かれて記憶力ゲームや樹木図鑑作りを行った。
 記憶力ゲームでは5種類の葉を見て、その記憶を頼りに同じ葉を森から探し出した。見つけた葉を照らし合わせると、形がそっくりなのに樹種が違うもの、同種だが黄葉が進んでいるものもあった。
 樹木図鑑作りは、班ごとに配られた葉を紙に描き写した後、森林の中にある木の葉と見比べながら、どの木の葉かを推理して配布資料で樹種名を調べた。また、大きな模造紙に葉の絵を貼って、樹種名、樹皮や葉、木の特徴などを書き加えて樹木図鑑を仕上げた。
 観察方法として森の生活スタッフ、富永紘光さんから「見た目だけでなく手触り、においなど5感を使おう」と指導を受けて「カラマツの木は樹液が出ている。葉は花火が爆発したみたい」「シラカバの幹は皮がむけてペラペラ、ツルツルしている」など感じたことをまとめた。
 完成後は調べた樹木を見て回りながら発表会を行い、樹木に理解を深めていた。

(写真=森で見つけた葉を見比べる児童たち)

[2014-08-27-19:00 ]

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