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2014年8月21日

景観形成に優れた価値
名寄公園「北の造園遺産」認定

 【名寄】名寄公園が、このほど、公益社団法人日本造園学会北海道支部(近藤哲也支部長)による「北の造園遺産」第22号に認定された。同支部「北の造園遺産」研究会メンバーの木村篤さんが21日に市役所名寄庁舎を訪れ、認定証を伝達した。
 同遺産は、優れた造園的価値を持ち、次世代の景観形成に役立つ重要な都市公園、自然公園、庭園、並木・街路樹、緑地などを認定。平成22年からスタートし、今年は名寄公園をはじめ、小樽市の手宮公園、小樽市内のゴルフ場「小樽カントリー倶楽部旧コース」の3カ所が選ばれた。
 現在、全道では函館公園、小樽公園、札幌の大通公園、北大植物園、円山公園・北海道神宮境内域、旭川の常盤公園、七飯町の大沼公園、新ひだか町の二十間道路桜並木、釧路の鶴ヶ岱公園・春採公園など23カ所が認定されている。
 名寄公園は、明治34年に殖民地区画が設定された際、その中に市街地面積の37%に相当する約69ヘクタールの公園予定地が設けられた。大正11年に北海道帝国大学(現・北海道大学)の星野勇三教授、前川徳次郎助教授によって設計し、翌12年から整備を開始。昭和5年に開園。園内のミズナラ林の大半が今も保全されている。計画図では、運動場や競馬場も示されていたが、それらは昭和16年に名寄農学校(後の名寄農業高校、現在は名寄産業高校名農キャンパス)の用地となっている。昭和30年に都市公園となり、平成元年からの改修工事を経て、名寄を代表する総合公園として市民に親しまれている。現在の面積は22ヘクタール。ミズナラ林は平成14年に「名寄市指定文化財」第4号に認定されている。
 名寄公園は、明治時代の殖民区画に予定された公園用地が実際に公園化され、現在も公園敷地の輪郭をとどめているとともに、当時の池やミズナラの自然林が残されていることに着目。非常に貴重で価値が高いと判断され、後世に残すべきとして「北の造園遺産」第22号に認定された。
 名寄庁舎には同支部の木村さんが訪れ、加藤剛士市長に認定証を伝達。木村さんは名寄公園の価値を紹介しながら「全道に広めPRしていきたい」と話していた。

(写真上=開園当時の池やミズナラ林が今も残る名寄公園)
(写真下=日本造園学会道支部の木村さん=左=から伝達された認定証)

[ 2014-08-21-19:00 ]


熟年者の部で準優勝
名寄の若槻さん・全道民謡決勝大会

 【名寄】北海道民謡連盟主催の北海道知事優勝旗争奪「全道民謡決勝大会」が、このほど小樽市民会館で開催され、道北地区民謡連合会から出場した名寄市西2南4の若槻針灸科院主、若槻五郎さん(66)が、熟年者の部で準優勝に輝いた。来年8月には名寄の市民ホール「EN―RAY」(27年5月オープン予定)で同大会が開催される計画で、若槻さんは「今回の準優勝は、名寄での全道大会開催に向けた良いアピールとなったのでは」と喜びの表情を見せている。
 若槻さんは昭和22年9月、岩手県の生まれ。53年に名寄へ移住し、若槻針灸科を開業した。民謡との出会いは鍼灸科開業から間もなくで、患者として来院した地元民謡会の会員から誘いを受けたとのこと。若槻さんは「東北の人ならば民謡がうまいのでは―と誘われたことがきっかけ」と話す。尺八も自己流ではじめ、現在は民謡尺八道の小路流名寄支部長を務め、各種大会で伴走者としても活躍している。
 全道民謡決勝大会は毎年、道内14地区の民謡連合会大会で、優秀な成績を収めた人が出場し、のどを競い合っているもの。「幼年・少年少女」「熟年者」「寿年者」の3部門からなり、若槻さんが出場した熟年者の部には、全道から31人が出場。 若槻さんは全道民謡決勝大会の一般の部(65歳以下)で、優勝経験(平成19年)もあるが、「全道民謡決勝大会が来年、名寄で開催されることから、何らかの形でPRできれば」と、66歳以上が対象となる熟年の部の予選に出場し、本選に駒を進めた。
 大会は「古調南茅部鱈釣り口説」で挑んだ。「あまりうたわれることのない楽曲だが、実際にうたってみて好きになった。道南の唄で少しなまりが入り、味を出すのが少し大変」とのこと。準優勝に輝き、「各地の先生方に褒めていただけることはうれしいこと」と話す。

(写真=トロフィーを手に喜びを語る若槻さん)

[ 2014-08-21-19:00 ]


石垣島天文台運営協委員に任命
なよろ天文台の佐野台長・研究観測で連携推進へ

 【名寄】なよろ市立天文台「きたすばる」の佐野康男台長は、このほど、国立天文台石垣島天文台運営協議会委員に任命。沖縄県石垣市役所で開かれた協議会に出席し、両天文台が連携しながら系外惑星や超新星の研究観測をはじめ、両市民に互いの地を知ってもらうための交流などを提言した。
 両天文台は、今年2月に交流協定を締結。観測研究での連携に加え、天文をきっかけとして地域文化、観光物産などでも相互交流する活動を進めている。
 なよろ市立天文台の佐野台長は、協定とは別に国立天文台の林正彦台長の推薦によって国立天文台石垣島天文台運営協議会委員に任命。委員の任期は2年間で、協議会は年2回開催される。
 協議会には、国立天文台の林台長、石垣島天文台の宮地竹史所長、石垣市の中山義隆市長、NPO法人「八重山星の会」の通事安夫代表理事、林台長推薦のなよろ市立天文台の佐野台長、東京工業大学大学院の河合誠之教授ら委員10人が出席。石垣市と名寄市との関わりについての意見交換で、佐野台長が「日本最北と最南の地の利を生かした星空の違いを、名寄市と石垣市の市民の皆さまに知っていただけるような事業展開から始めていきたい。その中でインターネットを利用し、子供たちや一般市民の方たちにお互いの地を知ってもらうことで交流を行ったり、名寄と石垣の距離を生かした観測、さらに系外惑星や超新星の研究観測などを行っていきたい」と提言した。
 それを受け、林台長は「他ではできない地の利を生かした特色ある構想で、とても良いと思う」、他の委員からも「小中学校や星祭りも含めてお互いの交流を、インターネットを利用して行うことは良いと思うので、前向きに進めていきたい」との意見が聞かれた。
 名寄に戻った後、佐野台長は「委員に選ばれたのは非常に夢のような話。名だたるマンバーの中に入れて光栄に思っている。非常に大きな仕事に携われることであり、市民、子供たちに第一線の話を伝えながら、名寄の知名度を上げたい」と抱負を語っていた。

[2014-08-21-19:00 ]


スズキと王子HDで販売実習
下川商業高校3年生4人・町の経済交流一役担う

 【下川】下川商業高校3年生4人が、このほど下川町と経済交流のある静岡県浜松市のスズキ本社と東京都銀座の王子ホールディングス(HD)本社で、町特産品の販売実習を行った。20日には同校始業式後、全校生徒の前で報告した。
 下川町内ではスズキが三の橋にテストコース、王子HDが一の橋に医療植物研究所を設けており、町と経済交流を進めている。同校では、平成20年から毎年、町の経済交流に同行して、スズキ本社で販売実習を実施しているが、今年は町と経済交流を始めた王子HD本社でも行った。参加した生徒は遠藤龍信君、白川敬悟君、浅野愛梨さん、古川桜さん。2泊3日で安斎保町長、町職員などと各社を訪問した。
 初日は静岡へ移動しスズキ役員と会食。2日目はスズキ歴史館視察、同本社で町特産品の試飲と販売、役員表敬訪問を行った。試飲と販売では札幌販売実習の経験を生かし、社員5000人が出入りする食堂で、手延べ麺やトマトジュースなどを販売。3日目は都内銀座の王子HDへ。CEO(最高経営責任者)表敬訪問、本館・一号館で町特産品の試飲・販売を行った。
 生徒4人は「役員との会食は良い経験。スズキ歴史館のレベルの高さに驚いた。販売会は自ら率先した行動、敬語、適切な商品説明、社内放送などをしっかり行うことができ、特産品をほぼ完売した。王子HDではEdy(電子マネー)を利用し現金を持たない人が多く、『都会』と実感。事前に販売会を周知してもらうべきだった」と振り返った。

(写真=王子HDで販売会を開催した下商高校生と町関係者)

[2014-08-21-19:00 ]

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