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2014年8月19日

母子保健医療の充実に尽力
名寄市立病院の助産師工藤さん・日本看護協会長表彰受賞

 【名寄】名寄市立総合病院(和泉裕一院長)看護部助産師の工藤仁美さんが、このほど愛知県名古屋市の日本ガイシホールで開催された日本看護協会総会の席上、日本看護協会長表彰を受賞した。長年にわたり同協会員として日本看護協会の発展への尽力が認められたもので、同病院からの受賞者は初。工藤さんは「お産に携わる仕事を希望しても仕事ができない助産師仲間が多くいる中、私は分娩を取り扱うことができる施設で、素晴らしい仲間と長年、働くことができたことが今回の受賞につながり、大変、幸運で深く感謝しています」と語っている。
 工藤さんは、昭和27年4月、名寄市の生まれ。深川市立高等看護学院卒、聖バルナバ助産婦学院卒(大阪)。深川市立病院を経て、平成3年から名寄市立総合病院勤務。14年4月から同病院看護部3階西病棟看護科長、25年3月末で退職。同年4月から再任用で、同病院看護部外来看護科主査(産婦人科担当)。
 今回の日本看護協会長表彰は、同協会への貢献が認められてのもの。本年度、全国での受賞者は132人で、北海道看護協会からは工藤さんを含め9人が受けた。工藤さんは助産師として長年にわたり母子保健医療の充実、後進の育成などに尽力してきた。
 受賞に当たり、工藤さんは「なぜ私が北海道看護協会の推薦をいただけたのか不思議でなりませんでした。昭和50年3月に助産師学校を卒業し、道内の病院で助産師・看護師として約38年間勤務してきました。私くらいの経歴を持っている先輩諸姉はたくさんおられ、そして看護界に貢献された方も多くいらっしゃいます。そんな中で私にこの機会が与えられたのは、私がたまたま分娩に携わることができる、母性・小児診療を行う施設で長く働くことができたからだと思っています」と感謝の表情で語っている。

(写真=和泉院長に受賞報告する工藤さん=左=)

[ 2014-08-19-19:00 ]


チョウザメ養殖サイクル確立
SAF恩根内完成セレモニー・良質キャビア生産に期待

 【美深】半循環式チョウザメ陸上養殖プラントSAF恩根内の完成セレモニーが18日に現地で行われた。美深町の第3セクターである株深振興公社が、平成20年3月に閉校した旧恩根内小学校のプールを改修し、国内産キャビア生産体制強化を図る施設で、より良質な地域特産品づくりへの期待が高まる。
 美深町でのチョウザメ導入は、水産庁への陳情が実り、昭和58年に同庁養殖研究所の積雪寒冷地飼育試験としてベステル種300尾が、三日月湖に放流されたことが始まり。平成9年には、チョウザメ館をオープンさせ、北海道大学大学院水産科学研究院などの指導の下、飼育過程でふ化やキャビア採卵の試験研究に取り組んでいる。
 だが、チョウザメを増産し、魚肉加工、コラーゲン抽出、キャビア生産販売による新たな地場産業構築「チョウザメの養殖産業化」(北海道大学中心の研究開発の一環)は、現在のチョウザメ館、ヤマベ養殖施設、個人養殖施設では足りず、養殖増産施設の整備が緊急の課題だった。
 そこで、旧恩根内小プールに着目。経済産業省の「ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金事業」を活用し、同施設を、高度な微生物ろ過システムを整備したチョウザメ養殖池に改修(事業費2600万円)してキャビア用、繁殖親チョウザメを飼育することに。今後は、チョウザメ館でふ化から幼魚、民間施設では幼魚から成魚(魚肉、コラーゲン用)、プール施設では成魚(魚肉。コラーゲン用)を飼育する計画だ。
 歓声セレモニーには、関係者約60人が出席。山口信夫町長が「美深町でのチョウザメ養殖は、昭和58年に水産庁の積雪寒冷地飼育試験で300種がアイランドの三日月湖に放流されたのが始まり。現在では、ワシントン条約で輸出が厳しく制限されており、国内産キャビア生産などへの期待は大きい」などと挨拶。
 来賓の紺谷ゆみ子上川総合振興局長らが「チョウザメという地域資源を活用し、美深町をはじめ、天塩川流域の交流人口の拡大や観光振興につながることを期待している」と祝辞を寄せた。
 施設完成で約600尾を飼育することが可能となり、参加者たちは良質国内産キャビアの生産、新たな地域特産品づくりへの期待に胸を膨らませていた。

(写真=チョウザメの放流=上=水槽内を元気に泳ぐチョウザメ)

[ 2014-08-19-19:00 ]


学術、教育など協力
北大大学院と美深町・包括連携協定締結で調印式

 【美深】国立大学法人北海道大学大学院水産科学研究院・水産学部(安井肇研究院長・学部長)と美深町との包括連携協定書調印式が18日に町文化会館で行われた。
 学術、教育、文化、地域振興に関する各分野で協力し、相互の発展・充実を目的としたもので、包括連携事項は(1)水産科学技術の発展(2)水産資源の活用(3)地域振興(4)生涯学習―など。
 協定書に署名した安井研究院長は「松浦武四郎が天塩川流域でチョウザメの群れを見た―と記録しており、美深町は、海から遡上(そじょう)したチョウザメが育った重要なまち。この特別な資源を活用し、皆さんと共に活力あるまちづくりに努めたい」と挨拶。
 山口信夫町長は、美深町のチョウザメ導入の背景、ワシントン条約でチョウザメ輸出が厳しく制限されていることなどを説明した上で、「国内でのキャビア生産への期待は、ますます高まっている。北海道大学大学院水産科学研究院・水産学部と連携し、協力関係を深めたい」と述べた。
 引き続き、同研究院の足立伸次教授と都木靖彰教授が「チョウザメ養殖産業化とコラーゲンの有効活用」をテーマに記念講演を行った。
 足立教授は「北海道沿岸で捕獲された天然チョウザメは、ダウリアチョウザメとミカドチョウザメ。ミカドチョウザメは絶滅危惧種で、かつて美深町にも生息していた。2カ月前に天塩町でミカドチョウザメが捕獲され、現在SAF恩根内にいる。これが親として育てることができれば、希望の光となる」と話すとともに、今回の協定締結がチョウザメ養殖の効率を高める─と強調した。

(写真=協定書に署名し、握手を交わす山口町長=左=と安井研究院長)

[2014-08-19-19:00 ]


友好交流の輪広げよう
名寄・高円寺阿波踊りへ練習に汗

 【名寄】友好交流自治体である東京都杉並区の高円寺で開催される「東京高円寺阿波おどり大会」に向けた練習が18日、ふうれん地域交流センターで始まった。練習は20日までの3日間で、参加者は交流の輪を阿波踊りで広げていこうと、練習に汗を流している。
 高円寺阿波おどり大会は、高円寺商店街の活性化を狙って始まり、今年が58回目を数えるイベント。今年は8月23、24の両日に開催され、156連約1万人の参加が見込まれている。名寄市は、友好交流自治体の縁で市民を派遣し、他の交流自治体と共に「交流連」を構成して大会に参加し続け、名寄市を区民にアピールする場ともしている。
 今年は市民25人が参加することになり、18日から20日までの3日間、午後7時からふうれん地域交流センターで練習を行っているもの。初日は阿波踊り愛好会の風舞連の協力を得て、おはやし演奏と踊りの指導を行ってもらった。
 初心者は、まず手と足をいかにリズムに合わせて動かしていくかの基本から、本番に向けて列を組んでの踊りまで指導された。また、複数回参加する人たちも踊りの基本動作を再確認するなど、阿波踊りを通して友好交流を区民にPRしようと、汗を流して練習に取り組んでいる。

(写真=大会に向けて踊りの基本など練習に励む参加者たち)

[2014-08-19-19:00 ]

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