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地域ニュース

2014年8月7日

大雨被害さらに判明
名寄市・災害対策本部対応追われる

 【名寄】4日夜から5日昼にかけての局地的な大雨による被害が、さらに明らかとなった。主な施設ではスキージャンプ台のピヤシリシャンツェ、なよろ温泉サンピラー、名寄川河川敷パークゴルフ場など。また、農地浸水や牧草ロール流出などの農業被害、住宅浸水の戸数増加も判明している。市は災害対策本部(本部長・加藤剛士市長)を設置しており、対応に追われている。
 ピヤシリシャンツェでは、付近を流れるピヤシリ川が氾濫し、ジャンプ台下部のランディングバーンが深さ30センチほど浸水。人工芝がめくれ上がるとともに、人工芝下の緩衝材が流出。リフトの運転室も水に浸かり、電源設備が故障した。
 平成22年7月の大雨時にもピヤシリ川が増水し、ランディングバーンが浸水したが、今回はより広範囲とのことで、市教育部生涯学習課スポーツ振興係では「がれきや泥の除去に時間が多くかかるため、人工芝の修復は当面、先となりそうです」と話す。7日から予定されていた中国チームの合宿は士別市朝日町の三望台シャンツェで行うことになった。
 なよろ温泉サンピラーでは、ピヤシリスキー場斜面から流れてきた水が側溝に飲み込めなくなり、本館地下の休憩室、ワックスルームの外側付近が50センチほど浸水。館内までは水が入らなかったとのことだが、5日は日帰り入浴を中止した。スキー場リフト下の斜面には、普段はない水路ができ、滝のように水が流れており、ゲレンデ登り口付近に土のうを積んでいる。
 名寄川河川敷パークゴルフ場は、名寄川が氾濫危険水位に達した際、コースが濁流に飲み込まれて完全に水没。ティーショット台やポール、物置小屋が流出した。現在、コースの水は引いているものの、上流から流れてきた土砂や石、がれき、ヘドロが残されており、プレーは不可能な状態となっている。
 その中、愛好者たちがボランティアでコースの修復作業に励んでおり、「一刻も早くプレーしたいため、自らの手で作業しています」と話しながら、コースにたまったヘドロなどの除去に追われていた。
 農地では、市内全域で小河川や用水路沿い、低地にある水田、畑が浸水。また、名寄地区日進の十線川が氾濫し、川沿いに積んであった牧草ロールが流され、JR宗谷本線の鉄橋に引っ掛かる被害も。市や道北なよろ農協による農業被害調査は現在も続行中で、被害はさらに拡大しそうとのこと。

(写真上=川が氾濫し浸水、がれきが残されたジャンプ台)
(写真中=ボランティアでPGコース修復に当たる愛好者たち)
(写真下=牧草ロールが流出しJR鉄橋に引っ掛かった十線川)

[ 2014-08-07-19:00 ]


南相馬市児童17人が来名
「なよろ夏季林間学校」入校式

 【名寄】東日本大震災で被災した福島県南相馬市の児童を受け入れる「なよろ夏季林間学校2014」の入校式が6日、なよろ温泉サンピラーバーベキューハウスで行われ、小学5、6年児童17人が来名した。
 同市から児童を受け入れるのは本年度で3年目。名寄市や交流自治体の東京都杉並区をはじめ、群馬県東吾妻市町、新潟県小千谷市で構成する「スクラム支援会議」による支援事業の一環で、同市の児童を学校の夏休み期間中に名寄市へ招待し、放射能ストレス解消と交流促進を目的としている。
 今年は南相馬市内にある小学校の5、6年生17人(男子9人、女子8人)が来名。名寄の滞在日程は6日から10日までの5日間で、道立サンピラーパーク内にあるふるさと工房館での写真フレーム作りをはじめ、パークゴルフや自然体験、旭山動物園見学、「第2回有森裕子なよろひまわりリレーラン」参加などの内容となっている。
 また、今回は受け入れ側が一方的に内容を決めるのではなく、参加予定者や保護者から事前に要望を聴き、これに最大限応えたものとしており、子供たちが時間に余裕をもって有意義に過ごせるようスケジュールを工夫している。
 6日の入校式では、出迎えた加藤剛士市長が「南相馬では体験できないプログラムを用意しているので、名寄を満喫して楽しむとともに、一生の思い出にしてほしい」などと歓迎した。児童を代表して緑川大翔君(大甕小6年)と紺野清雅君(八沢小6年)が「被災してから3年が経過しましたが、仮設住宅生活をしている人はたくさんいて復興はまだまだこれからです。今後も皆さんの協力を受けながら頑張りたいです」などと現地の様子を説明した。
 名寄での滞在期間中については「5日間でたくさんの思い出をつくり、名寄を満喫して楽しみたいです」などと元気に挨拶。続いて、夕食に移り、子供たちはジンギスカンなどを食べながら交流を深めていた。

(写真=食事を楽しむ南相馬の児童たち)

[ 2014-08-07-19:00 ]


工事内容の変更対応も
名寄市議会総務文教委・市が市民ホール進捗で説明

 【名寄】名寄市議会総務文教常任委員会(駒津喜一委員長)が7日に市役所名寄庁舎で開かれ、市側が市民ホール(仮称)建設工事の進捗(しんちょく)状況や、5日の大雨に伴う避難状況などを報告した。
 同委員会の中では、市民ホールについて市教育委員会が「工事に関わる変更の可能性があるため、変更となる場合は年内をめどに事業費などをまとめ、12月の市議会定例会に補正予算を提案して対応したい」。さらに、建設場所の地盤が軟弱に伴う土壌改良も含めた地盤工事では、既存予算で対応するとして理解を求めた。
 これに対して黒井徹議長は「7月に開催した議会報告会でも市民から質問が出され、2月に理事者側から報告されていた『企業努力』について説明したが、報道の一部で誤解を招いた。この『企業努力』は予算も含めた全てに対するものではなく、技術や資材確保などの意味」とし、工事の内容変更などについては慎重に対応する考えを示した。
 大雨に伴う避難状況では、市側が「豊栄区や旭ケ丘(しらかば団地)、栄町、東風連、智恵文八幡などに避難勧告を発令し、開設した避難場所に入ってもらった。現在は被害部分の対応に努めており、床下浸水46件中39件の対応を終えた他、流木などのごみ処理も進めている」などと報告した。
 委員からは「風連庁舎の留守番職員が風連地区の地理に詳しくなかったため、電話した市民への対応ができなかった。地理に詳しい職員配置を」「土のうが全く足りない状況だったが、今後の対応は」などの質問が出された。
 これに対して市は、要援護者の避難も含めて各種問題に対応できるよう体制を整えることを約束した。

[2014-08-07-19:00 ]


多くの市民が妙技満喫
名寄・大道芸フェスで盛り上がる

 【名寄】名寄市商店街連合会主催の「第5回商店街大道芸フェスティバルinなよろ」が6日に市内西3条通特設会場で開催。プロのパフォーマーや一般参加の市民が自慢のストリートパフォーマンスを披露し、大人から子供まで多くの市民が訪れにぎわい、祭り最終日を飾った。
 同フェスティバルは名寄祭り協賛行事。長年にわたって市民に親しまれてきた仮装イベント「北のカーニバル」に替わるイベントで、多くの市民に楽しんでもらいながら親近感のある商店街のイメージ形成を目的に開催しているもの。
 タイムスケジュールにより特設会場を移動しながらパフォーマンスを披露していくもので、ゲストパフォーマー4組と市民パフォーマー7組が出演。露店が並ぶ西3条通沿いに2ステージを設置し、一定時間ごとに移動しながら大道芸、ダンスなどのパフォーマンスを行った。
 このうち、ゲストパフォーマーの「EZO STREET」によるフリースタイルバスケットボール&フットボールでは、音楽に乗って、機敏でリズミカルなリフティングを披露。この他ゲストパフォーマーは、バルーンパフォーマンス、切り紙など、子供からお年寄りまで楽しめる妙技を次々と繰り出し、多くの市民を楽しませた。また、一般参加の市民が一輪車やフラダンス、よさこい演舞、ダンスなどを披露し、会場を盛り上げていた。

(写真=沿道を多くの市民が埋めた大道芸フェスティバル)

[2014-08-07-19:00 ]

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