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2014年7月14日

イングランド、トミーさん優勝
下川・チェンソーアート国際大会

 【下川】世界や国内のトップレベルチェーンソーアーティストが技を競う「EzoCup2014 チェンソーアートインターナショナルマスターズコンペティション」が、11日から3日間、桜ヶ丘公園「フレペ広場」で開かれ、13日午後2時から表彰式が行われた。最優秀賞にトミー・クラッグスさん(50)=イングランド・ニューカッスル=の作品「Mother・Earth(母なる大地)私たちの子供の未来である地球を守ろう」が選ばれた。
 同大会は今年で4年目だが、国内8人に海外2人を加え初の国際大会として開催。「森林とともにある未来」をテーマに長さ3メートル、直径50センチの丸太をチェーンソーで3日間掛けて彫り、一つの作品に仕上げた。
 栄光のグランプリにはトミーさんの作品「母なる大地」が選ばれた。女性の全身が彫られ、足から地面へ根を張っている。地面に環境を汚染する工場、頭上に煙を出す煙突があり、女性は全身を汚染される中、口にガスマスクを付けて身ごもった子供を守ろうとしている。足元に汚染の影響を受ける子ジカも掘られている。「環境破壊が進む中、自然に戻って未来を考えよう」というメッセージが込められた。
 トミーさんは8年前、林業の傍らチェーンソーアートを始め、今ではチェーンソーカーバーを生業としている。世界で活躍する下川町在住のチェーンソーアーティスト、木霊実行委員長とカナダやイギリスの大会で出会い、声を掛けられて本大会へ出場した。日本の大会出場も今回初めて。妻、13歳の娘と下川を訪れた。グランプリ受賞に「非常に驚いた。作品は木霊さんに影響を受けている。女性の目を彫るのが難しかった。16歳の息子がチェーンソーアートを始めたので、来年できれば連れてきたい」と語る。出場者10人で投票したカーバー賞、全日本チェーンソーアート協会賞も受賞した。
 2位は杉山徹さん=青森県=の「薪のある暮らし」、3位にはさまざまな生き物が渦巻くように彫られたスティーブン・ヒギンスさん=アメリカ=の「つぐない」が選ばれた。さらに町長賞に西間健さん=岩手県=の「森林は海の恋人」、審査員特別賞に林隆雄さん=山口県=の「森の住民」、協賛企業の「ファナー賞」に栗田広行さん=山形県=の「ひらひらの葉」、クイックカービング賞に栗田宏武さん=千葉県=のフクロウ作品が選ばれた。

(優勝作品と左からトミーさん、娘のベッキーさん、妻のトレシーさん)

[ 2014-07-14-19:00 ]


多彩なマーケット並ぶ
森ジャムIN下川・バイオマスライブも盛大に

 【下川】町の森林でカフェや音楽、マーケット、チェーンソーアート大会などを混ぜ合わせたイベント「森ジャム」が、11、12、13の3日間、美桑が丘と桜ヶ丘公園フレペ広場で開かれた。「森林の町・下川らしく、森の中でイベントを」と町内有志の実行委員会(徳間和彦実行委員長)が主催し、町内外、多くの人が訪れ、森林の中で楽しいひと時を過ごしていた。
 12、13の両日、住民主体で憩いの場づくりが進められている「美桑が丘」では、道内各地の雑貨、花、コーヒー、菓子など多彩な店が森林の中に集う「森のマーケット」、森の冒険遊び場「みくわ共和国」、さまざまな玩具で遊べる「もりのオモチャやしきwithキンダーリープ号」が開かれた。
 地元の子供たちでお気に入りの木を描いたギャラリー、丸太を並べて手作りした休憩所、手作りアスレチック、所々にあるおしゃれな案内看板やテントが探検気分を一層、盛り上げていた。空間内の音楽は自転車発電で賄い、常にスタッフや来場者が自転車をこいで流した。さらに森の演奏会、太陽光発電やミニロケットストーブを使った鍋発電の実験、草木染やシカラバ樹皮細工、薪割り・たき火の体験も行われた。多くの来場者や出店者が互いに交流を深め、森の中で行うイベントの可能性を実感する機会となった。
 12日午後5時から「フレペ」では、町内で回収された廃食油で発電して音響電源を賄う「バイオマスライブ」が開かれた。
 ほぼブラジル(町内在住の仲埜公平さん、麻生翼さん、成田菜穂子さん、徳間和彦さんなどで構成)、DEER HUNTAR、WHIZ+、J.BOASEN&石井友法の4グループが、多彩なジャンルで歌や演奏を披露していた。

(写真上=森林の中で開かれて好評だった「森のマーケット」)
(写真下=にぎわいを見せた屋内イベント「バイオマスライブ」)

[ 2014-07-14-19:00 ]


多種の薬草を目前に
名寄・薬用植物観察会、市民講座

 【名寄】薬用植物フォーラム2014「薬用植物観察会・市民講座」が12日に独立行政法人医薬基盤研究所植物資源研究センター北海道研究部(名寄市大橋108)で開かれ、さまざまな薬用植物を目にしながら、性質や効能などに理解を深めた。
 同研究部では、総面積8・3ヘクタールの敷地内に研究ほ場、標本園を持ち、寒冷地に適した薬用植物、薬木の約500種類を植栽。事前予約をすれば見学可能となっている。平成23年から「薬草・花まつり」を開催し、その機会に一般公開を行っているが、今回は11日に開かれた薬用植物フォーラム2014(医薬基盤研究所薬用植物資源研究センター、名寄市主催)の一環として、薬用植物観察会・市民講座を企画した。
 会場では、川原信夫同センター長、柴田敏郎同センター客員研究員(元同センター北海道研究部研究リーダー)らスタッフが案内。同研究部で品種開発したシャクヤク品種「北宰相」、シャクヤク新品種「べにしずか」、ハトムギ品種「北のはと」をはじめ、多種多様の薬草や薬木などを観察するとともに、性質や効能などを学んでいた。
 また、品種改良にも取り組んでおり、赤い茎が特徴の「ヤマトトウキ」、青い茎の「ホッカイトウキ」を比較参照したが、「トウキはいろいろな血統が混ざっており、純系のトウキは存在しない。生薬としての価値を高めるため、純系に戻す改良を続けており、『ヤマトトウキ』は茎の赤みが強く、香りは強いものとしていきたい」などと説明に耳を傾けていた。さらに、キハダの皮むきとカンゾウの収穫の実演も行われ、生薬として利用されるための作業の一端を目にしていた。
 午後1時からは駅前交流プラザ「よろーな」で市民講座を開催。漢方や健康、美容をテーマとした講演を展開した。

(写真=研究ほ場の薬用植物を観察する参加者たち)

[2014-07-14-19:00 ]


トロッコ王国美深入国者15万人達成
札幌の畠山さん幸運つかむ

 【美深】美深町観光の一翼を担っている「トロッコ王国美深」の通算入国者が13日、15万人に達した。幸運をつかんだ札幌市中央区の畠山貴光さん家族に、1年間のフリーパスを贈るとともに、トロッコ親善大使に任命。畠山さんは「15万人目と聞いて驚きました。1年間微力ながら親善大使として頑張りたい」と話す。
 NPO法人トロッコ王国美深(橋本秀昭理事長)が運営。旧国鉄美幸線(昭和60年に全線廃止)の一部を修復し、平成10年7月からエンジン付きトロッコの運行をスタートさせており、多くの観光客が、森林の中を駆け抜ける爽快感を味わっている。
 開国当初からの通算入国者15万人目(本年度2664人目)は、前日にびふかアイランドでキャンプを満喫した畠山貴光さん、のぞみさん、涼音さん、日和さん、凛さんファミリー。記念セレモニーでは、岩崎泰好運行管理部長から「入国15万人目の証」を受け取った畠山さんは「昨年、一緒にキャンプした友人からトロッコが楽しかったと聞いて、今年初めて来ました。思っていた以上に風を感じることが出来て楽しかったです。途中、キノコやキツネを発見することができました」と笑顔を見せていた。また、同王国は後日、記念品(トロッコ王国のグッズ)を贈ることにしている。

(写真=入国者15万人目となった畠山さん家族)

[2014-07-14-19:00 ]

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