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2014年6月29日

採算ベース調査へ果敢に挑戦
下川町森林バイオ発電・秋まで多様な可能性を想定

 【下川】下川町はエネルギー自給を目的とした森林バイオマス熱電併給事業化の可能性調査を進めているが、固定買い取り価格の年度内契約が間に合う10月までに方向性を見出したい考え。大型事業が想定される中、町議会でも「推進すべきか」「とどめるべきか」の決断が求められ、その責務を果たそうと研究を重ねている。町主催の講演会、議員の勉強会、町議会定例会などの過程で見えてきた状況をまとめた。
 町は林地残材など未利用木質資源を燃料に熱と電気を生み出し、エネルギーの自給を図ろうと、可能性調査を進めているが、25年度は固定価格買い取り制度の採算ベースとなる5000キロワットを基準に調査した。だが、その規模だと年間の必要燃料量6万トンには追い付かず、町外の燃料に依存することに。その上、生み出される膨大な熱は、中心街全域に供給したとしても使い切れない見込み。さらに地下水から毎日800トンの冷却水の確保が必要とされている。
 また、発電事業は町ではなく参入企業が担う。町は判断材料となる可能性調査を実施し、地元の有益事業となるように企業へ働きかけ、参入企業が最終的な事業の規模や中身を判断することになる。
 事業への参入意向は町内外数社からあると言う。パターンは「燃料用チップ製造を地元企業、発電事業を地域外企業が担う」「発電事業を地元と地域外の企業で連携する」「全て地元企業が行う」などが想定される。
 小さな自治体が実際に採算ベースで可能性を調査したことは、高く評価されそうだ。その一方で住民との十分な話し合いを前に、企業に判断を委ねる点には地元の不安も生じそう。

[ 2014-06-29-19:00 ]


4、6月で約40億円
名寄市への普通交付税配分

 【名寄】名寄市へ国から配分される地方交付税のうち、普通交付税額は6月分が約20億円となっていた。4月分と合わせて約40億円で、26年度分の普通交付税額は、24年度とほぼ同額となることが見込まれる状況で、当初予算額を上回ることになりそうだ。国の交付税の配分に関する概略が分かるのは7月以降となる見込みで、市は国の動向を注意して見守っている。
 国からの普通交付税は4月、6月、9月、11月の4回に分けて交付される。既に4月分と6月分が交付されているが、それぞれ20億2363万7000円が配分を受け、合計で40億4727万4000円。
 交付税は、名寄市にとっても一般会計の歳入を占める割合は大きく、重要な財源となっている。このため、当初予算では財源不足などが生じないよう手堅く推計して計上することになり、26年度も当初予算では77億3300万円を計上。
 しかし、25年度の交付実績をみると、社会保障費の積算単価が伸びたこともあり、24年度よりも約2000万円多い81億9179万4000円となっていた。26年度は4月と6月の交付額からみて、当初予算額を上回り、ほぼ24年度と同額か、または80億円台になることが期待できそうな状況だ。ただ、実際に国の交付方針に関わる概略が分かるのは7月以降となりそうで、市でも国の動向を見守っている状況だ。
 一方、地方交付税のうち、特別交付税については12月と来年3月に交付される。24年度は大雪に見舞われたことなどが要因となり、10億1008万2000円が交付されたが、25年度は9億7770万5000円と減額。26年度は、当初予算で手堅く7億円を見込み、普通交付税とともに、特別交付税額の行方も、市では注視している。

[ 2014-06-29-19:00 ]


8月の運行再開前に
宗谷本線・特急「サロベツ」車両試運転

 【名寄・美深】札幌〜稚内間を結ぶ特急列車「サロベツ」が、8月1日から運転再開を予定しているが、それを前に27日、JR宗谷本線で試運転を実施した。
 特急「サロベツ」に使用するキハ183系気動車は、昨年7月6日に札幌〜函館間の特急「北斗14号」で、エンジン付近から出火する事故を起こしたことを受け、同種のエンジンを搭載する「サロベツ」「北斗」は運休が続いている。
 だが、今月に入り、出火原因が判明したことから、JR北海道では8月1日から「サロベツ」1往復と「北斗」4往復の運転再開を決定した。
 原因は、高速化を目的に燃料制御装置の「サーボモーター」を大型化したことにより、サーボモーターの力を受ける「スライジングブロック」に設計想定を超えた負荷がかかり破損。さらに、スライジングブロックが破損した際、エンジンが過回転状態となり、エンジンブロックも破損したとしている。
 車両の試運転は函館方面で10日から行っており、この日は稚内方面でも実施。札幌〜稚内間でキハ183系気動車の5両編成(運転台付き先頭車両2両、中間車両3両)を走行させた。JR北海道では試運転を通して、動作状況を検査し、安全性を再確認する。
 なお、特急「サロベツ」の運転再開に伴い、代替の旭川〜稚内間の臨時快速は7月31日で運行を取りやめる。

(写真=試運転されたキハ183系気動車)

[2014-06-29-19:00 ]


7月に感謝状贈呈と現役引退慰労会
下川町出身岡部孝信さん・輝かしい功績たたえ

 【下川】スキージャンプ選手を現役引退した下川町出身の岡部孝信さん(43)への感謝状贈呈式並びに現役引退慰労会は、7月25日午後6時から下川町バスターミナル・コミュニティーホールで行われる。
 町、町教育委員会、下川ジャンプスキー選手後援会で主催。
 岡部さんは平成6年、リレハンメル五輪ラージヒルで団体銀メダルに輝き、7年ノルディックスキー世界選手権(カナダ・サンダーベイ)ノーマルヒル個人金メダル獲得、10年長野五輪ではラージヒル団体金メダル獲得した。また、18年のトリノ五輪に出場し、22年バンクーバー五輪は競技に出場できなかったが、日本選手団主将を務めた。身長165センチと小柄だが、培った技術を生かして長年、世界の第一線で活躍し続けた。今年3月に現役引退を表明し、4月から雪印メグミルクスキー部コーチに就任した。
 感謝状贈呈は、町で岡部さんの現役時代の輝かしい成績をたたえて行うもの。町教委は「多くの人に岡部選手を労ってもらいたい」と呼び掛ける。
 前売りチケットは一人3000円。町公民館窓口(電話01655-4-2511)で取り扱っている。

[2014-06-29-19:00 ]

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