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2014年4月1

カノコソウの産地を目指す
名寄農振センター・26年度も農薬登録研究継続

 【名寄】名寄市農業振興センターは、26年度も継続して薬用植物の「カノコソウ」の栽培法研究を行う計画だ。来年度から市内農家でカノコソウの本格的な栽培に向け、優良種苗の供給ができるようにしていくのが狙い。併せて、市内大橋にある薬用植物資源研究センター北海道研究部などと連携してカノコソウ栽培時に使用できる農薬の登録試験も行い、カノコソウの産地づくりに向けた取り組みを進めていく考えだ。
 カノコソウは、オミナエシ科の薬用植物。北海道のような冷涼な地域での栽培に適し、市場価格も安定している。更年期症状の緩和などに効果があるとされており、一定の需要も見込まれている。さらに、栽培1年で収穫ができ、農家の安定収益確保につなげていくことが期待できるため、名寄での本格栽培に向け、名寄市農業振興センターでは、25年度から栽培法の研究を始めた。
 26年度についても継続して栽培法の研究を行うとともに、農家での栽培のための最初の苗を増殖させていく計画。既に、市内の農家20戸が集まり昨年4月に名寄市薬用作物研究会(東野秀樹会長)が組織されており、テスト栽培も行っているが、来年度からの本格栽培時には年間で6トンの収穫量を確保するため、2ヘクタール程度の作付面積を目標としていく計画だ。
 一定の収穫量を上げていき、信頼される産地となることで、安定して供給先を確保することもでき、農家の経営安定化へ、新たな収入源となる将来性も見込めるため、継続して取り組んでいるもの。
 併せて、農業振興センターでは、カノコソウ栽培のための農薬の登録試験も行う。農薬は農薬取締法により、ラベルに表示されている作物以外での使用はできないことになっている。マイナーな作物であるカノコソウについては、使用できる農薬の登録がほとんどなく、本格的な栽培を行うために必要な、使用できる農薬の試験を行っているもの。
 薬用植物資源研究センター北海道研究部や関係機関と連携して、25年度から農薬試験を行い、1つの農薬が使用できる見込みにまでこぎつけている。26年度も別の農薬が使用できるか、薬効や薬害、作物残留調査など登録拡大試験を行うことにしている。
 薬用作物研究会などにより、カノコソウ栽培が着実に進めば、契約栽培による道も開けることが期待でき、名寄の新たな薬用植物としてカノコソウが注目を集めることになりそうだ。

[ 2014-04-02-19:00 ]


町民の健康寿命延ばしたい
町立下川病院副院長・丸山直紀さん

 【下川】町立下川病院(納田幸一院長)は、26年度から納田院長が1人で担っていた内科医を1人増員の2人体制とし、1日付で増員内科医として丸山直紀さん(42)を副院長に採用した。着任した丸山さんは「予防医療に努め、下川の健康寿命を延ばしたい。具体的には気軽になんでも相談できる親しみやすい病院を目指し、利用者と一緒に病気予防を考え、病気になっても早期発見と適切な治療ができる関係を築いていきたい」と意欲を語る。 
 丸山さんは昭和46年2月25日、旭川市生まれ。小学6年のとき「苦しむ人を救いたい」と医師を志すようになり、平成9年に旭川医科大学、13年に同大学院を卒業。8年前から5年間、月2回、下川病院へ旭川医科大からの出張医として通ったこともある。24年4月から2年間、名寄市立総合病院糖尿病内科勤務を経て、今月1日から下川病院内科医(副院長)となり、午前と午後に分け、納田院長と交代で診察に当たっている。医学博士、日本内科学会認定医、日本リウマチ学会専門医、身体障害者福祉法指定医師の資格を有する。
 下川町を選んだ理由で「まちの患者さん、病院スタッフの人柄の良さに引かれ、この地域に貢献したいと思った。人と接するのが好きで、内科医として広く地域医療に関わりたかった。人の部分ではなく、性格や思考など心を含めた全身を診る全人的医療をしたい」と話す。
 平成9、10年、出張医で上川町立病院に通った際、同病院の副院長だった谷光憲さん(現在、名寄市内、たに内科クリニック院長)と出会い、先輩医師として慕っている。「谷先生は毎月、たに内科で院内講演を続けているが、私も町民に向けて勉強会を開き、生活習慣病予防など啓発を図りたい。下川だけでは地域医療の限界もあるが、名寄市立病院、たに内科、近隣の病院と連携を図っていきたい」と述べる。
 また、1日午後6時から下川病院で辞令交付式が行われ、丸山さんは病院職員が見守る中、納田院長から辞令を受けた。
 納田院長は「丸山副院長の就任を職員一同、心から歓迎し喜びを分かち合いたい。病院経営改善、医療サービス向上へ、持てる力を存分に発揮してほしい」と期待を寄せた。
 丸山さんは「下川のより良い医療のために、皆さんと一致団結して頑張っていきたい」と抱負を語った。

(写真=1日付で着任した丸山副院長)

[ 2014-04-02-19:00 ]


3人の仲間を迎え入れ
砺波保育所で第37回入所式

 【名寄】砺波保育所(名尾良一所長、入所児童14人)の第37回入所式が2日、同所で行われ、新たに3人の仲間を迎え入れて新年度の保育所生活がスタートした。
 今回入所したのは年少となる「こりす組」のみで、菅藤瑳乃ちゃん、久保龍生君、清水裕翔君の3人。水間羽唯ちゃんは前年度途中から仲間に加わっている。
 開会で名尾所長は「新しく仲間に入ったお友達は、いっぱいお友達をつくって楽しく過ごしてください。進級したお兄ちゃん、お姉ちゃんたちは、新しく仲間に入ったお友達と仲良く遊んであげてください。保護者の皆さまにはお子さまの成長を温かく見守り、行事に参加しながら成長を確認してください」と挨拶した。
 来賓の今田正一砺波町内会長、小林訓伯市健康福祉部こども未来課こども未来係長が、健やかな成長を願って祝辞を寄せた。
 役職員紹介に続き、入所児童たちに連絡帳が手渡され、子供たちは今後、さまざまな行事があることを楽しみにしながら、保育所へ元気に通おう―と、うれしそうな表情を浮かべていた。

(写真=保育所に通うことを楽しみにしている子供たち)

[2014-04-02-19:00 ]


スケール感じる作品
「よろーな」で宇宙の写真展

 【名寄】なよろ市立天文台「きたすばる」(佐野康男台長)の「宇宙(そら)の写真展」が、1日から14日まで駅前交流プラザ「よろーな」で開かれている。
 3月11日から23日まで同天文台で開かれていた写真展を「よろーな」に会場を移し、より多くの人たちに作品を見てもらおうと、あらためて開催。
 会場には同天文台職員をはじめ、なよろ天文サークル「天斗夢視」と北海道大学天文同好会のメンバーが撮影した写真24点を展示している。
 さまざまな彗星や星雲、銀河をはじめ、ISS(国際宇宙ステーション)の軌跡を捉えたり、SL排雪列車「キマロキ」と北天の星、旧名寄市立木原天文台と冬の星をマッチさせて写した作品なども並んでいる。
 バス待ち合いなどで訪れた人たちは、光り輝く美しい天体写真を眺めながら、宇宙のスケールの大きさを感じている。

(写真=光り輝く美しい天体写真が並んでいる会場)

[2014-04-02-19:00 ]

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