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2014年3月15

吉田北大教授招き講演、意見交換
下川町エネルギー自給・時間掛けて合意形成を

 【下川】町主催の第3回「再生可能エネルギーによるエネルギー自給に向けた講演・意見交換会」が14日、総合福祉センター・ハピネスで開かれた。町分散型エネルギーインフラ調査検討委員会委員長を務める北海道大学大学院経済学研究科の吉田文和教授は、町の木質バイオマス発電事業化で「住民の意見を聴き、時間を掛けて議論することが大切」と訴えたのに対し、町は「国の制度で保証される現設定の価格と期間で売電するには、来年3月末までに申し込む必要があり、今夏までに事業の方向性を決めたい」と急ぎ足だ。合意形成と有利な条件、どちらを優先するべきかを問われそうだ。
 町は、林地残材などといった未利用木質資源を木くず化したものを燃料に熱と電気を生み出し、中心市街地全域のエネルギー自給を図る考えで、26年度に事業体調整、各種手続き、27年度に熱電所工事、28年度に熱導管工事、29年度から順次、供給開始を予定している。
 講演・意見交換会には町民30人が参加。吉田教授の講演、町の木質バイオマス発電事業化に向けた可能性調査の分散型エネルギーインフラ調査検討結果報告が行われた。
 吉田教授はドイツ、デンマークの事例を説明した後、「エネルギー自給は住民の暮らし方、住宅性能の在り方と深く関係する。現状分析を徹底的にすること。老若男女幅広い住民と議論して英知を出し合い、まちづくりの根幹とすること。手間と時間が掛るが、その工程自体に意味がある。デンマークではプラント整備に10年を掛けた事例がある。論争を繰り返すことで、納得できる結果を生み出す」と話し、時間を掛けることの大切さを訴えた。

(写真=講演した北大大学院経済学研究科の吉田教授)

[ 2014-03-15-19:00 ]


試行除雪は一定効果
名寄市議会予算委員会・一方でダンプ確保が課題に

 【名寄】名寄市議会予算審査特別委員会(駒津喜一委員長)は14日、土木費や災害普及費、教育費などで質疑を行った。
 土木費と災害復旧費で奥村英俊委員(市民連合・凛風会)は、今シーズンから試行的に取り組んだ除排雪体制の評価で質問。
 長内和明建設水道部長は、新たな試行的取り組みとした道路除雪に伴う幅員確保と生活道路の積み上げ除雪の他、雪のたい積場を2カ所増やしたことによる排雪ダンプのスピードアップで一定の効果があったとした一方で、国道や道道の排雪時期と重なったことに伴い、ダンプの確保が厳しいケースがあったことに加え、生活道路積み上げ除雪の際、積み上げるスペースの確保に苦慮したため、「26年度の課題として市民の声も聞きながら解消したい」と答えた。
 高橋伸典委員(公明)は、昨年の市民ホール(仮称)整備に関わる入札不調問題を挙げ、「東日本大震災に伴う資材高騰や人材不足などの影響を踏まえ、状況に合わせた工事体制を」と指摘。
 土田朗都市整備課長は「補助事業は標準工期が定められているが、資材や人材を確保する期間も想定しながら柔軟に対応したい。また、単独工事の場合は、できるだけ早期の入札を行うとともに、工事のしやすい時期の発注を心掛けたい」。
 東千春委員(市政クラブ)は、公共施設案内看板の設置で質問。土田都市整備課長は「観光施設に対する案内手順で未確定な部分があるため、この協議が終わり次第予算計上したい」などと案内看板を設置する考えを示した。
 教育費で山田典幸委員(市政クラブ)は、名寄市での小中一貫教育に対する考えを質問。小野浩一教育長は、一貫は9年間を通じた教育に取り組める反面、小学校から中学校への円滑な接続などが課題とした他、一貫教育は指導体制の条件整備で制度上に多くの問題があるとした上で、「名寄市では、小学校から中学校へ円滑に接続するため、小中連携教育に取り組んでおり、教員が打ち合わせる時間確保が困難などの課題はあるが、今後も効果的な指導を支援していく」。

[ 2014-03-15-19:00 ]


思い出胸に新たな道へ
下川中卒業生22人、旅立つ

 【下川】下川中学校(長谷川伸一校長、生徒72人)第67回卒業証書授与式が14日に同校体育館で行われ、3年生22人が巣立った。
 町内の小中学校は各1校、各学年1クラスなため、多くの生徒が長年にわたり成長を共にしてきた。兄弟のような友との別れを惜しみ、涙をぬぐいながら式を迎えた。
 式には在校生、来賓、保護者など120人が出席。吹奏楽部の演奏で卒業生が入場。長谷川校長から卒業証書を受け取り、保護者に感謝を込めて手渡した。
 長谷川校長は「証書は中学校で自分に何ができるかを考え、仲間と前向きに努力し、困難を乗り越えてきた成長の証。その感動を大切に、これからの道を切り開いてほしい」と式辞。
 蓑谷春之教育長が告示、安斎保町長、佐藤導謙PTA会長も祝辞を寄せた。
 在校生代表の高屋鋪昌巧君が「卒業生から自分の仕事に打ち込む姿勢、仲間と協力する大切さ、たくさんのことを教わった」と送辞を述べ、在校生で「桜」を合唱した。
 卒業生代表の杉之下景介君は「3年間、多くの人に支えられ、成長してきました。仲間との思い出を胸に、これから自分たちで選んだ新たな道を一歩一歩、力強く前進します」と答辞を述べた。
 卒業生が門出の歌「桜ノ雨」を熱唱し、最後に卒業生、在校生が心を一つにして「遥か」を合唱して式を終えた。

(写真=涙をぬぐいながら門出の歌を熱唱した卒業生たち)

[2014-03-15-19:00 ]


厳冬にアゲハチョウ羽化
美深町幼児センターキリン組

 【美深】美深町幼児センター(清水目桂子センター長)の4歳児クラス「キリン組」で成長を見守ってきたアゲハチョウが、厳寒の冬には珍しく羽化し、子供たちから「ぽにょちゃん」の愛称で親しまれている。
 アゲハチョウは、アゲハチョウ科に属するチョウの総称で、チョウの中では最も大型な分類群。日本での代表種はキアゲハやナミアゲハ。
 キリン組でのアゲハチョウ飼育は、子供たちが栽培していたニンジンの葉に幼虫がついているところを発見し、教室で成長を観察。 昨年8月27日に蛹(さなぎ)になる準備段階の前蛹(ぜんよう)となり、翌日蛹に。
 本来は蛹のまま越冬するが、教室が温かいため、成長が早まり先月2月17日にキアゲハが羽化。身近なチョウであるキアゲハの誕生に、子供たちは満面の笑みを浮かべて喜んだ。
 チョウの寿命は、成虫から3から5週間ほどと言われているが、キリン組のキアゲハは、 羽化から約1カ月経っているが、飼育ケース内で羽をパタパタさせ、元気な様子。子供たちは、「ぽにょちゃん」と愛着を持って呼び掛けながらケースに顔を近付け、ケース内で羽ばたくキアゲハを観察している。

(写真=「ぽにょちゃん」と声を掛け観察する子供たち)

[ 2014-03-15-19:00 ]

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