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2013年10月9

市民の健康を守る医療講演会
片平外科・脳神経外科の齊藤武志院長講師に

 【名寄】第12回市民の健康を守る医療講演会が8日、ホテル藤花で開かれた。片平外科・脳神経外科の齊藤武志院長が「もう頭痛で悩まない!」をテーマに講演し、頭痛の正体や見分け方などを解説し、自分でもできる頭痛対策を紹介した。
 名寄市、名寄市国民健康保険、名寄新聞社が主催する恒例の医療講演会。
 前段で齊藤院長は「頭痛の研究は進んでおり、治療薬も次々と開発されている。病状に合った薬を飲めば、頭痛をコントロールできるようになっているが、実際は病院に行かないで一人で耐えている人が多い」と頭痛に対する捉え方の現状を話した。
 頭痛は、片頭痛や緊張型頭痛など頭痛自体が症状となる「原発性頭痛」と、くも膜下出血や脳腫瘍、頭部外傷、二日酔い、風邪など何らかの病気が原因で現れる「症候性頭痛」に分類される。
 頭痛で悩む人の8割が「原発性頭痛」としながら、「頭痛を引き起こす組織は、頭皮や脳内の血管、頭蓋骨の周りの筋肉、末しょう神経、脳を覆う硬膜の一部であり、脳や頭蓋骨自体が痛みを感じているわけではない」と頭痛の発症メカニズムを解説した。
 片頭痛は血管が拡張して起こる頭痛で、前触れで体のだるさなどの症状も現れる。若い女性に多く、対処法として「暗い部屋で安静にし、血管を細くするために患部を冷やして、軽い睡眠を取るとよい。コーヒーや紅茶などのカフェインを取ることも有効」と話した。
 緊張型頭痛は、頭や首の周囲の筋肉が緊張、収縮して起こる頭痛で、日本人に最も多いといわれ、「筋肉のこりや肉体疲労、姿勢の悪さ、猫背、なで肩、体の冷え、運動不足などが原因。頚椎(けいつい)が極端に湾曲している人もいる。首の筋肉をマッサージして血の巡りを良くし、筋力も増強すること。首が大きく曲がるほどの高い枕はダメ」と訴えた。
 片頭痛と緊張型頭痛の見分け方で「頭痛とともに吐き気がして、日常生活に支障があったり、入浴して頭痛が悪化すると片頭痛。軽い体操して頭痛が軽減すれば緊張型頭痛。悪化したら片頭痛」などと紹介。
 薬の飲み過ぎにも注意を喚起し「鎮痛剤の服薬は1カ月に付き10回までとし、それでも症状が治まらない場合は病院に行ってほしい」。頭痛を軽減する対処法として「頭痛の原因を知り、できるだけその原因から避けること。仕事は根を詰め過ぎず適度に休養し、食事や睡眠、運動など規則正しい生活を送ること。頭痛について不安がある時は気軽に専門医に相談してほしい」。
 最後に「頭痛だからといって、決して我慢せず、あきらめず、自己判断はしないこと」と呼び掛け、訪れた市民は頭痛の症状や正しい対処法に理解を深めた。

(写真=頭痛について詳しく解説した齊藤院長、熱心に耳を傾ける来場者たち)

[ 2013-10-09-19:00 ]


万里長城新築記念セレモニー
下川町・町長と札幌総領事が石碑除幕

 【下川】町主催の万里長城新築セレモニーが9日、桜ヶ丘公園フレペ広場で行われ、安斎保町長と中国札幌総領事館の許金平総領事が記念碑の除幕を行った。
 町内の万里長城は昭和61年に農地・草地造成時に排出さる石を積み上げて、町民が手作りで築城を開始した。当初は「ミニ万里長城」だったが、平成2年に当時の町長が中国札幌総領事館を訪れ、「万里長城」の名称使用承認を受け、以後、万里長城と命名された。12年に築城2000メートルを達成し「衆志成城」(衆が心を合わせてやれば城となる)という言葉を刻んだ記念碑を長城メモリアルゲート前に設置。同年10月に当時の同領事館の孫平総領事を招き、達成記念セレモニーが開かれた。
 昨年、桜ヶ丘公園拡張部分(フレペ広場)で、町民と国内外の人々の交流の懸け橋として築城を再開した。
 今回のセレモニーは許総領事の来町に合わせ、築城再開を記念して行われた。町民30人が参列し、安斎町長、許総領事と妻、谷一之町議会議長の4人が新たに設けられた記念碑の除幕を行った。
 新設記念碑はメモリアルゲート前の記念碑と同規模で、縦65センチ、横156センチ、奥行き60センチの中国産の石。下川町と中国との友情が長く続くことを祈念して「友誼長存」という中国の言葉が刻まれ、石積みされた土台の上に建てられた。
 安斎町長は「万里長城を通じた交流によって、日本と中国の友好がさらに深まることを願っている」。
 許総領事は「札幌総領事に就任して2年。下川町に万里長城があると聞き、訪問したいと思っていたが、実現できてうれしい。万里長城は力と平和の象徴。下川で築城することは、とても意義がある。中国と日本の絆を強固にし、末永い友好を目指してともに努力しよう」と挨拶した。

(写真=除幕を行った安斎町長=左から2番目、許総領事=3番目)
[ 2013-10-09-19:00 ]


カレーうどんを調理
智恵文小の収穫祭・肉まん作りにも挑戦

 【名寄】智恵文小学校(半田啓一校長、児童27人)の収穫祭が8日、同校で開かれ、児童たちが育てて収穫した野菜と小麦を使ってカレーうどんと肉まん作りに挑戦した。
 同校では、大空活動の一環として学校園で野菜などを栽培している。収穫祭は、自分たちで育てた野菜などを調理して味わい、実りの秋を楽しもうと毎年開催しているもの。
 今回は、児童たちが昨年の秋に植えた小麦を使ったメニューを考え、うどんに決定。さらに、今年の春にうどんの具材として入れるタマネギ、長ネギ、ニンジンを栽培し、夏休み後に収穫した。
 収穫祭には1年から6年までの全児童が参加し、半田校長が「きょうは力を合わせておいしいうどんと肉まんを頑張って作ってください」と挨拶した。
 調理は「うどん」「カレーのだし汁」「肉まん皮」「肉まん具材」の4グループに分かれて作業。うどん作りでは、前日に石臼などを使って作った小麦の生地を、児童たちは麺棒を使って薄く延ばし、「生地を延ばすのは大変だけど、楽しい」などと話しながら一生懸命に作業を進め、麺を完成させていた。
 作ったメニューは昼食にしたが、日ごろの学校活動に協力してもらっている地域の高齢者学級「有朋学級」のお年寄りを招待し、交流を深めながら一緒に食べて楽しいひとときを過ごしていた。

(写真=うどんの生地を延ばす智恵文小の児童)

[2013-10-09-19:00 ]


山さん町文化奨励賞
下川町・短歌続け地域文化発展に寄与

 【下川】25年度の下川町文化奨励賞に、長年、短歌を詠み続けている町内班渓の山トミ子さん(93)が選ばれた。11月に行われる町表彰式で、町教育委員会から表彰を受ける。山さんは受賞の知らせに「ありがたい賞に感謝しています。これからも詠み続けたい」と喜びを語っている。
 文化奨励賞は芸術、文化、科学などの分野で活躍し、著しい実績を残した個人、団体に贈られる賞。第3者の推薦を受けて、教育委員会が審査、決定している。
 山さんは大正9年3月、名寄市生まれ。小学校卒業後、家業の農業を手伝い、昭和16年に下川町内に住む夫と結婚。夫婦で農業を営んできた。現在は自家用の畑を作って過ごしている。
 短歌を詠み始めたのは昭和30年ごろで「しゃべるのが苦手だったので、思いを字で表現したかった」とのこと。常時、筆記用具を持ち歩き、農作業中でもアイデアが浮かぶとメモを取り、夜中に歌をまとめた。自然や農に対する表現は高評価を得ている。
 当初は歌誌「木の花」に投稿して研さんを積んでいたが、昭和51年に町内短歌サークル「下川はるにれ短歌会」に入会し、31年間、活動を続けている。入会のきっかけは次男が亡くなり、その悲しみを乗り越えるためだった。
 平成17年に第1歌集「木の花のうた」、今年に第2歌集「ガマズミのうた」を発行し、歌仲間などに配布している。「ガマズミは桑の沢(班渓)の湧き水にある落葉低木で、5月に白い花を咲かせる。いい香りがして大好きなので歌集の名前に使った」と言う。
 90歳に達した思いを詠んだ歌に「農にはげみ 短歌にひかれて五十年 卒寿の坂をともしゆかん」「卒寿吾れ 萎くる足をいたわりつ 生かさる身の命 諾(うべ)なう」などがある。「短歌は生きがい。歌ができたときはうれしい」と話す。

(写真=長年、短歌を詠み続けている山トミ子さん)

[ 2013-10-09-19:00 ]

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