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地域ニュース

2013年9月19

本年度中に空き家条例制定
名寄市議会一般質問・落雪被害、倒壊防止へ

 【名寄】名寄市議会定例会が18日に市役所名寄庁舎議場で再開し、竹中憲之議員(市民連合・凛風会)と東千春議員(市政クラブ)が一般質問を行った。竹中議員が、住民の安全確保に向けた空き家対策で質問。加藤剛士市長は「地域の実情なども踏まえ、本年度末までの空き家条例制定を目指して取り組みたい」とした他、緊急対応が必要な危険家屋については、現地確認などを行いながら早急に対応する考えを示した。
 竹中議員は「空き家は冬季の落雪などが問題となっている。名寄市でも倒壊や入居不能家屋もあり、市民の安全安心の生活環境を保証するためにも適正管理が大切」と、空き家の実態や今後の対策で質問。
 中村勝己市民部長が「本年、73町内会で調査を実施。このうち58町内会から回答を得た。空き家数は305戸で、市内住宅個数1万790戸に占める空き家は約380戸と推定され、割合は3・6%。管理不全と判断される家屋は84戸に上る。また、24年度中に倒壊した家屋は3件で、このうち1件は現在も所有者の所在を確認中」。
 今後の対策で、「空き家増加は居住者の死亡や転居、相続人が居住しないなどさまざまな原因がある。空き家が管理不全となる前に、所有者に対して適正管理を義務付けることや意識付けが大切。所有者の自発的な適正管理を促すため、空き家条例の制定に向けて作業を進めている。これに合わせ、空き家の詳細な実態を把握するため、空き家マップなど、廃屋化の予防対策を進めたい」。
 空き家条例の制定で加藤剛士市長は、本年度末までの条例制定を目指す考えを示し、「国では、空き家対策特別措置法案の成立を目指している状況で、この中身や状況、地域の実情も踏まえた上で制定したい。ただし、法案がずれ込むなど国の動向によっては、条例制定のずれ込みも考えられる」とした。
 条例が施行されるまでの対応で、中村市民部長は「管理不全の84件については、地域から出されている情報を基に、特に急を要する家屋の現地確認や、町内会との協議を進めて対応したい」と答弁した。

[ 2013-09-19-19:00 ]


社会との結び付き学ぶ
北大学生など33人・下川町で森林資源活用を視察

 【下川】北海道大学の公開森林保全実習が、16日から5日間にわたって道北で開かれ、17、18の両日は下川町内で森林と社会の結び付きを学ぶ現地視察が行われた。
 北海道大学農学部森林科学科は、自然科学と社会科学の視点から北海道資源管理の現状と課題を認識し、今後のあり方を議論する機会として森林保全の現地実習に取り組んでいる。
 今年は同大学以外の大学生も募集して、道北を舞台に初の公開実習として実施。同大学から30人、筑波大学から2人、山形大学から1人の大学生33人が参加。ほとんどが3年生で、道外出身者となっている。
 町内視察は、同学科卒業生でもあるNPO法人森の生活代表の麻生翼さんが対応。「環境未来都市」構想、森林資源を余すことなく利用するゼロエミッション木材加工、木質原料製造施設や木質ボイラー、一の橋バイオビレッジ、森林総合産業創出、美桑が丘(町民参加型森づくり)などを視察した。
 大学生は18日の町内視察を振り返り、「人が少なく、さまざまな事業で担い手が不足している」「森林に頼り過ぎている」「地元住民と移住者との交流が少ない」「集落から中心地への交通アクセスが不便」などと課題を挙げた。
 その対策に「観光に力を入れて町の良さを知ってもらい、移住・定住に結び付けてはどうか」「各集落を巡回する移動販売を行い、そこに地元産商品、地元団体のイベントも導入してはどうか」などの提案が出された。
 麻生さんは「誰かが困っているのか―、何かが損なわれているのか―など、本質的な課題を探ってほしい。また、課題は目の前にある状況だけでなく、要因となっている背景を把握した上で、解決に取り組むことが大切」とアドバイスした。大学生たちは、実習期間中にさらに課題を洗い出し、その解決策をまとめる。

(写真=下川町で行われた北大の公開森林保全実習)

[ 2013-09-19-19:00 ]


流域自治体の魅力発信
テッシオペッ賑わい創出協・フェイスブックに天塩川王国

 【名寄・美深・下川】北海道遺産「天塩川」流域13市町村の連携組織「テッシ・オ・ペッ賑わい創出協議会」(会長・加藤剛士名寄市長)は、本年度から本格的にフェイスブックで地域情報を発信。河川流域住民の魅力をPRしている。
 上川総合振興局が主体となって進めてきた地域重点プロジェクト「天塩川『環境・交流』リンケージプロジェクト」(平成22、23年度)の取り組みを、天塩川周辺地域主体で推進するため、24年5月に同協議会を設立した。
 これまで「地域連携『絆』・魅力創造『彩』天塩川賑わい創出プロジェクト」として、天塩川フォーラムや地域イベントとの連携、移住モニターツアーなどを展開。天塩川の魅力に直に触れてもらいながら交流人口拡大を目指している。
 インターネット上の「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」であるフェイスブックは、昨年10月から試験的に開設し、本年度から本格的に運用スタート。
 ページ名は「天塩川王国(てっしらんど)」とし、イベント予告や移住体験案内や特産品を、写真を交えるとともに、当日のイベント開催様子をすぐに掲載するなど、各自治体や観光協会ホームページとは一味違った角度から情報を発信。河川と周辺市町村ならではの良さをPRしている。
 閲覧可能となる「いいね!」数は、現在267人。同協議会では、フェイスブックを通じた河川流域自治体のPRにつながることへの期待を一層高めており、「徐々に『いいね!』数は増えてきているが、まだまだ増えるように努力していきたい」と話し、さらなる情報発信に努めることにしている。

[2013-09-19-19:00 ]


鎌を片手に稲刈り体験
名寄・智恵文小3、4年生が産業生と

 【名寄】智恵文小学校(田村啓一校長)の3・4年生が17日に名寄産業高校(田邊孝次校長)名農キャンパス内のほ場を訪れ、稲刈りを体験した。
 同校3・4年生8人は、総合的な学習授業の中で地域の基幹産業に理解を深め、農業の苦労や喜びを味わうことなどを目的に、毎年、さまざまな作物を栽培している。
 水稲栽培も同高校酪農科学科の協力を得ながら毎年取り組んでいるもので、今年も6月に同科1年生15人と「きたゆきもち」の苗の田植えを行った。
 同高校の今年の作柄は平年並みで、待ちに待った収穫となったこの日も同科1年生と共に活動。
 午前中に雨が降ったため、ぬかるんだ田んぼの中での作業となり、履いていた長靴が脱げてしまうなどのアクシデントも見られたが、児童たちは高校生に教わりながら鎌を片手に一生懸命に稲を刈り取っていった。
 また、児童たちは収穫したもち米を使って、餅をついて味わうことにしている。

(写真=高校生に教わりながら稲刈りを行った智恵文小児童)

[ 2013-09-19-19:00 ]

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