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2013年9月18

業者確保へ交渉段階
名寄市議会一般質問・市が市場対応などで答弁

 【名寄】名寄市議会第3回定例会は18日、市役所名寄庁舎で再開され、午前中は2議員が一般質問を行った。日根野正敏議員(市民連合・凛風会)は、8月末で事業を停止した名寄公設地方卸売市場の今後の対応を質問。常本史之営業戦略室長は「市場の後継業者確保に向けて交渉している段階」とした他、2500万円に上る取り引き農家への未払い金の対応で、「破産管財人の手に委ねたい」と答えた。また、公設市場破産に対する市の責任で久保和幸副市長は「今後の公設市場の維持に最大限努めることが、設置者として果たすべき最大の責任」と理解を求めた。
 日根野議員は、名寄公設地方卸売市場指定業者である丸鱗名寄魚菜卸売市場株式会社の営業停止に伴う今後の対応や、来春の市長選挙に対する加藤剛士市長の考えなどで質問した。
 市場対応で常本室長は「運営見直しを担ってもらう業者と交渉に入っている段階で、1日も早く再開できるよう対応している」と説明。
 さらに、離職を余儀なくされた従業員19人への対応で「10日にハローワーク名寄、労基署、年金事務所、市、上川北部地域人材開発センター、上川総合振興局が、雇用保険の手続きに合わせて各種相談に当たった。今後も職業相談について関係機関と連携し、対応に全力を尽くしたい」と答え、従業員の再就職先が未決定とした。
 また、市場で昨年2月に検出されたアスベスト対策で、「今年6月に改修工事に着手し、8月に完了。工事には市場事務室を移転させる必要があり、これらの復旧に関わる工事が残されており、今月に入札予定だったが、今回の事態を受け、今後の見通しが固まるまで延期したい。事業費は600万円程度を考えている」。
 来春の市長選挙に対する考えで、加藤剛士市長は「総合計画の計画的な推進が1番の役割と考え、市民との協力連携の下、着実に進めていると認識している。
 また、厳しい地域間競走の中で、観光や基幹産業である農業の推進をはじめ、市立総合病院や市立大学などの財産を生かしたまちづくりに取り組んできたと考える。現在は25年度事業推進の最盛期に加え、総合計画のローリングや次年度の骨格予算策定などに当っている段階であり、現任期の仕上げに全力を尽くしたい。年末までには判断、対応したいと考えている」などと答えた。
 大石健二議員(新緑風会)は、生活保護受給者など生活弱者への支援対策で質問。
 田辺俊昭健康福祉部長は「8月1日から生活保護費のうち、食費、光熱費など日常の生活扶助基準額が引き下げられたが、今後はさらに、3年間かけて段階的に引き下げが実施される。25年度の基準生活費は、見直し前と比較すると、月額で65歳高齢者夫婦世帯が300円減、70歳以上高齢者夫婦世帯が700円減、65歳単身世帯は100円増、70歳以上単身世帯は300円減、35歳単身世帯は1200円減、母子世帯で子供1人の場合は2100円、子供2人の場合は4800円の減となる」と説明した。
 一方で、「就学援助、除雪サービス事業は前年度の生活保護基準を用いて算定しており、本年度は引き下げ前の規準で影響はないが、26年度については25年度の基準を用いるため、影響を受ける人もいることから、引き続き24年度の基準を用いることなど検討したい」とした。

[ 2013-09-18-19:00 ]


認知症に正しい理解を
救急フェスタ2013・名寄大の岩坂教授が医療講演

 【下川】上川北部救急業務高度化推進協議会(和泉裕一会長)、上川北部消防事務務組合消防本部(小林健消防庁)主催の「救急フェスタ2013」が18日、町総合福祉センター「ハピネス」で開かれた。
 毎年9月9日を「救急の日」(昭和57年制定)、この日を含む1週間を「救急医療週間」とし、全国各地で救急に関する各種イベントが開催されている。上川北部管内でも、救急医療や救急業務に対する理解と認識を深めてもらうため、平成13年から同フェスタを開催しながら住民に対して周知している。
 本年度プログラムの1つである医療講演会「認知症の理解と万が一の備え」の講師は、名寄市立大学保健福祉学部看護学科長の岩坂信子教授。岩坂教授は、認知症はストレス対処能力が低下し、日常生活動作などが変化して生活介助が困難となる場合が多くなるとしながらも、「不安や興奮につながらない言葉遣いや対応などの他、地域の助け合いで生活可能」。
 また、認知症高齢者との会話で注意すべき点として、「ゆっくりと落ち着いた調子、簡単で短い言葉を使うことで理解を得られる」と述べた。
 その他、同施設正面入り口で救急車両展示、施設内でのAED(自動体外式除細動器)と住宅用火災警報器展示もあり、会場に足を運んだ地元の下川町をはじめ、近隣自治体の住民は、救急医療・業務への理解を深める1日としていた。

(写真=講演を通じ認知症への理解を深めた救急フェスタ)

[ 2013-09-18-19:00 ]


中学親善野球大会へ参加
名寄市・台湾との交流を推進

 【名寄】名寄市と台湾の「交流自治体中学生親善野球大会」結団式が17日、駅前交流プラザ「よろーな」で行われた。メンバーは12月25日から30日まで台湾に滞在し、大会は27、28日に台北市で開催。結団式で参加メンバーは、試合での活躍と台湾との交流推進へ意気込みを語った。
 名寄市は、友好交流自治体の東京都杉並区による縁で、今年1月、台北駐日経済文化代表所の羅坤燦副代表が表敬訪問。それが契機となり、国際性豊かな青少年育成や交流人口拡大による地域活性化に向け、観光客誘致などを視野に入れ、台湾との交流を官民一体となって推進することを目的として、5月に名寄市・台湾交流実行委員会(委員長・加藤剛士市長)を組織した。
 その一環として、台湾での「交流自治体中学生親善野球大会」に参加を決定。メンバーは名寄中、名寄東中、風連中の2年生16人で、同大会には名寄市をはじめ、一昨年から台湾と交流している東京都杉並区、福島県南相馬市も参加する。
 結団式で加藤市長は「台湾の要人が名寄を訪れた際、子供を中心とした交流事業を展開したい―と前向きな提言をいただいた。本年度からの新事業として国際交流の新たな1ページとなる。文化も言葉も違うが、大会を通して将来の名寄を担うグローバルな人材として健闘を願いたい」と挨拶した。
 大会参加生徒の自己紹介に続き、代表して藤原大千君(名寄中2年)が「ライバル校がチームとなって野球をできることが楽しみです。交流会で語り合ったり、プレーを通して台湾と杉並区、南相馬市の皆さんと仲良くしていきたいです」と抱負を語った。
 今後は、台湾などについて学ぶ事前学習会を3回、野球の合同練習を10回予定。大会スケジュール12月25日に名寄を出発し、台湾に到着。26日は歓迎会と交流会に参加。27日と28日に親善野球大会を開催。29日に台北市内を観光、30日に帰路に着く。
 参加メンバーは次の通り(全員2年生)。
 ▽名寄中=金谷裕太、篠原遼人、久光智也、藤原大千、水間飛翔
 ▽名寄東中=佐藤汰一、杉本琢昇、高橋昂史、西川裕基、前田勇人、槙田大樹、吉田涼一、米澤標馬
 ▽風連中=伊賀晴紀、西村海人、東嶺

(写真=親善野球大会に参加するメンバーと名寄市・台湾交流実行委員たち)

[2013-09-18-19:00 ]


招待作家の椅子や杖
下川町で木工作品展・西興部・滝上と共同展示も

 【下川】町内産カラマツ材を使った暮らしに実用可能な木工品「木のデザイン」公募展招待作家作品展と、下川町、滝上町、西興部村共同の「樹望の郷(きぼうのさと)」木工作品展が、21日まで桜ヶ丘公園センターハウス「フレペ」で開かれている。
 「木のデザイン」公募展招待作家作品展では、招待作家として町内で創作活動に取り組んだフィンランドのデザイナー、ミッコ・パーカネンさんとスサン・エロさん、東京都内彫刻家の原口健一さんの木工作品が展示されている。
 原口さんの作品は、根も含めた原木を素材に椅子としても使える彫刻4品。ミッコさんの作品は、集成材に最小限の加工を施して涙をかたどったものなどシンプルな椅子3品。スサンさんの作品は杖とスタンド。いずれも利便性にも配慮した斬新なデザインで、来場者を魅了している。
 「樹望の郷」木工作品展は、下川町(木彫匠会・工房北創)、滝上町(童話村木工倶楽部)、西興部村(木工愛好会)の木工家で2年前に企画してスタート。3年目の今年は下川で開催され、3町村の作品30点以上が展示されており、芸術性の高い多彩なからくり作品をはじめ、おもちゃ、器やげたといったおしゃれな生活用品などが並んでいる。

(写真=国内外からの木のデザイン招待作家作品と下川・西興部・滝上の共同作品展)

[ 2013-09-18-19:00 ]

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