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地域ニュース

2013年9月5

ヒグマ情報少ないが…
名寄市・高い電牧柵の食害防止効果

 【名寄】名寄市に寄せられている25年度のヒグマ目撃情報は、前年度より少ないものの、市では実数は25年度の方が多いと分析している。また、8月に入り、収穫期を迎えているスイートコーンを狙い、智恵文地区での目撃情報が多くなっているが、ヒグマの足跡などから、ヒグマの食害防止に電牧柵が効果を発揮しているため、継続して電牧柵の設置を農家に呼び掛けることにしている。また、箱ワナでのヒグマ捕獲は25年度まだない。
 名寄市に寄せられている目撃情報は25年度、8月29日現在で40件ある。24年度同期対比では5件の減と少なくなっている。24年度は風連地区旭で同じヒグマとみられる目撃情報が多く寄せられたことから、件数が増える結果となっており、25年度の方が、実数的には多い可能性が高いと、市側では分析している。
 特に、収穫期を迎えたスイートコーンを狙ったヒグマの出没だが、8月に入り26日に智恵文地区の智北、28日に八幡から目撃情報が寄せられており、複数頭のヒグマが徘徊(はいかい)しているとみて、注意を呼び掛けている。昨年、スイートコーンを食べたヒグマが、味を覚えて出没しているようだ。昨年と比較して、スイートコーンの出来が早いため、目撃情報も昨年より早く寄せられているとのこと。
 また、昨年は風連地区での目撃情報が寄せられていたが、今年はあまりない。これは電牧柵の効果が出ているものとみている。ヒグマの足跡を見ても、電牧柵がある畑では、周囲を徘徊してはいるものの、畑などへは侵入できないまま、他へ移動している様子が判明している。このため、市では電牧柵の設置をより一層農家に呼び掛け、食害の防止に結び付けていく計画としている。

[ 2013-09-05-19:00 ]


生態管理や捕獲法学ぶ
下川の小島さん・英国シカ狩猟スクールを視察

 【下川】エゾシカの有効活用やハンターの後継者育成を図る下川町、網走管内滝上町と西興部村による「オホーツク山の幸活用推進協議会」は、8月に7泊8日でイギリスを訪れ、シカの狩猟から食肉利用、ハンター養成などの現場を視察。下川町からは新人ハンターの小島健さんが同行した。
 小島さんは北見市出身。平成21年に下川町へ移住し、下川町森林組合の森林現場作業員として働いている。増え続けるシカやそれに伴う森林食害を目の当たりにし、ハンターを志すことを決意。昨年、狩猟免許や銃を取得。シーズン中、狩猟に初挑戦し、シカ1頭を仕留めている。
 イギリス視察には小島さん、西興部村の養鹿研究会長、村猟区管理協会事務局長、村職員、滝上町職員、酪農学園大学の教授や学生など10人が参加。ニューフォレスト(国有林)、肉卸売業者、シカ管理セミナー、ハンティングスクール、シカの適正な持続的資源管理を推進する非営利団体「ディアイニシアチブ」、シカ狩猟認証制度や狩猟者教育に取り組む射撃保全協会を訪れた。
 ニューフォレストでは、シカの生息個体数を管理しながら、増え過ぎないように一定の頭数を捕獲し、解体や肉の流通まで行っている。小島さんによると、木の上にハイシートと呼ばれる台を設置し、見渡しの良い高所から狙い撃ちするなど工夫しているとのことで、「ディアイニシアチブ」では管理区域を特定し、区域内の森、生態をどのように保ちたいのか―を定め、減らす必要がある頭数だけ捕っており、「肉を流通するために定量を捕り続けること。増え過ぎても減らし過ぎてもだめ」などと説明を受けたとしている。
 肉卸売業者では、シカ肉を食べやすく処理した後、真空パックにして販売しており、「高くても良い肉なら売れる。食べたいと思える形にして出すことが大切」などとアドバイスを受けたとのことで、肉質を保つことや処理することの大切さを学んだ。また、ハンティングスクールでは、射撃や野生動物の解体など、ハンターに必要な知識や技術を学ぶことができたとしており、西興部で進めるハンタースクールの参考とした。
 視察を終えた小島さんは「ハンターや肉卸売業者などのプロ意識が高い。国有林では狩猟をしながらも、一定頭数のシカを間近で見ることができ、観光としても人気がある。3町村の協議会で下川はモニターツアー担当ということだが、シカのいる環境を見せる方法も大切だと思う。森林や街並みの美しさにも魅了された」と振り返っている。

(写真=シカ狩猟の先進地イギリスを視察した小島さん)

[ 2013-09-05-19:00 ]


11月に減便、減速へ
名寄、美深・JR北海道がダイヤ改定発表

 【名寄・美深】JR北海道は4日、11月予定のダイヤ改定概要を発表した。車両への負担軽減や整備時間の確保を理由に、特急列車の減便や減速に取り組むもの。宗谷本線では、札幌〜稚内間の特急「スーパー宗谷」は減便されないものの、最高時速が現在の130キロから120キロに低下する。一方、「サロベツ」の運行再開のめどは立っていない。
 道内では、23年5月に石勝線で札幌・釧路間の特急「スーパーおおぞら」脱線火災事故、今年7月に函館本線で札幌・函館間の特急「北斗」エンジン出火事故など、車両不具合に起因するトラブルが相次いでいる。
 そのため、同社ではメンテナンス体制の強化を目的にダイヤ改定の実施を決定し、最高速度や運転本数を見直した体制にすることとしている。
 ダイヤ改定時期は11月を予定。宗谷本線では、2往復ある「スーパー宗谷」は減便されないが、最高時速を現在の130キロから120キロに引き下げる。これに伴い、従来の札幌・名寄間(平均所要時間=2時間15分)と札幌・稚内間(同=4時間58分)が、6分程度延びる見込み。
 一方、1往復の「サロベツ」は「北斗」と同型エンジンを搭載しており、出火事故の原因究明が長引いているため、運行再開のめどは立っていない。
 その他、札幌・函館間の「スーパー北斗」と「北斗」は11往復(現在4往復運休中)から5往復、札幌・釧路間の「スーパーおおぞら」は7往復(現在2往復運休中)から6往復、札幌・旭川間の「スーパーカムイ」は24往復から23往復に削減される。
 同時に、減便されない札幌・帯広間の「スーパーとかち」と札幌・東室蘭間の「すずらん」は、最高時速は130キロから120キロ(「スーパーおおぞら」は110キロ)に減速する。
 ダイヤ改定後の運転時刻については、今月下旬ごろに発表する予定。なお、特急「サロベツ」代替の旭川・稚内間の臨時快速列車の運行は10月31日までで、11月以降は未定となっている。

[ 2013-09-05-19:00 ]


SPF豚で料理教室
名寄小学校・北海道畜産物に理解深める

 【名寄】名寄小学校(寺口悟校長)の「道産SPF豚を食べて学ぼう!料理教室」が、5、6の両日、同校で開かれ、4年生以上の児童たちが道産SPF豚への理解を深めている。
 同教室は、北海道の畜産物を知ることなどを目的に、ホクレン農業協同組合連合会が主催して、道内各地の小学校で開催しているもので、名寄では初めてとなる。日程は2日間で、5日は5年1組25人と2組23人、6日は1クラスずつの4年生42人と6年生42人を対象に開催。同連合会などから6人が訪れて指導に当たった。
 初日の5日は、料理教室に先立ってミニセミナーが開かれ、同連合会の担当者が「豚はとてもデリケート。生後150日から180日で体重が110キロほどになり、肉になる。『SPF』は『特定の病原菌が不在』という意味で、SPF生産をすることで、ワクチンの使用が減り、豚肉に薬が残る心配がなく、健康でおいしい豚肉ができる。名寄市では名寄鈴木ビビットファームでSPF豚を生産しており、いろは肉店や旭川のホクレンショップで買うことができます」と説明した。
 料理教室での調理品目は、同ファームのSPF豚を使ったうま味たっぷりのチャーシューと、子供でも簡単に作ることができるシュウマイで、児童たちは協力しながら調理しておいしく味わった。また、教室終了後に「豚肉博士」の認定証も贈られた。

(写真=SPF豚を使って調理した名寄小の児童たち)

[ 2013-09-05-19:00 ]

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