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2013年8月23

子育て会議条例を審議
名寄市議会市民福祉委・男女の委員構成で意見対立

 【名寄】名寄市議会市民福祉常任委員会(日根野正敏委員長)が22日に市役所名寄庁舎で開かれた。第2回市議会定例会で付託された「名寄市子ども・子育て会議条例」制定の継続審議で、同会議の委員構成(13人以内で組織)について、「子育て現場の中心は女性であることからも、女性比率を高めた条文を明記すべき」とする一方、「組織の充実に男女比率は関係ないため、明記する必要はない」などと意見が対立した。
 同条例は、「子ども・子育て支援法」の規定により、市町村が条例を定めて審議会など合議制の機関を置くように努める―とされているため、名寄市でも国が推進する新たな子育て支援施策に準じ、体制を整える条例を制定するもの。
 条例案によると、同会議は市長の諮問機関で、「名寄市子ども・子育て支援事業計画」を策定するとともに、実施状況を点検、評価して意見、提言するとしている。また、委員は学識経験者や子供関係団体の代表者など13人で組織することとし、教育関係者、保育関係者、子供の保護者、公募の市民としている。
 この日の委員会では、全委員が同条例案に一定の理解を示しながらも、熊谷吉正委員(市民連合・凛風会)と奥村英俊委員(同)が「子育ての中心は女性であり、現場の意見をより多く反映させるためにも、委員構成の女性比率を高めた条文を明記すべき」と強調。
 一方、東千春委員(市政クラブ)、川口京二委員(同)、川村幸栄委員(共産)は「構成委員は子供関係団体をはじめ、保育関係や保護者などで組織することを踏まえると、必然的に女性比率は高くなることが予想される。また、この組織だけに男女比率を設けることは、他の子育て条例や団体などとの整合性が図れないことに加え、組織の充実に男女比率は関係ない」。さらに、「男女平等参画社会の観点からも、明記しなくてよいのでは」と反対意見を述べた。
 これに対して奥村委員は、女性比率が高くなる可能性を認めながらも、「他の子育て団体の中には、女性委員のなり手が少なく、男性比率が高くなっている組織も多く、この組織が同様とならないためにも、条文もしくは規則でしっかり盛り込むべき」とし、意見が対立して平行線をたどった。
 結果、同条例を制定している自治体を参考にするなどして、次回委員会で結審することを確認した。

[ 2013-08-23-19:00 ]


ヒマワリ連作障害で議論
日進地区再整備基本構想検討委・緑肥作物や農振セン連携必要

 【名寄】第2回名寄市日進地区再整備基本構想庁内等検討委員会(委員長・高橋光男市経済部長)が23日に市役所名寄庁舎で開かれた。会議では基本構想の方針が示されるとともに、連作障害が表れている道立サンピラーパークのヒマワリ栽培でも議論。その対策として、緑肥作物導入や農業振興センターとの連携が必要とする意見が出された。
 同構想は、観光振興を目的として今後の可能性を探るためのビジョンを策定。市では、観光振興計画を策定しており、観光資源を有効活用しながら事業実施や誘致宣伝に取り組み、名寄の知名度向上と交流人口の拡大を図るため、観光施設などが集積した日進地区に着目。ピヤシリヘルシーゾーン(なよろ健康の森、ピヤシリスキー場、ピヤシリ山)と道立サンピラーパークを連携させて戦略的にPRし、活用することで交流人口を増やすこと狙いとしている。
 会議では、構想業務委託会社の潟宴Cブ環境計画の担当者が基本構想方針を説明。日進地区をレジャー、スポーツ合宿、観光の3つの拠点としながら「単独では弱いため広域連携も視野に入れること。一定期間滞在してもらうためには、食事場所や宿泊施設の充実が必要」などと強調。さらに「スポーツを通した健康交流を促したり、サンピラーや星など自然現象をもっと訴えるべき」との提案もあった。
 今回は健康の森とサンピラーパークにエリアを絞って議論。その中でサンピラーパークのヒマワリは連作障害が影響し、年々、草丈が低くなっている状態が指摘された。ヒマワリは本来、連作ができない作物であり、毎年、農地を変えて輪作することが適切とされている。名寄市内のヒマワリ畑は以前、智恵文地区がメーンだったが、観光客が足を踏み入れることによってジャガイモの病害虫が拡大することが懸念されたことから、智恵文地区での栽培や公開は中止。その後、サンピラーパークにメーン会場が移った経緯がある。
 ただ、サンピラーパーク内の敷地は限定されているため、輪作は難しく、そのような状況から「ヒマワリの後に緑肥作物を植え、来春の肥料とすべき」「市の農業振興センターと連携するなど、農業サイドの技術カバーが必要だ」との意見が聞かれた。

[ 2013-08-23-19:00 ]


米づくりの技術向上へ
名寄で雪国直播サミット・道内、東北から70人

 【名寄】「第5回雪国直播サミット in Nayoro」が22日に駅前交流プラザ「よろーな」で開かれ、研修や情報交換などを行った。
 同サミットは北海道と東北で交互に行っている研究会。今年は稲作の北限の地である名寄市を会場に22、23の2日間の日程で北海道土を考える会が主催、東北土を考える会共催で開催。
 道内各地や東北地方から約70人の農業経営者らが参加。始めに、鰍烽ソ米の里ふうれん特産館の堀江英一代表取締役が講師となり、「ふうれん特産館の取り組みと今後」をテーマに情報提供。
 堀江代表取締役は「特産館は平成元年に7組の農家でスタートし、現在は5組の農家で経営しています。以前は道産米の評価は低く、栽培方法の確立や新品種の開発が求められました。しかし、現在では名寄市産もち米は伊勢名物の赤福や大手コンビニエンスストアの赤飯おむすびへ原料供給されています」などと、同社の概要や名寄市の米栽培の歴史を話した。
 続いて、いちかわライスビジネス鰍フ市川稔代表取締役が「直播米の高付加価値販売戦略」をテーマに情報提供。「雪国のリスクを跳ね返す達人の技」をテーマに各地の実戦発表と全員参加のディスカッションも行った。
 さらに道立サンピラーパーク森の休暇村に移動して情報交換会を開催。名寄もち大使の水間健詞さんが餅つきも行うなど、和やかに交流を深めた。
 23日は、ほ場やふうれん特産館の視察も行い、技術向上に役立てていた。

(写真=2日間の日程で行われた雪国直播サミット)

[ 2013-08-23-19:00 ]


思い出や経験語る
リンゼイ交換学生・さよならパーティーで

 【名寄】リンゼイ交換学生の「さよならパーティー」が22日に駅前交流プラザ「よろーな」で開かれ、ダン・ハーバート君(17)とセス・バレット君(16)は、約2カ月間にわたり名寄で過ごした思い出や経験などを振り返るとともに、ホストファミリーをはじめ市民との別れを惜しんだ。
 名寄市とカナダ・オンタリオ州カワーサレイクス市リンゼイは、昭和44年に姉妹都市提携。48年からは交換学生の派遣と受け入れを相互に行っている。
 今年はリンゼイから交換学生を受け入れ。ハーバート君とバレット君は7月3日に名寄入り。名寄神社例大祭みこし渡御や風連ふるさとまつりなど地元イベントに参加したり、名寄高校・名寄産業高校の授業や学校祭に加わるなど、市民との交流を深めた。
 「さよならパーティー」には、ホームステイ先の家庭や学校関係者も出席。開会で名寄・リンゼイ姉妹都市友好委員会の稲場英紀委員長は「快くホームステイを引き受けていただいた方々をはじめ、市民の皆さんに感謝します」と挨拶。続いて、石川孝雄前委員長は「きょうは思い出を語り合い、楽しいパーティーにしましょう。お二人には名寄での体験を通して、国際人として立派に成長してほしい」と期待を寄せた。
 交換学生のスピーチに入り、ハーバート君は「皆さんと楽しいひとときを過ごし、日本の文化を学ぶことができました。もっといろいろな経験がしたかったです。カナダに帰った後、どのようなことを皆さんに話そうか考えています」。
 バレット君は「日本で体験できたことは一部。この経験と思い出は一生持ち続けたいです。ホストファミリーの皆さんをはじめ、さまざまなところで助けてくださった皆さんにお礼します」と感謝の言葉を寄せた。
 引き続き、食事をともにしながら、ホストファミリーの人たちもエピソードなどを語り合い、約2カ月間の思い出や経験を振り返るとともに、別れを惜しんでいた。

(写真=名寄で過ごしたバレット君=左=、ハーバート君)

[ 2013-08-23-19:00 ]

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