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2013年8月22

ゲリラ豪雨で畑作物被害拡大
名寄市智恵文地区農家・加藤市長が緊急視察

 【名寄】20日午後3時ごろ、智恵文瑞和地区を中心に襲った大雨とひょうのゲリラ豪雨により、同地区内で農家を営む各農家の農産物が大きな被害を受けた。伊東浩次さんのほ場でも、大雨と強風によるスイートコーンの倒伏をはじめ、ひょうによってレタスの葉に穴が開いて裂けるなどの被害を受け、「これだけの局地的なゲリラ豪雨は経験がない」と話す。また、加藤剛士市長は、翌21日午後3時から各現場を緊急視察して被害状況を確認し、今後、抜本的な排水対策などを早急に協議することとしている。
 上川北部の気象状況をみると、7月は高温と少雨が続いていたものの、8月に入ると、雷をともなった集中的な大雨が頻繁に発生している。名寄市内でも20日、局地的なゲリラ豪雨が発生。この中の智恵文瑞和地区では、午後3時ごろから同3時半ぐらいまでにかけて大雨、強風、ひょうに見舞われ、同地区農家約15戸の農産物被害が拡大した。
 この被害を経て加藤市長は、翌21日に被害現場を緊急視察して状況を確認。最初に訪れた伊東さんのほ場では、ひょうに打たれて葉に穴が開いて裂けたレタスの畑や、大雨と強風で軒並み倒伏したスイートコーン畑の光景を見て、想像を大きく上回る被害状況に驚き、愕然とした表情を浮かべていた。
 被害当日の天候について伊東さんは「最初は弱い雨だったが、空が突然真っ暗になって大粒の雨に変わり、途中から大きさが1センチ程度のひょうが降り始め、吹雪のような天候になった」と振り返る。また、ほ場被害では、レタス畑が1・3ヘクタールのうち約1ヘクタールが影響を受け、「2、3日後に収穫を予定していたレタスも多かったが、これでは商品にならない」と話す。
 主力作物としてスイートコーンについても、生食用で4ヘクタールを作付しており、このうち2・7ヘクタールは収穫を終えているが、残りの1・3ヘクタールが壊滅的な被害を受け、「きょう(21日)から収穫作業を行うつもりだったのに」と肩を落としている。さらに、大雨に伴ってスイートコーン畑とカボチャ畑が20、30センチ程度冠水したとのことで、「両作物とも水に漬かってしまったため、商品として出荷できないものも多い」と話す。
 一方で、他のほ場の中には作付している作物全てが壊滅的な被害を受けている農家もあるとし、「自分の農地被害は大きくないようにも感じる」とも話しており、瑞和地区全体の被害状況も心配していた。

(写真=ひょう被害で葉が裂けた伊東さん宅のレタス)

[ 2013-08-22-19:00 ]


ソチ五輪出場を目標に
中国女子スキージャンプチーム・名寄で1カ月にわたり合宿

 【名寄】中国の女子スキージャンプのナショナルチームが、18日から名寄市日進のピヤシリシャンツェで合宿をスタート。来年のソチ(ロシア)オリンピック出場を目指し、1カ月にわたって調整に励んでいる。同チームのメンバーは21日に市役所名寄庁舎を表敬訪問し、加藤剛士市長から激励を受けた。
 中国では、スキーのジャンプ施設は冬季のみ開放しており、夏季は日本など海外で合宿を行うのが主流となっている。名寄での合宿は初めてのことで、施設が整っていることやジャンプ台の規模が合致しているとともに、名寄ピヤシリシャンツェでは国際級の大会も開催されていることが決め手となった。
 ナショナルチームのメンバーは、黒龍江大学の劉奇選手(18)、馬※選手(19)、李雪襄選手(18)、常馨月選手(19)、李徳志監督(40)、通化市体育大学の王建勲コーチ(32)。17日に来日し、18日から9月19日までピヤシリシャンツェでの練習に励んでいる。 ※は丹に彡
 選手たちは、来年のソチオリンピック出場を目標としており、代表入りを目指して国際基準を突破できるよう急ピッチで調整しているという。
 女子スキージャンプはソチオリンピックからの新種目で、下川町出身の伊藤有希選手や上川町出身の高梨沙羅選手らの活躍からも刺激を受けているという。
 名寄庁舎を訪れた選手たちは「オリンピック金メダルを目指したい」「自分の力を出し切りたい」などと意欲を語っていた。加藤市長は「重要な合宿の地に名寄を選んでいただき、光栄です。大いに練習に励み、素晴らしい成果を上げることを期待しています」と激励した。

(写真=加藤市長を表敬訪問した選手と監督、コーチたち)

[ 2013-08-22-19:00 ]


ドーリンスク訪問団名寄入り
加藤市長らを表敬訪問・市民と友好深める

 【名寄】名寄市と友好都市提携を結んでいるロシア・サハリン州ドーリンスク市からの訪問団が21日に名寄入り。市内各所を巡りながら市民との友好、交流を深めている。訪問団員たちは22日に市役所名寄庁舎を表敬訪問し、加藤剛士市長や黒井徹市議会議長、名寄・ドーリンスク友好委員会(長谷川良雄会長)メンバーたちと顔を合わせた。
 両市は、平成3年に友好都市提携して以来、教育、産業、文化交流に取り組み、相互に訪問している。今年は、ドーリンスク市からダニロフ・ヴィタリィ市長、ドォヴォリャニノヴァ・ガリーナ市議会議長をはじめ市、病院、学校教育、商工関係ら15人が名寄を訪れている。
 一行は、21日に名寄入り。22日は西1条通の「ドーリンスク通」やモニュメント、市立名寄図書館を視察した後、市役所名寄庁舎を訪れた。市役所では、職員たちから盛大な歓迎を受け、加藤市長が「ロシアと日本の生活習慣が違う中で、友好交流を深めることができたのは、それぞれのお力添えのおかげであり、感謝しています。ドーリンスクとの厚い信頼と友情は、名寄の大きな誇りです。次を担う世代にも友好の輪が広がることを確信しています。さまざまなスケジュールが盛り込まれていますが、心ゆくまで名寄での滞在を楽しんでください」と歓迎の挨拶をした。
 続いて、ダニロフ市長は「昨年の交流では、名寄市立大学の吹奏楽部員たちにお越しいただき、素晴らしい演奏を聴くことができ、感謝しております。今までさまざまな文化交流に取り組んできましたが、今度は経済交流もしたいです。来年はドーリンスク市創立130周年を迎え、記念事業に招待します」と挨拶した。
 また、黒井市議会議長、ドォヴォリャニノヴァ市議会議長も挨拶。両市長と両市議会議長による土産交換も行われ、握手を交わしながら、さらなる友好交流の発展を誓った。
 午後からは小学校や市立総合病院、市立天文台「きたすばる」を視察。23日は北国博物館見学、市内の前田農園でミニトマト収穫体験に続き、市内家庭でホームステイする。24日はホームステイ先でそれぞれ自由行動。25日は訪問団員が合流し、徳田ショッピングセンターで買い物。26日に名寄を離れ、帰路に着く。

(写真=市長らを表敬訪問したドーリンスク市の代表者たち)

[ 2013-08-22-19:00 ]


多くの技術やアイデア得た
下川町・招待作家3人が完成作品発表

 【下川】下川町内で町産カラマツを素材に使って、暮らしに実用可能な木工品「木のデザイン」の創作活動をしていた招待作家3人が、21日に公民館で完成した作品を発表した。
 下川町は森林文化の創造を図ろうと、長野県軽井沢町、脇田美術館(軽井沢町内)と「木のデザイン」公募展に取り組んでいる。その一環として、今月1日からフィンランドのデザイナー、ミッコ・パーカネンさんとスサン・エロさん、東京都内の彫刻家、原口健一さんが町内に招かれ、創作に取り組んでいた。
 発表会には町民など30人が来場した。原口さんは「日ごろ、目を向けられないものを使って価値を持たせたい」とし、根も含めた原木を素材に、卵型を半分に割って上下を反転させてつなげたような椅子、アザラシのような椅子、子供が遊べるような動く椅子、根が地中から飛び出してはばたくイメージの作品を彫った。
 ミッコさんは集成材に最小限の加工を施し、涙をかたどったものなどシンプルなデザインの椅子3品を作った。尻にフィットする座り心地のよい形に仕上げ、彫った部分は習字をイメージして黒く塗りつぶした。「カラマツ材はとても硬いが、やわらかくて温かい感じがした」と語った。
 スサンさんは所用で欠席したが杖をデザインした。杖は下方に向かって少しずつ細くなるように仕上げ、円形スタンドは中心に向かって掘り下げ、杖を入れやすくしている。
 原口さんとミッコさんは技術と発想を交換し合い、互いに創作の刺激となったようだ。原口さんは「ミッコに刺激され、自分もシンプルなデザインの椅子に挑戦し、創作の幅を広げられた」。ミッコさんは「下川で日本の技術を学んだ。さまざまなものもスケッチし、多くのアイデアを得ることができた」と振り返った。
 完成作品は、9月に町内で開催する予定の希望の里(下川・滝上・西興部)の展示会、10月に脇田美術館で開催される「木のデザイン」公募展に出展された後、町内で活用される。

(写真=完成した作品を発表した招待作家たち)

[ 2013-08-22-19:00 ]

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