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2013年6月21

道内初の内視鏡的咽喉頭手術
医療法人臨生会吉田病院・恵佑会札幌病院の渡邉副院長が執刀

 【名寄】医療法人臨生会吉田病院(吉田肇院長)は21日、旭川を含む道北では初となる内視鏡的咽喉頭手術(ELPS)を実施した。手術を行ったのは恵佑会札幌病院副院長の渡邉昭仁医師と吉田院長で、この日、手術を受けた患者は2人。このうち1人は下咽頭の腫瘍を摘出した。渡邉医師は「これまでは内視鏡のみを使用した手術を行ってきたが、のどの手術では解剖学的に難しい。今回行ったELPSは、患者への負担が極端に軽いことが大きな特徴」と説明。吉田院長は「今回の術例を契機に、渡邉先生の協力を得ながら積極的に検査や手術に取り組んでいきたい」としている。
 今回の術例は、市内の内科病院からの紹介を受けて行われたもの。同院ではELPSを行うため、NBI内視鏡や必要な機材を導入。 吉田院長によると、耳鼻科の領域で内視鏡手術を行っている医師はわずかで、道内では渡邉医師のみという。
 今回の患者は「表在がん」と呼ばれる初期のがんの疑いがあったもの。執刀した渡邉医師は「表在がんは、これまでは見つけること事態が難しかったが、NBI内視鏡を用いることで、発見率が格段に上がっている。本当に早期の場合は100%近く完治できる。手術は、患者ののどに入れたNBI内視鏡を見ながら切除範囲を決め、ヨード染色を行い、病変部を浮かすなどして、電気メスで切除するもの」と説明。手術に要した時間は15分から30分程度。腫瘍を摘出した患者でも、1週間程度の入院で退院できる見通しだという。
 同院では、昭和57年から耳鼻咽喉(いんこう)科医師が不在の道北町村を対象に、喉頭(こうとう)がん・甲状腺がんなどの無料集団検診を行うなど、がんの早期発見に力を入れている。吉田院長は「大切なことは内視鏡検査で早期に発見すること」と話す。
 術後の会見に同席した国立がんセンター東病院名誉院長で頭頚部がん手術の第一人者の海老原敏医師は「耳鼻科領域でがん手術を扱う人は少ない。このような内視鏡手術がより普及するためには、まずは耳鼻科の医師が関心を持つことが第一歩」と指摘する。

(写真=術後に会見した吉田院長、海老原医師、渡邉医師=左から=)

[ 2013-06-21-19:00 ]


9月にユジノで物産展
名寄市・道北6市の取り組みに参加

 【名寄】名寄市は、9月にサハリン州ユジノサハリンスク市で開催される物産展に参加する。道北6市などで構成の実行委員会にも参加し、今後、具体的な準備作業に入る考えだ。サハリン州への輸入時に受ける検疫などの問題もあり、農業を基幹産業とする名寄市の農産物を物産展に出すまでには解決すべき課題も多いのが実態のようだ。
 旭川市を中心に参加するのは名寄市、稚内市、士別市、紋別市、留萌市の道北6市で、実行委員会には自治体の他、各市の商工会議所、観光協会などが加わっている。道とも連携した形で、道北6市がまとまってサハリン州の州都・ユジノサハリンスク市で物産展を開催するのは初めて。今後の経済交流を見据えての取り組みだ。
 名寄市は、サハリン州にあるドーリンスク市と友好交流関係を結んでいるため、名寄・ドーリンスク友好委員会(長谷川良雄会長)を主体に人的な交流を進めている。その取り組みは道内でも先進的なものとなっている。
 また、長年の友好交流を基盤にして、友好委員会内では物産や経済交流への機運が高まっており、今後の経済交流などのノウハウを勉強していく機会として、今回のユジノサハリンスク市での物産展を位置付けている。
 物産展は9月初旬に開催を予定。現在のところ、名寄市として物産展に出品する品物などは未定。サハリン州への輸入にかかわる検疫などの問題もあり、生の農産物を運べるかなど、解決すべき課題があり、準備作業の段階で一定の問題をクリアにしながら対応を検討していくことにしている。

[ 2013-06-21-19:00 ]


オガサカ社強化選手に
下中1年腰丸君・アルペンスキーチームへ入団

 【下川】下川中学校1年の腰丸太一君(13)=町内緑町=が昨シーズンのアルペンスキー競技で、かもい丘シリーズ小学6年男子総合チャンピオンに輝くなど健闘し、このほどスキーメーカー、オガサカ社の強化指定選手として「オガサカアルペンスキーチーム」入団を決めた。スキー用具支給や強化合宿による指導などの支援を受け、さらなる飛躍を目指す。
 腰丸君はチームピヤシリジュニア(名寄)、下川アルペンスキー少年団に所属している。スキーを始めたのは5歳で、2歳上の姉・榛名さんと下川スキー場で滑ったのがきっかけ。「スキーが大好きでたまらない」と結果を気にせず競技を楽しんでいるが、メキメキと腕を磨いてきた。
 昨年12月から歌志内市かもい岳で初開催されたかもい岳シリーズ小学6年男子の全7戦に出場。初戦6位を皮切りにポイントを積み重ね、2位で迎えた3月の最終戦でポイントを逆転して総合優勝を果たした。3月に小樽市、朝里川温泉で開かれたスポーツハウスCPU争奪全道ジュニアアルペン決勝でも9位と健闘した。
 結果、「オガサカアルペンスキーチーム」入団が決定。「ジュニア選手J2」クラスからのスタートとなるが、成績次第で評価クラスがアップし、より手厚い支援を受けられるようになる。
 腰丸君はJ2クラスの目標となる「全国中学、全日本スキー連盟中学のランキング40位以内」達成に向け、シーズン前の道内合宿に参加して腕を磨くことにしている。「目標は中学の全国大会出場。良い成績を残せるように頑張りたい」と語り、夏場はテニスで体力づくりに励んでいる。また、父の正美さんは「小さな体でよく頑張っている」とエールを送っている。

(写真=さらなる飛躍に胸を躍らせる腰丸君)

[ 2013-06-21-19:00 ]


森林資源量を測定体験
下川商業高校2年・経済的価値試算し林業に理解

 【下川】下川商業高校(川眞田政夫校長)の2年生29人が20日、学校林の森林測定を行い、経済的価値を試算して林業経営の抱える課題に理解を深めた。
 町の森林環境教育の一環。講師はティンパーテック(旭川市)、NPO法人森の生活など。生徒たちは4班に分かれ、学校林にある資源量を調査。森の中に入り、林内面積、樹木の体積を測定した。
 林内面積は、小型GPS(人工衛星電波を利用して自分の位置を測るシステム)を使い、林内の周囲を歩きながらその距離と経緯度を記録し、インターネット上の専用ソフトで地図に落として割り出した。樹木体積は、輪尺で胸高の直径、レーザー距離計で樹高を測定して算出した。
 樹高測定は、樹木の先端にレーザーを当てるが、2年生の河野恵史さんは「どこが先端か見分けるのが難しいが、下川らしい体験ができて楽しい」と体験の感想を話していた。
 また、学校に戻った後、これらのデータと木材1立方メートルの想定価格を基に、林内にある木が全部でどのぐらいの価格になるのかを試算。さらに、伐採、木材搬出、木を育てる費用などを差し引いて残る利益を割り出した。
 この結果、利益が残らない状況となり、林業の抱える課題や国産木材の価値を高めることの大切さを実感していた。

(写真=学校林の面積や樹木体積を調査した生徒たち)

[ 2013-06-21-19:00 ]

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