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2013年4月30

戦争の道具見せることに疑問
武装パレード中止を求める会・名寄駐屯地へ要請書

 【名寄】「名寄駐屯地60周年武装市中パレードの中止を求める会」(佐々木憲一代表)による申し入れが30日に同駐屯地正門前で行われ、佐々木代表が武装パレード中止を求める要請書を駐屯地隊員に手渡した。
 同駐屯地が今年で創立60周年を迎えるため、6月16日に記念行事の開催を計画。これを受け、「名寄駐屯地創立60周年記念行事協賛会」(会長・加藤剛士名寄地方自衛隊協力会長)は、3月に駐屯地を訪れ記念行事の市街地開催を要請。その一環で市中パレードが計画されている。
 これに対して市民有志は、加藤市長に武装パレード中止を求める要望活動を行ってきたが、より強力に運動を展開することなどを目的に、4月24日、名寄駐屯地60周年(武装)パレードを考える会、連合北海道名寄地区連合会、平和運動フォーラム名寄支部、名寄地区高齢・退職者団体連合、社会民主党名寄総支部、新社会党名寄支部、民主党名寄ブロックの7団体が結集し、中止を求める会を結成した。
 武装市中パレード中止の申し入れでは、佐々木代表ら5人が同駐屯地を訪問し、「災害派遣活動をはじめ、各種イベントなど自衛隊の地域に対する貢献は理解している。しかし、戦争の道具を見せながらの行進に疑問を感じる。武装市中パレードの中止を強く求める」と要請。冨澤歩名寄駐屯地司令業務室広報班長は「要請書を預かり司令へ届けたい」と受け取った。
 同駐屯地は、6月16日に南広場での災害救助模擬訓練なども披露する考えで、「市中での訓練展示などを通じ、自衛隊とあまり接する機会のない市民の方々にも、日ごろの自衛隊活動を知ってもらえる機会にしたいのだが」としている。

(写真=武装市中パレード中止の要請書を手渡す佐々木代表)

[ 2013-04-30-19:00 ]


残雪の森林風景満喫
トロッコ王国美深が開国・初日は全国各地から来国

 【美深】観光名所として人気の高い町内仁宇布の「トロッコ王国美深」が、27日午前9時に開国。初日は東京都や埼玉県に加え、道内各地から38人が来国し、残雪の森林風景を楽しみながら風を切って駆け抜ける爽快感を味わった。
 同王国は、美深町観光の一翼を担っているNPO法人トロッコ王国美深(橋本秀昭理事長)が運営。昭和60年に全線廃止となった旧国鉄美幸線一部(旧仁宇布駅〜高広の滝付近)約5キロを修復し、平成10年7月にエンジン付きトロッコ運行をスタートさせた。
 同日正午からの開国セレモニーで、橋本理事長が「仁宇布地域には多くの観光資源があり、その中でもトロッコ王国は美深町観光の目玉と自負している。きょうは新緑の中を走るトロッコを楽しんでほしい」と挨拶した。
 初日は、全国各地の観光客をはじめ、山村留学生が通う仁宇布小中学校の児童生徒らが次々と入国。トロッコに揺られながら樹木のトンネルをくぐったり、川のせせらぎも楽しんで往復10`を走り抜けた。
 なお、本年度はトロッコ20台を運行。10月20日までの174日間まで運営し、受付時間は午前9時から午後4時まで(7月14日〜8月20日までは午前8時〜午後5時)。入国料金は、大人(中学生以上)2人以上の場合1人1200円、1人の場合1500円。子供(小学生)は600円で、幼児は無料となっている。

(写真=風を切って走る爽快感を味わった来国者たち)

[ 2013-04-30-19:00 ]


雪を踏みしめ汗流す
下川ピヤシリ登山・斜面では尻滑りを楽しむ

 【下川】下川山岳会(加茂清会長)主催の第47回町民ピヤシリ登山会が29日に公民館前集合で開かれた。
 ピヤシリ山は標高986・6メートル。登山会は、雪の残る山登りを楽しんでもらおうと毎年開催しており、今回は地元の町民をはじめ、名寄、士別などから48人が参加した。
 今年は積雪が多いため、バスでの移動は登山口の1キロ手前まで。そこから先は徒歩で進み、登山口到着後、本格的な山登りを開始。あたり一面はいまだに、残雪による銀世界広がっており、雪を踏みしめながら山頂を目指した。
 しかし、今年の登山はあいにくの曇り空で、時々、雨や雪が降る悪天候に。加えて、前日の降雪で雪が積もっており、新雪をズボズボと踏みしめながら、急な斜面を越えて汗を流した。
 また、道中でクマの足跡が発見され、クマのうなり声を耳にした参加者もおり、警戒しながら先を目指した。
 途中、辺りが霧によって視界が悪くなり、ピヤシリ湿原を越えた辺りで登山を中断。昼食をとって記念撮影をした後、下山した。下山中は急斜面を利用してビニールで尻滑り。子供も大人も雪が残る山ならではのスリルを楽しんでいた。

(写真=積雪を踏みしめてピヤシリ山を登った参加者たち)

[ 2013-04-30-19:00 ]


家族も訪れて足跡追う
なよろ市立天文台・木原秀雄氏没後20周年記念展

 【名寄】「木原秀雄氏没後20周年記念展」が、26日まで市立天文台展示ホールで開かれており、名寄の天文学の礎を築いた木原氏の観測記録、天体写真など数多くの業績を残した資料が並んでいる。開催初日の4月27日には、木原氏の長女で美深在住の松久玲子さん、三女で名寄在住の高谷恵美子さんが訪ね、父の足跡を追った。
 木原氏は東京で生まれで、大正7年に名寄へ移り住んだ。その後、教員の道へ進み、昭和15年に旧制名寄中学校(現在の名寄高校)に数学教師として赴任。同17年に自作で望遠鏡を作成し、同18年に名寄で皆既日食、同23年に礼文島で金環日食の観測に成功。さらに太陽表面の観測を続けてきた。また、35年に第1回名寄市文化賞を受賞。48年には木原天文台を開設。平成4年に名寄市へ寄贈するまで市民に開放し、広く天文普及活動に尽力した。翌5年4月に83歳で亡くなった。
 記念展では、普段は公開していない木原氏の功績を示すさまざまな所蔵品や観測記録、天体写真などを展示。自作で木製の15センチ反射式望遠鏡をはじめ、旧木原天文台で使用された25センチ反射式望遠鏡や還暦祝いで家族から贈られた望遠鏡、天体写真撮影で用いたカメラ、金環日食の軌跡や太陽表面の黒点記録スケッチ。この他、昭和42年の皆既月食や同55年の金星食といった天体写真など数多くの資料を見ることができる。また、当時の新聞記事に加え、テレビ番組出演の映像も放映されており、木原氏の活躍をうかがうことができる。
 記念展の開催初日となった4月27日には、長女の玲子さんと三女の恵美子さんが訪れ、父の軌跡をたどりながら展示品を観賞し、「父は天気が良いか、星が出ているか―と常に気にし、星はダイヤモンドよりきれいだ―と言っていました。旅行することもなく毎日、家にいて記録し続けていました。皆さんのご協力があって出来た立派な天文台で、いろいろな展示をしていただけることに、うれしく思っています」と喜んでいた。

(写真=父の懐かしい品を目にする恵美子さん=左=玲子さん)

[ 2013-04-30-19:00 ]

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